国民競争して韓国と協力する日本、国民協力して日本と競争する韓国



 最近、ニュースを読むたびに脱力感が増してくる。
 例えば、ソウルの慰安婦博物館開館のニュース。日本統治時代の慰安婦に関する資料などを集めた「戦争と女性の人権博物館」がソウル市内に完成し5日、開館式が行われたとか。在日韓国人の歌手が歌を披露したほか、日本からも市民団体などが参加したそうだ(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120505-00000554-san-int)。
 エッ日本から参加?、ひどい売国奴が居るものだ。良く日本で暮らしていられるよ。もしこれが逆の状況だったら、韓国では暮らしていけないだろう。かの国では、親日は犯罪だからね。
 他にも脱力するニュースはある。韓国で新たに原発2基建設開始のニュース。韓国では、日本にも近い釜山の原発などで、重大事故が隠蔽されたり、稼働中の原子炉に偽造の部品が使われていることが発覚したりするなど、原発をめぐる不祥事が頻発している。しかし、原発をエネルギー政策の基幹とし、輸出の主力商品とする韓国政府の推進政策に変化はなく、新たに原発の建設を開始したという(http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20120504-945405.html)。
 日本の脱原発派は何をしてるのかね。経産省あたりで踊りを踊ってたとかテレビのニュースを見たが、日本の原発は昨日で全部止まっちまった。日本じゃなくて、韓国行って大いに騒げよ。
 それから日本政府が、年内に数百億円規模の韓国国債を初めて購入するというニュース。マニラで3日開かれた日中韓財務相中央銀行総裁会議で、互いの国債を持ち合うことで合意したそうだ(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120504-00000315-yom-bus_all)。
 coffeeさんとこのブログによると「日本政府が韓国の国債を持つことは、ギリシャ国債を持つフランスの銀行やドイツの銀行のようになってしまうということだ。持てば持つほど国債発行国にデフォルトをさせないように支援し続けなければならなくなる。蟻地獄の始まりだ」とのこと(http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-4638.html)。なんてこったい。胃が痛くなる。
 一体全体、どういう事なのか・・・世の中の動きと、自分の感覚とが全く一致しない。まるで悪い夢を見ているようだ。重度のカフカ的な眩暈を覚える状況。
 何故こうなったか・・・一応、簡単に分析して見る。
 一つ思い当たるのは、戦後日本で共有されてきた物語として自虐史観があるということ。この自虐史観は、戦後教育によって日本人に植え付けられ、日本人が共有する物語として、一定の地位を獲得している。未だに自虐史観を信じている強烈に根強い層が存在する(http://dendrodium.blog15.fc2.com/blog-entry-1194.html)。だが、その洗脳は少しずつ解け始めている。coffeeさんのブログを読んだり、或いはたまたま本ブログを見つけてくれた方などは、恐らく洗脳が解けている方だと思う。
 一方、韓国人が共有する物語としては、反日がある。説明するまでも無いだろうが、それは強烈なもので、例えば金完燮という韓国人が「親日派の為の弁明」という題名の日韓関係の歴史本を書いたところ、「死者に対する名誉棄損」やら「外患誘致煽動罪」やら「情報通信網利用促進法違反罪」やらに問われ逮捕され、その後韓国政府により国内軟禁、起訴された(http://www.wdic.org/w/POL/%E8%A6%AA%E6%97%A5%E6%B4%BE%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E5%BC%81%E6%98%8E)。本の内容が親日的だからというのが理由なのだが、日本人から見れば、ごく当たり前の歴史を書いたに過ぎない本なのだ。つまり韓国では、日本と韓国の本当の歴史を語ると、「親日」で逮捕される。強烈に歪んだ言論空間の中で、宗教的とも言える反日物語を韓国民が共有している状態にある。
