雑誌「ITアーキテクト」のHPにRSSがない!

ITアーキテクトって雑誌は薄くて高い(まあIDGは全般にそうだけど)んだけど、中身は結構面白い。ひょんなことからHPにたどり着いたんだけど、記事を掲載したりしてくれるみたいで、毎号買う気にならない僕としては喜ばしい限り。
しかし。RSSがないのだ…おいおいIT系だろ君たちは。IDGの中でもTECH WORLDとComputer WorldにはRSSがあるのは逐次配信ニュースメディアということで差をつけてるのか、更新頻度が少ないことを予言しているのか。
でも僕にはアンテナがあるのでした。ああ便利便利。

VISAデビッドの注意点

もともとクレジットカード嫌いだったんですよね。何でかって言うと、手持ちの現金以上に買えちゃうから。ご利用は計画的にしたって引き落とされるの何ヶ月かあとだからさあ、そのときたまたま金なかったら大変じゃん?
でもネットで決済する機会が増えたってのと、様々な提携って大抵年会費無料か無料的特典があるし、あんまり抵抗なくなっちゃった。というわけで、結構色々作って持っているんだけど、作れなかったこともないのであまり関係ない話ではあります。が、金融系システムの仕事をしているので仕掛けには興味津々。実際に使用している人の日記が目についたのを機に色々調べてみたよ。

とりあえず3つしか試してないけど、ネット系は全然問題無さそう。
デビットはできる子。

救世主VISAデビットが届いたのでさっそく使ってみた - てきとうらいふ

元々海外(アメリカ?)のクレジットカードは最初は口座残高分のデビッド(チェックカード)で、実績を積むと与信枠後払いのクレジットカードになる、というのが主流ですから、その仕掛けを持ってきた以上、普通のクレジットカードと決済できるものは違わないとは思います。が。
http://www.heiwaboke.net/2ch/unkar02.php/life9.2ch.net/credit/1181984733

372 :名無しさん@ご利用は計画的に[sage]:2007/08/22(水) 12:31:03 
VISAデビとしての流通性つーか実用性では、UC開放のイーの連戦連勝で現時点では勝負有ったかと 
思われたが・・・ 
ネットショッピングで2点以上注文しての一部在庫切れなどの場合に、注文時に引き落とされた上、 
確定時に規約に書いてあるように差額のみの精算(この場合は差額返金)どころか、訂正後の金額で 
再度全額引き落とされ、その返金が電話連絡してもえらい時間かかる模様。 
利用日記スレに報告されてる。 
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/credit/1185725197/853-856 
ちなみにスルガの場合、電話連絡するとすぐに返金してくれ、確定分は請求有り次第、再度全額 
引き落としとなる。 これはスルガの方が客に対して親切且つ良心的。 イーには善処求めたい! 

373 :名無しさん@ご利用は計画的に[]:2007/08/22(水) 15:23:49 
ところで残高不足でデビット決済ができなかったら(即時決済でなく遅れて決済されるとき) 
メールで決済不能の通知があってから30日たっても決済できなかったときは会員資格取り消し、カード返却 
ということをカスタマーサービスの人が言っていたからその時点でブラックリスト入りということで 
まちがいないんでないかい。 

602 :名無しさん@ご利用は計画的に[sage]:2007/11/04(日) 21:42:53 
今回の改悪はイーマネカ(VISAデビ)利用促進の為とか言ってるけど 
自分は二重引落としの被害に遭いました(専スレもありますね) 

要するに、ショップ側が「VISAカードによる引落としなのか、VISAデビによる引落としなのか 
識別するシステムを未導入の為」に起こる事で。 
識別システム導入もタダではないので、Yahoo!の店子ショップ初め 
ソロ店舗の多くは未導入だと思います。 

2回目の引落とし分は、黙ってても1ヶ月半前後でイーバンク口座に払い戻しされますが 
自分は結構高額だったので、慌ててショップ側に確認→キャンセルデータを上げてもらい、 
イーバンクのデスクに電話した所(20分待ち)、イーマネカ関係の担当者は数人しかおらず 
5時間後に漸く折り返しの電話→「キャンセルデータがVISA側で確認できるのは明日」との事 
→翌日電話するも不在→翌々日に漸く担当者に繋がり、データ確認できますたとの事。 
→その一週間後に、漸く返金されて、もうクタクタでした。 

もう二度とイーバンクマネーカードを使う気にはなれません。 

こんな話もある。定期的な料金の引き落としや、注文確定しない商品の購入なんかは結構こういった事態が起こる可能性がある、ということには注意しなければならないですね。とにかく、一時的に口座にお金が足りなくなる、という事態は購入金額ぎりぎりの線で残高をキープしていると頻繁に起こりえる感じです。
あと、盗まれたら口座の残高まではさくっと使われそう。即時決済なので止める暇ないから保険的な契約がちゃんとないと危ないですね。まあ、これはキャッシュカードも同じなんだけど、クレカと同じ管理体制だろうから、スキミングとかネットショップから流出みたいな、銀行口座についているデビッドでは起きない被害もあることでしょう。
オーソリでトラブると非常に面倒なことになりそうなので、その力、過信すべからず。

付箋紙は進化する!

