2009-02-25 最接近
要するに書籍データのネット配信が始まるということなのだろうが、事がある程度進んだ時点で
日本に同意を求めるあたりが、かのストリートビューの騒動の際に見せたのと同様、いかにも
Googleらしいごり押しなやり方である。しかも日本語解説文(とされているもの)を読んでも、
英語を直訳しただけだからなのか、単に専門用語を知らないだけなのか、とにかく意味がさっぱり
分からない。これでは和解の内容を日本の作家が完全に理解する前に、削除の申し立て期限が
来てしまいそうだ。
■研究
論文書きに集中。睡眠不足のためか、そもそも実力が足りないのか、文章がなかなかまとまらずに
何度も何度も書き直す。焦りはつのるばかり。
来年、我々が主催して研究会をやることになっているらしいが、テーマと呼ぶ人を一緒に考えて
くれないか、と准教授に相談される。まるで文化祭の実行委員になった気分と言うと軽すぎるが、
こういうことを考えるのはなかなか楽しい。
■日々
昨年のノーベル賞授賞者のうちの1人が我々の研究所の元スタッフだということは、以前ここで
書いたことがあると思うが、その方がこれから毎週水曜日は研究所にいらっしゃるとのことで、
今日はその方を囲んで内輪でのささやかなティーパーティーが行われた。スタッフや学生らが
入れ替わり立ち代りサインや握手、記念写真をお願いするなどして、まるで人気芸能人が来たか
のような騒ぎで、近くで見ていて笑えた。ちなみに私はそのどれも欲しがらずに、用意された
ケーキ数個と、その上に載っていた「ノーベル物理学賞受賞おめでとうございます」とチョコで
書かれたクッキーを頬張りつつ、いつかサインをねだる側ではなくねだられる側の人間になろう
などと、身の程知らずな野望を抱いていたのであった。