 さて、そうした状態で日本人=自虐史観と、韓国人=反日が出会う訳だが、ここから先が少し複雑だ。集団としての日本人と、集団としての韓国人が遭遇する状況を想定しよう。その場合、単純に、反日自虐史観が磁石のように引き合って・・・という話にならない。幸か不幸か、日本人は自虐史観で一枚岩になって居ない。自虐史観派(反日日本人)の他に、しっかりとした正しい歴史認識を持っている人(愛国日本人)が一定数存在し、戦後の洗脳教育にも関わらず、集団として一致した物語を完全に共有しては居ないのだ。一方、愚民の韓国人は、完全に反日一色の物語を共有している(準拠集団[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%96%E6%8B%A0%E9%9B%86%E5%9B%A3]が圧倒的に反日韓国人のみ)。
 さてさて、ここまで読んで説明の先が見えた方も居ると思う。
 つまり日本人集団と韓国人集団とが交渉した場合、一定数の批判的勢力を持つ日本側は分裂させられやすい弱点が生じるのに対して、皮肉なことに愚民の韓国側は分裂しにくい強みを持つ。交渉戦術として、相手の内部を分裂させろ、とか、あるいは統治するとき分裂させ対立する集団を作って統治する方が統治しやすいとか、聞いたことがあるであろう。
 過去、自民党時代の日韓関係を思い起こせば、事あるごとに歴史認識問題で大臣の首が飛んだりしていたことを記憶しておられるだろう。つまり異なる見解を持つ準拠集団同士の競争によって、日本側内部では脚の引っ張り合いが生じるのだ。一方、韓国でも、国内では熾烈な政治闘争がある。だが、こと対日政策と言う点においては、あらゆる対立点を越え、反日で一致団結できるのだ。
 つまり、日本人集団と韓国人集団とが出会うと、日本側では反日日本人が韓国人と協力して、愛国日本人に勝とうとする競争が常に生じるのに対し、韓国側にはそのような動きが一切生じない。その結果、日本人集団と韓国人集団とが利益を求めて交渉すればする程、韓国人の協力が得られる反日日本人の方が、愛国日本人より有利になり、日本国内の競争に於いても反日日本人が優位に立つと言う状況が生まれてくる。そういう状況が続くと、今度は、保守派の愛国日本人なのに、韓国と接する時は反日日本人になるという連中も出てくる。
 よく、長い間、日本の強みは単一民族であること、と言われてきた。単一民族が何故強いかと言えば、交渉するとき、一致団結して相手に当たれるからである。これがアフガニスタンとか、イラクとかイランとか、民族や宗教で分裂があると、そうはいかない。イギリスなどがその昔、インド支配などで巧みに行って来たように、部族間に内部分裂を生じさせたりして、分割統治されてしまう。
 かつては単一民族として強かった日本。だが戦後は、その強みを無くすための工作が行われ、日本の破壊が進行してきた。その破壊を止めることさえ出来なかった。それ故の今の日本の弱さである。こうしたマクロ状況を理解できない政治家は、自民党であれ民主党であれ駄目であるから、次の選挙で絶対に落選させなければならない。
 国民一致協力して日本に競争を仕掛けてくる韓国、それに対して国民内部で競争して韓国と協力してしまう日本・・・。この現象は、対北朝鮮、対中国、対米交渉でも常に見られる。悲劇だ。この売国状況を国家として変えられる新しい政治家なり、政治集団が無い限り、私の感じるカフカ的違和感は絶対に無くならないと思う。
 私が極右的な傾向を持つ勢力(マスコミが言うところの極右的は、私の感覚では普通の保守)に大きな共感を感ずるのも正にその理由からである。そしてそれは、マリーヌ・ルペンhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8C%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%B3)を支持しつつあるフランス人が感じている感覚と恐らく同質のものだ。



反日日本人は消えろ!と思う方はクリックお願いします m(_ _)m >

人気ブログランキングへ



核武装Tシャツ>
核武装Tシャツ(白文字)
核武装Tシャツ(白文字)

2,980円



<韓国では発禁書籍>




(リンク)
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-4639.html
http://ochimusya.at.webry.info/201205/article_3.html
http://nihonnococoro.at.webry.info/201205/article_4.html
http://whisper-voice.tracisum.com/?eid=234