過熱するアニサキス報道


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 魚の寄生虫アニサキスに関する報道が最近多い気がする。
『芸能人が食中毒になり、ワイドショーなどでも話題となっているアニサキス。この報道の影響で、魚の売れ行きが落ちてしまったという話も…。一方で加熱しすぎてしまったアニサキスの問題に対し、これまでも魚には当然のようにいたアニサキスなんだから、そんなに騒ぎすぎなくても…」といった声も出はじめています。(2017年5月25日 エキサイトニュース)』(http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20170525/Mamatenna_65265.html
 アニサキスなんて名前こそ有名では無かったものの、魚の寄生虫自体は昔から居た訳で、別に最近の問題ではない。


 何故、突然急に騒がれ出したのか?
 一つ考えられるのが、マグロの漁獲量制限の問題だ。日本に割り当てられたマグロの漁獲量制限枠を、既に突破してしまった事を水産庁が先月報告している(マグロ漁獲量、上限規制超え 国際圧力増すおそれ)。
 これを解決するには、マグロの消費量を減らす必要がある。そうした政策的な理由から、もしかすると意図的にアニサキスに関する情報が撒かれているのではなかろうか?
 それから別の理由としては、世界的な寿司ブームで生魚を食べる文化が各国に広がっている事も背景としてあるだろう。衛生的に魚を流通させる仕組みが無い国にまで生魚食が広がってしまっている。そうした地域では、不衛生な魚が流通しており、中国や韓国、その他海外で生魚を食べた場合、食中毒になる可能性がある(イギリス人医師が、寿司と寄生虫について警告)。
 そうやって気にし始めると、魚を食べるのに抵抗感が出て来るかも知れないが、知っておくべき事実はアニサキスは長期間冷凍されれば死んでしまうということ(アニサキスが冷凍庫で死滅する時間は?温度は家庭用でも大丈夫?)。
 例えば日本で普通に流通しているマグロは、一旦マイナス60℃で保存されたものが殆どである。そうした冷凍マグロの場合、アニサキスは死滅している。仮に入っているのを発見すればキモチワルイと思うかも知れないが、死んでいるアニサキスは食べても栄養になるだけだ。神経質になることは無い。
 冷凍物の魚なら、刺身でもアニサキスを心配する必要は無いのである。



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