Hatena::ブログ(Diary)

novtan別館 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2008-03-25

tumblrダメかもって思った瞬間

書いたエントリのいわゆる「名言」的部分だけが抜き取られてreblogされていき、その部分だけについて展開される批判の言葉を見たとき。元エントリを読んでいるかどうかすら怪しい。

もっとも、言葉が独り歩きすること自体は仕方がないと思っているけれどもね。

「容疑者のカバンに携帯ゲーム機が入っていた」とか得意げに書く報道機関に存在意義なし

タイトルで全てを言い尽くしてしまった…

よかったね入っているのA新聞とかじゃなくて。

荻窪界隈

練馬区辺りから都心に出るパスとしては、西武線で池袋や高田馬場に回るか、バスなどで中央線まで出るか、であり、僕にとってのパスは池袋か阿佐ヶ谷or荻窪だった。昔は土日も阿佐ヶ谷に快速が止まっていたのだが止まらなくなって久しい。

今でこそ閑静な高級住宅街であるけれども、元々は郊外ののどかな農村的な町。文士村的な部分もあり、古い家はこじんまりとした平屋建てのものが多い。そこそこの大きい土地が相続で切り売りされ、細いコンクリの一戸建てやマンションに変わっていく様を見て、仕方がないことと思いつつも土地政策・相続税についてのいくつか割り切れない思いを新たにする。

f:id:NOV1975:20080323095254j:image

井伏鱒二邸。工事中。高校通学のときに毎日通っていた道。これは多分改装というか修理のためなのだろうけれども、こういった家が少しずつ減ってきている。町が変わりゆくのは仕方がないことだけれども、なんだかせせこましくなったな、という印象は拭えない。

高円寺のPAL商店街で「ちょっと昔の高円寺」写真展をやっていた。ちょっと昔といっても戦後すぐ〜昭和40年代というのはもうはるかな昔だろうと思う。中央線が高架じゃなかったんだよ?信じられます?

少し町の風景を集めてみようかな、と思う今日この頃。

SI関連業界の諸君、共感してないで学生を呼び込もう!

わかりやすいたとえ話でダメ事例を紹介し、上流工程の大切さと、SEに求められるもの、そこを頑張って改善していけばきっと全体が楽になる(といっても、可能性が上がる、だとは思いますが)からね、というわりと前向きな学生向けの話をしたつもりだったのですが、「あーあるあるwww」な同業者の反応ばかりだったことに僕は絶望すべきなのかどうか迷っています(苦笑

SI業界を目指す君達へ贈る「何故システム開発はテンパるのか」 - novtan別館で展開したたとえ話はとても一般的なたとえだと思っていたのですが、意外とウケが良かったのにもびっくりです。

さて、学生諸君にSI業界の恐怖を垣間見せてしまったとしたら、それは僕にも責任の一端があるので、頂いたコメント、ブクマ等もネタにしつつ、いくつかフォローエントリをたてていきたいと思っています。本日はイントロ的に。

システム開発の流動性と下請け

システム開発が建設にたとえられる理由の一つに、「モノを作るときにだけ大量の人数が必要」という点があります。つまり、元請け、下請け、さらに下請け…という構成ですね。これが発生する理由は開発の仕事は年中ありますが、元請けの会社がずっと継続して開発の部分を請け負える保証はありません。だから、工事の人足は別に集めることでコストのリスクを回避しています。開発要員は他の会社の仕事も請け負うことで労働者市場としては流動性が高まりますが、その一方で2重3重のピンはねが発生したり意思の疎通が不十分なままの丸投げが起こったりするわけです。

そして、元請の会社は丸投げ体質を身につけると技術がなくなっていきます。結果として、お客さんとの交渉力も設計力もないところが元請を行うことで、プロジェクト破滅へ一歩近づくわけです。

ところが、近年、システムの社会的な影響や様々な事件をきっかけに、厳しくなっているセキュリティーの問題や、大企業なんかは元々はシステム部が持っていた業務を絡めた技術知識がどんどんSI企業側に流出していく、SI企業側も下請けに流出していく、という構造的な問題を大きな課題と捉える向きが増えてきました。また、(通称)下請法ができたことにより、下請けを使うことへの制約も大きくなってきています。

そこで、システム開発の内製回帰(つまり、できるだけ企業内で頑張る)や、再委託禁止(請負先に多重の丸投げをさせない)という傾向が出始めています。これは、必ずしも良いことではなく、優秀なフリーエンジニアの雇用を阻害したり、システム部門やSI企業が人材を抱えるリスクを負担するということがマイナス要素です。それでも、本来決めるべき立場の人が、きちんと技術を持った上で、決めていく、という点においては正常化であるし、無駄に長いパスを通らないことで意思の疎通はスムーズになると思います。

単価下げ要請の中で、こうしたリスクまで抱えるのは正直辛いですが、偽装派遣に近い労働状態が、きちんとした請負になることで改善されていく(つまり、人月、ではなく成果に対しての報酬にきちんとなっていく)ことも期待されます。一見悪徳会社が社員をこき使って利益を上げる構図にも見えなくはありませんが、成果が出ないと儲けどころか損害賠償行きですし、どこも正規雇用を拡大しなければならないので、今まで以上に「イヤなら辞める」が通用する世界になるかも知れません。

SI企業としては、実力と関係次第では大ベンダーと組んで、あるいは、押しのけてポジションを確保する機会でもあります。もっとも先日某元政府系巨大SIerに酷い目に合わされましたが。ビジネスの仁義を守らないと腐ってくよホント。

若干希望的観測が入ってはいますが、そういうわけで、開発に携わる人という観点での正常化は今後進んでいくと思っていますし、それによって今までわりと分散していた責任がきちんと問われることにもなります。でも他の業種に比べていい加減すぎたのではという部分もありますし、むしろきちんと決まりごとがあればそれに従うことが一つの指針にもなります。

このあたりの話としていただいたコメントは別途項目立てして議論したいと思います。

ネットでは、SI関係者の愚痴が目立つ

目指す人も、従事している人も、ウェブのそれなりにヘビーな利用者であることは想像できますよね。なので、愚痴を目にする割合も比較的高いはずです。でも、大学の後輩のカード会社のやつとか、デベロッパーの奴の話を聞くと、どうも局所的にはともかく、定常的には僕よりはるかに大変な仕事をしている(過労死しないか心配)ようです。とはいえ、SI業界の悪いところは、巻き込まれ型で不幸になる人がそれなりにいることで、数多のデスマーチプロジェクトが存在する以上は、犠牲者も数多。その点の愚痴ばかり言うのではなく、きちんと現実側の改善を少しずつ進めていく。ウェブで物申す技術者みんなが戦えるプロジェクトリーダー足らんと頑張れば、きっと明るい未来が待っているし、そういう気概を持った人に就職して欲しいとも思っています。

正直なところ、志がないと難しい業界かな、とは思っていますけれども、まだまだ我々の手で世界を変える余地がたくさんあるということでもあります。SE諸君も学生に対して前向きな話をするorDieですよ!頑張りましょう!

宿題

幾人かに紹介いただいたコレ。

http://www.dashiblog.com/blog/archives/000140.html

もう四年も前に紹介されたものですが未だにあまり洒落にならない、実感を伴って迫ってくる絵ですね。

さてこの絵には重大な欠陥があります。我々SEはこれを見て大いに反省しなければならないのです。まあ、この絵が真実って訳じゃありませんが、実はそうなんじゃないか、と思わせるところもあります。

さて、なんのことでしょう。