これ面白いw

この新しい付せん紙「Quickies」はどこに貼ったのか、何を書いたのかが検索可能で、さらに書いた内容についてリマインダーとして携帯電話へ予定通知させたり、メッセージを送ることが可能とのこと。

書いた内容を検索可能で、どこに貼ったのかもわかる付せん紙「Quickies」 - GIGAZINE


しかしこれ、何かを思い起こさせられますな…そうだ、これだ!
screenshot
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………
いやね、こういうアナログとデジタルを上手く結びつけて両方の世界で便利になるようにしようぜ的な発想ってのはずーっとあって、繰り返し繰り返しチャレンジしては破れてきたデバイスな気がします。今までの失敗はなんでかっていうと、結局のところ、ポータビリティーの問題なんだと思う。こいつが今までのとちょっと違うとしたら、あまり意識しないでも連携できるところかも知れません。

さらに、電話中などに相手の名前を電話番号をメモした場合、自動的にそれらがアドレス帳に登録される、といったことも可能。
あと、両親などがパソコンや携帯電話を使っておらず、用事は付せん紙などに書いて連絡してくるといった場合についても、自動的に書いてもらった内容が携帯電話に送信されるといったこともできるようです。

書いた内容を検索可能で、どこに貼ったのかもわかる付せん紙「Quickies」 - GIGAZINE

アナログ情報とデジタル情報の両方の管理をしなければならないとなると非常に面倒で、そういう意味ではパイオニア的存在のCrossPadはちょっとめんどくさかった。にしても、後者はどうやって…付箋紙を受け取らないといかんって事かな。つまり、おうちで用事を仰せつかるとき、その付箋紙に書いてねってことか。でも使ってもらうためには、他の用途のときも同じ付箋紙使わないと習慣付かないし、PC等と連携しないのにRFIDつきの付箋紙を使うのは勿体無いね。
場所ってのはどうやって検出するのかなあ。相対的な位置なら受信機を動かしてしまったらご破算?なかなか謎の多いデバイスですが、MITが作っているものだけにちょっと期待。もっともMITの連中のやることと来たら部屋から自動販売機ハックとかそういうのばっかりだからなあ…

匿名での対話と居酒屋の違い

良く匿名Webの話でたとえられるのが、居酒屋での雑談。これは僕もやった。ここには一つ大事な話があって、それは、決して「わからないだろうから放言すること」についてのたとえではない事だ。つまり、「居酒屋の会話はその場に居合わせた人も聞き流す。だから、冗談だろうと倫理にもとる話であっても問題にはならない。匿名も同じようなもので、相手が誰だがわからないから問題にならない」というような話ではないって事。
そうではなくて、結果として話されている対象の匿名性(これは人だったり仕事だったりその他のものだったりするけど)が保たれることが重要なわけ。最近では居酒屋で大事な仕事の話をしたら情報セキュリティー的に問題になる(ISMS的にも問題)ということを口を酸っぱくして言われている会社員の人も多いことでしょう。
じゃあ、その手のことなんてしゃべらなきゃいいじゃないって話は、確かにある。敏感な向きからすると、そのことは表現の自由に反していることなのかもしれない。
匿名である理由の一つには、こういうこともあるんだと思う。社会的な責任から逸脱しない範囲で、書きたいことを書くための手段として。だから、匿名言論は守りたいのだ。もちろん、限界はある。見る人が見たらわかっちゃうことを書くときは、それが見る人に見られてもいいのかどうかは吟味しなきゃならないし、匿名で書くといっても限界はある。でも、少なくとも、ある程度他者に配慮するときに匿名で書くことが一つの大きな手段ではありうる。
仕事に関する体験事例なんてのを書くときに、A社とかいってイニシャルにしても書いている人のパーソナリティーが明らかな場合、自然とわかってしまうことがあったりする。もちろん、書く内容から類推されることはあるかもしれないけれども。
じゃあ実名では何が書けるの、といったら書けるものが書けますとしか言いようがないんだけど、その書けるものというのは書いてよいかどうかを多角的に判断して出た結論に応じたアウトプットな訳です。何でも書けるぜ俺はという人にとってはその書くことが自分の生き方の損益勘定に照らして十分にプラスであるという結論によって導き出されたものだからでしょう。そして、計算を間違って情報漏洩で処分される人だっているわけです。ちなみに、この種の話で「じゃあ匿名なら情報漏洩にならないの」という問いがありますが、もちろん、特定できる形で書いてしまったらなりますよね。匿名だから何でも書けるものではなく、ただ、正体をぼやかすことができると言う点で実名より書ける幅が広いだけです。
つまり、匿名実名のそれぞれには得意とする分野が合って、そこで上手く住み分けることも、ボーダーレスにやることも可能です。一番気をつけなければならないのは他者(というのは書いている人同士というよりは、第三者)への配慮です。特に実名で実体験的なものを書く場合、その登場人物たちの顔がはっきり見えるわけですから、それが仁義に反しないのかどうかということを良く考える必要があると思います。

