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2011-08-17 あらすじ

前のエントリでも書いたように、ドイツからの帰国は11日。約3週間の海外の研究室への滞在は、実は

これまでで最長である。学生のころ学振をもらっていたのだから長期滞在するチャンスはいくらでもあった

のだが、生来の面倒臭がりと人見知りとコミュニケーション能力の欠如のおかげで全くそういう選択肢が

思い浮かばず、気がつくと国内で閉じこもったまま30になっていたというような具合で、これは少なからず

自分の中でコンプレックスとなっていた。まあそれもこの秋からの異動で殆どの人が行く機会のなさそうな

国に移ることで完全に払拭されるのであろうが、今回のドイツ滞在はその良い予行演習になった気がする。

セミナーもさせてもらったし、研究のネタも拾ってこられたし、本場のビールも毎日のように堪能したし、

人脈も作れてまあ成功と言っていいのではないか。やはりこんな私でも、いざ自分の力で何とかしなければ

いけない状況に放り込まれれば、たとえぐだぐだでもそれなりのやり方で切り抜けられるものである。

唯一困っていることといえば、航空費、宿泊費、日当を全て小切手で渡され、指定された銀行にて全額

キャッシュにしたのはいいものの、今のタイミングですぐに全て円に戻す気にもならず、帰国後もほぼ

そのままにしていることである。あと数年はこのままという話だし、どうにかならないものか。


帰国したのは午前中だったのだが、さすがにその日の晩に高校の友人らと飲み会、翌日から3日連続で

サマソニに参加したのは相当の体力を要した。おそらくドイツでさんざん暴飲暴食した結果増大した体重

もこの怒涛のスケジュール(それも完全に遊びだが)の結果一気に振り出しに戻ったことだろう。毎年、

サマソニでは食べるのを忘れるぐらいはしゃいでいるし、それが炎天下であればなおさらだ。これだから

誰かと一緒にフェスに行くのは相手に悪くて憚られるのである。

とりあえず3日間でのベストアクトは13日のトリのTHE STROKESで決まり。それまでもわりと愛聴していた

バンドであったが、ライブの良さはまた別格であった。ガレージロックの旗手だのなんだのと言われていた

彼らだが、もはやそんなカテゴリー分けがあほらしくなるくらい確固たる個性を確立し、他のフォロワー

がとても追いつけないところまで上り詰めた、そんな印象を改めて受けた。

ソニマニのBOOM BOOM SATELLITES, PRIMAL SCREAM, Underworldも良かったし、先月あまりにも突然

この世を去ったレイ・ハラカミと矢野顕子のユニット、yanokamiのステージも大変感動したし、その他

全ては挙げられないが、期待はずれのアクトは全く無かった。飛び抜けていたステージこそないものの、

全編通してこのクオリティならまた来年も一時帰国してまで参加したくなる。

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