備えておけと言う事


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 北朝鮮を攻撃すれば「信じられない悲劇に」なると米国防長官が語った。
『米NBCテレビは19日、複数の米国防当局者の話として、北朝鮮が14日に発射した新型ミサイル「火星(ファソン)12」に関して、弾頭が宇宙空間から大気圏に再突入する際に燃え尽きなかったと報じた。再突入が成功したとの見方を示したもので、北朝鮮が目指す米本土に届く大陸間弾道ミサイルICBM)の実戦配備に近づいたことを意味する。
 マティス米国防長官は19日の記者会見で、事実関係の確認を避けつつも「極めて高い高度まで上がってから落下しており、北朝鮮は多くを学んだようだ」と語った。
 弾道ミサイルには、大気圏再突入の際、高熱や衝撃から核弾頭を保護する技術が必要となる。北朝鮮は昨年3月、大気圏再突入の実験に成功したと発表したが、韓国や米国は認めていなかった。米側は、北朝鮮によるICBM技術の進歩にさらに警戒を強めることになりそうだ。
 一方、マティス氏は会見で、北朝鮮の核・ミサイル問題を解決する手段としての軍事行動について「信じられない規模での悲劇が起きる」と指摘した。米軍が北朝鮮の関連施設を先制攻撃した場合、反撃によって同盟国の日本や韓国などへの被害が出ることを念頭に発言したものとみられる。
 トランプ政権は「すべての選択肢がテーブルの上にある」として、軍事行動も辞さない構えで北朝鮮に圧力をかけてきた。マティス氏の発言は、軍事行動という選択肢に消極的な立場を示したものだ。マティス氏はまた、日韓や中国などとの協力で、外交的な解決を目指す考えを示した。(2017年5月20日 朝日新聞デジタル)』(http://www.asahi.com/articles/ASK5N2HMWK5NUHBI006.html
 マティスの発言は、内外で北の核問題について外交的解決を示唆した言葉の様に受け取られている。


 だが、私はそうは思わない。これは間違いなく、日本や韓国に覚悟しとけと警告したのだろう。
 アメリカは必ず北朝鮮ICBMを除去する。それは間違いない。
 そして、北の核を排除するのは外交によっては不可能である。金正恩が核を手放す筈が無いと思うからだ。
 そうなると必然的に、事態は既に衝突コースに入っている。
 今のタイミングならまだ、アメリカが北朝鮮を攻撃しても米国には被害が出ない。北のミサイルで破壊されるのは日本や韓国の都市だけで済むのだ(我々には困ったことだが・・・)。アメリカは、北が米本土に届くICBMを完成して量産する前に叩くだろう。
 後は時期の問題なのだ。Xデーは何時なのか?
 今月初めの空爆が回避されたのは、私は日本の支配層の何人かが、空爆に備えた準備を何もしていなくて、米政府高官に泣きを入れたのが理由ではないかと想像している。日本の核シェルター準備はゼロに近いからだ。
 今月初めにアメリカが空爆しなかったのは、それぐらいしか理由が思い浮かばない。
 泡を食った日本の政府高官の家族達は、今頃大急ぎで核シェルターを設置したり、山間部へ疎開したりしているのではないか?
 そう考えると、攻撃が始まるのは、そいつらの避難が終わった頃になる。1、2カ月もあれば引越しくらいできるだろう。だけどシェルター設置には半年くらい時間がかかるかも知れない(核シェルターなど注文急増 北朝鮮脅威で「すぐ付けて」)。
 でもアメリカは半年も待たない気がする。
 いずれ、また危機が来るぞ!



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