自衛隊よ、核を持つまでは坑道を掘れ!



 例えば、日本は半島や大陸まで届く一発の長距離ミサイルも持っていない。これは本当の話だ。そして勿論、核爆弾も保有していない。
 一方、日本の周辺国、ロシア、中国、北朝鮮は核爆弾を保有している。この、ロシア、中国、北朝鮮は敵国である。このうち、ロシア、中国は核爆弾をミサイルに搭載し、日本の主要都市に照準を定めている。彼らは、その気になれば瞬時に日本を破壊できる。
 日本は無力である。
 安保条約により、米国の核の傘で日本は守られている・・・そういう幻想がある。だが、米国の識者の何人もが、日本の為に、米国が核反撃することは無いと明言している。恐らく、そうなのだろう。仮に米国が日本の為に核を使用することがもしあるとしても、永遠の条約などは無い。どんな条約も、いつかは終わる。以下は産経の記事である。

『「日米安保破棄」 公然と語られ始めた危機に処方箋はあるか [防衛オフレコ放談]
 米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)移設問題が日米同盟の懸案として横たわったまま2012年は明けた。自衛隊OBですら「日米安保破棄を真剣に検討し始めた米国」(元陸将の福山隆氏)という刺激的なタイトルの論文を寄稿するなど、日米安保体制の危機が公然と語られ始めた。背景には、普天間移設の難航に加え、米国の戦略転換に伴い、中国に近すぎる日本から戦力を分散させるという地政学的要因もある。年明けからは、日米双方の新戦略に基づき抑止力と対処能力を擦り合わせる作業も始まる見通しで、安保破棄を杞憂に終わらせるための処方箋は日本が主体性を発揮することに尽きる。
■対中シフトで一致
 米軍は「エア・シー・バトル(ASB=空・海の戦闘)」という構想の検討を本格化させている。冷戦時に欧州で想定した「エア・ランド(陸)・バトル」との違いは一目瞭然で、対処すべき領域が陸地から海上に変わった。中国が進出を加速させる東シナ海南シナ海への戦力投入を念頭に置いている。
 構想では海・空軍の長距離攻撃能力が柱となる。有事の際、弾道ミサイルなどで米軍の「接近阻止」をもくろむ中国に対し遠方から反撃する態勢に移す。海兵隊の緊急展開能力も重視しており、ある政府高官は「海兵隊も運用構想の検討に密接に関与している」と話す。
 自衛隊も昨年末策定の「防衛計画の大綱」で掲げた概念「動的防衛力」に沿い、中国の南西諸島侵攻に備える態勢に移行。手始めとして「ISR」と呼ばれる情報収集・警戒監視・偵察活動を強化する。平成24年度予算案では、与那国島沖縄県)に陸上自衛隊の沿岸監視隊を置くための用地取得費や、低空で侵入する航空機を探知できるE2C早期警戒機を那覇基地に展開させる基盤整備費を盛り込んだ。
 拓殖大大学院の森本敏教授は「ASBもISRを重視している」と指摘。日米は対中シフトに加え、強化すべき能力の方向性も一致している。
■在沖縄米軍にも変化
 ASBにより沖縄に駐留する米軍の運用も見直しが進みそうだ。中国との「前線」にあたる嘉手納基地は弾道ミサイルの脅威にさらされているため、航空戦力を分散させておく誘因が強まる。有事には戦闘機をいったんグアムまで後退させることも視野に入れ、グアムへの訓練移転を増やすとみられる。
 海兵隊についてもオーストラリア駐留を決めたように、中国の弾道ミサイルの射程外に置きつつ、東シナ海南シナ海の広範な地域での事態に即応できる配置を目指す。在沖縄海兵隊南シナ海への展開訓練や東南アジア各国との共同演習を活発化させ、防衛省幹部は「沖縄に定住する形ではなくなる」とみる。
 こうした配置や運用の見直しが進めば、嘉手納基地周辺の騒音や海兵隊訓練が減る。これを沖縄の負担軽減と位置づけ、普天間飛行場の代替施設を名護市辺野古に建設することに理解を得ていくしか、普天間問題の解決の糸口は見当たらないとの見方もある。
 ただ、米軍の戦力分散は南西方面の抑止力低下、ひいては対中シフトの掛け声倒れにつながりかねない。それを防ぐには、陸自海兵隊のような水陸両用機能を強化したり、航空自衛隊が嘉手納基地の防空を担うなど日本の防衛力向上が欠かせない。
 米国の戦略転換に受け身になるのではなく、日本側から抑止力強化と沖縄の負担軽減に向けた具体策を提示する「覚悟」が求められている。(2012.1.1 産経msnニュース)』(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120101/plc12010118010006-n1.htm

 肝心なのは日本の主体的意思の発揮である。日本は、米国にとって見れば、将棋の駒の一つに過ぎない。米国の大戦略の中で便利に使われている取引の材料。そうと知るならば、我が国の安全は、我が国自身の力で守るしかない。
 米国もロシアも中国も、日本に核兵器保有させたくない。だが、だからこそ、日本は何としても核武装する必要がある。それは、日本の権利であり、誰に文句を付けられる筋合いも無い、自由意思の行使だ。
 しかし、妨害は恐らく苛烈を極めるだろう。地球を自由に牛耳りたい世界勢力は、結束して日本に圧力をかけてくる。「日本を目覚めさせるな!」と、・・・だが、意志を固めやり抜かねば、日本の未来は開けない。我が国は属国ではない。たとえ何十年かかっても、絶対にやり遂げねばならないのだ!
 では、日本が核を持つまでの間、日本をどのように守るべきか。その間、核の脅しをかけられたら?
 それには、日本の得意技を生かせばいい。大東亜戦争において、日本陸軍が米国に大損害を与えたのは、硫黄島の坑道戦においてであった。そしてベトナム戦争に於いて、米軍はベトコンの駆使する坑道ゲリラ戦術に敗れた。
 地下深く生息域を作り、反撃戦力を温存すれば、核攻撃によっても戦力の減損を防ぐ事ができる。そして不幸な経験ではあったが、福島原発事故で、自衛隊放射線下で作戦行動できる軍隊に脱皮した。
 シールドマシン(=トンネルボーリングマシンの動画を紹介)によって、バンカーバスターの到達深度より深く日本の地下を掘り抜き、日本列島の全島要塞化をしておけば、日本は核の脅しにも、容易に屈する事の無い国家と成り得るであろう。リアルに物事を考えるのであれば、それが、核保有が完了するまで、日本がやっておかなければならない事である。日本は、直ちに陸上自衛隊に坑道戦のためのシールドマシン部隊を配備し、日本列島要塞化を開始するべきである。
 そして地下要塞の深部にて、対外的には何も宣言せずに、密かに核を持つ努力をするのだ!


硫黄島決戦―付・日本軍地下壕陣地要図    文庫>


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