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2007-10-19

キモいとかキモくないとか

ベートーベンとかさ、ゴッホとか、キモいでしょ。キモすぎ。あんなの自己の肥大化の極みじゃん。あとさ、アーティストがインタビューで曲に対する想いとか語っちゃってるの。もう見てらんない。

何かを表現することって少なからずキモさをはらんでいる。そんなのに真正面から向き合っちゃったらキモくて何も表現できませんよ。極めて写実的なことしかできないわけで、まあもしかしたらそんな自己規制的なキモさの抑制によって形式美的な芸術が出来たのかも知れないけれど、そのキモさから脱却した自分偉い的な成果物を作り上げたことそのものがやっぱり少なからずキモいわけで。キモさスパイラルには終わりがありません。

あまりにもあからさまにそうした欲求の存在をWebというオープンな場に公開するというのは、人間の姿勢として恥知らずに過ぎるのではないかというようにも思えます。

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だから別にこういうブーメラン的な記述をしてしまうことも人間の性としては当然ですし、例外なくキモいわけですが、どっちかというと「オープンな場」の問題ではなくて、(何度か述べているように)到達力・伝達力の問題で、テレビでしゃべるアーティスト並みの広がりを期せずしてゲットしてしまったことによって、過剰なまでの「キモい」認定をされてしまう、と言う不幸な現実は脇の甘さとして片付けてしまうには既に日常に広がりすぎてしまったブログと言う存在とその書き手にとっては酷な要求でしょう。

でも、自己表現とは本質的にはキモいってことを考えたら無闇に他人に対してのキモさを表明することもないと思うのですけれどもね。だって表明していることが既にキモいわけで…何と言うブーメラン!

そんなわけで、みんな自分のキモさになんて向き合わずに自由に書けばよいと思うのです。

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