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2007-10-16

メディアに欠けている、本当は必要な唯一のものは取材対象に対する敬意

初音ミク取材問題を見て思う。未だにメディアは自分たちの意見が世間を動かすとか、自分たちの分析が正しく見える社会を作りたいとか思っているようだ。そりゃあある意味当然の話で、社会に対する影響力が営業力なのですから。

つんく云々の話にしても放送メディアがプロデュース的内幕を面白いものとして視聴者に提示してきたことが土壌になってアイマスとか初音ミクが結果として売れたことにならないと困るわけですよ。つまり、テレビの影響以外でモノが売れたら困る。かろうじてタイアップなんかで影響力を確保しているけれど、でもいつまでもこのままではいれない。別に人々が自分の目で選び始めた訳でもない。影響力がシフトしだしているだけだ。それが判るだけに躍起になっている。

でも、新しい影響力をもつモノたちに共通しているのは(本当に価値があるかというと必ずしもそうではないものがあるにせよ)リスペクトの姿勢だ。ここに関しては消費者もそのメッセージを読みとっていると思う。そしてこれは中抜き産業にとっては結構な脅威だ。社会がクリエーターへの直接利益還元を志向しているというのは。著作権法改正問題もこの流れの上にあるのだろう。

いずれにしてもクリエーターに敬意を持たないメディアはやがて捨てられる。社会が正しく進化するなら手段でしかない存在が力を持ち続けることは有り得ない。手段は常に入れ替わり続けるものだ。そのことを自覚し長期的視野から活動できるのであれば既存のテレビ局の生き残りの道もあるだろう。

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