北の再突入技術は完成した


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 北朝鮮の新型の弾道ミサイルは、打ち上げ高度2千キロを超えた。
稲田朋美防衛相は14日午前、北朝鮮が同日朝に発射した弾道ミサイルについて「高度が2000キロメートルを超えるものだったと推定される。新型の弾道ミサイルだった可能性がある」と述べた。「2000キロメートルを超える高度は初めてだ」とも語った。防衛省で記者団の取材に応じた。
 稲田氏は、意図的に通常よりも高い角度で打ち上げる「ロフテッド軌道」での発射だった可能性も指摘した。(2017.5.14 産経ニュース)』(http://www.sankei.com/politics/news/170514/plt1705140020-n1.html
 ロフテッド軌道による発射。


 メディアでは、迎撃困難と言う点ばかり強調されているが(迎撃困難な高角度軌道)、今回の打ち上げはもっと重大な意味を持っている。
 高い高度まで打ち上げられるロフテッド軌道の場合、一旦大気圏を突破して再び大気圏に再突入して落下するコースを取る。今回の北朝鮮ミサイルは、高度2000キロメートルまで到達した。
 例えば、国際宇宙ステーションが周回している高度は、僅か400キロメートル(国際宇宙ステーションを肉眼で見よう。軌道やスピードは?)。その5倍もの高度に打ち上げられているのである。
 これは画期的なことだ。
 それだけの高度から落下してミサイルが燃え尽きず海面に到達しているのであれば、北朝鮮は、ICBM完成に不可欠な大気圏再突入技術を獲得した可能性がある。
 大気圏再突入は高度な技術であり、我が国でも実験を繰り返している(こうのとりを有人化せよ!)。もしかすると、北は日本から再突入技術を入手した可能性すらある(北朝鮮ICBMに足りないもの)。
 そしてメディアは、今回の北朝鮮ミサイル実験について成功したと伝えている(日本政府 ミサイル発射は「成功」)。つまり、北朝鮮は再突入技術を完成させたと見られるのだ。
 後は燃料を倍にすれば、北のミサイルは米本土まで届く。それは難しく無い。
 北朝鮮ICBM技術は完成したと見るべきだ。



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