Europian Brass Band Championships 2008結果

いつの間にかChampionshipsに戻っていたEBBCが今年も終わりました。以下結果。

European Championships from Stavanger, Norway
1. Cory, Dr. Robert Childs, 10/10, 99(1)+95(3)=194 own choice:Music for Battle Creek, Philip Sparke
2. Grimethorpe Colliery, A. Withington, 2/1, 97(2)+97(2)=194 own choice:Vienna Nights, Philip Wilby
3. Brass Band Willebroek, Frans Violet, 3/8, 88(9)+98(1)=186 own choice:Music for Battle Creek, Philip Sparke
4. Brass Band Fribourg, Arsene Duc, 6/11, 95(3)+90(7)=185 own choice:Vienna Nights, Philip Wilby
5. Stavanger, Garry Cutt, 4/7, 92(5)+93(5)=185 own choice:Music of the Spheres, Philip Sparke
6. Brass Band Buizingen, Luc Vertommen, 8/5, 91(6)+94(4)=185 own choice:Concerto Grosso, Derek Bourgeois
7. Brass Band Lyngby Taarbaek, C. Schmiedescamp, 9/6, 94(4)+89(8)=183 own choice:Apocalypse, Derek Bourgeois
8. Brass Band De Waldsang, Rieks van der Velde, 7/9, 90(7)+88(9)=178 own choice:Music for Battle Creek, Philip Sparke
9. Stockholm, Kent Jonsson, 5/4, 86(11)+92(6)=178 own choice:The Year of the Dragon, Philip Sparke
10. Oberoesterreich Brass Band, Hans Buchegger, 11/3, 89(8)+86(10)=175 own choice:Dreams, Bertrand Moren 
11. Kirkintilloch, Howard Taylor, 1/2, 87(10)+84(11)=171 own choice:Music of the Spheres, Philip Sparke

地元Stavangerは縦横無尽に動き回るバンドとして有名ですが、実力もかなりのもの。残念ながら優勝はできなかったみたい。ハットトリックがかかっていたWillebroekは課題曲不調(9位だもんね)で残念な3位。こうしてみると、上位2バンドが圧倒的な点数。あとはみんな180点台以下ですね。
今年のCDには何が入るんでしょうか。楽しみ。

保証しません、は建前

僕の前いた現場でも「WinXPSP2でIE6.0SP2以外は保証しません。」的なことはやっていた。銀行とかお役所みたいなところは、悪質なクレーマー対策的な面もあって、また、コンプライアンスというものが厳しく適用されるせいで、「保証しないけど多分動くよ」なんてことは口が裂けても言えないのでした。

ブラウザはInternet Explorer 6以外は内容を保証しない」との文字が…
Firefoxは言うに及ばず、IE 7もダメらしい。よくいっている意味が分からないがどうやらそういうことらしい。
もうなんというかね、システム管理者、仕事しろよと。あなたは給料をもらって、一体、何をやっているのかと。何を管理しているのかと。

http://browserjs.blog102.fc2.com/blog-entry-668.html

そういう意味では、ブラウザごとの挙動の違いマジ勘弁、なわけです。エンターキー押したらボタン押したことになっちゃったよどうしてくれる的な話を何とかするには種々のブラウザの挙動の違いに対して説明なんてできないわけ。何しろ自分がどのブラウザ使っているかすら興味ない人たち相手だしね。だから、これしか使えません、というのは免罪符として意味を持つ。保証していないものを使って上手く動かない(まあ、大抵のものは上手く動く)場合、それをこちらの責任にされてもかなわないわけ。かといって、全部のブラウザに対応するためのコストというのは、膨大なものです。何しろ全ブラウザ全OSの組み合わせで全画面全フロー(は言い過ぎかも)テストしないと怒られるからね。どこに?ちょっとでも問題があったときに金融庁とかから。
昔はもっとおおらかだったのです。でも、インターネットバンキングとかは、今や最重要システムとして、ATMと同じような、長期間止まったら新聞にも載るし査察の対象にもなってしまうものになってしまったのです。危ない橋は渡れない。だから、絶対に建前としての保証ブラウザを崩すことはないでしょう。
記憶に新しい話としては、Vistaでセキュリティーの設定が変わってActive Xとかの挙動が変わったせいで、ベリサインのクライアント証明書を発行する際のスクリプトが動かなくなったことがある。これはベリサインMicrosoftでバトってた。Microsoft曰く、仕様なんだけど、微妙にバクっぽいところもあって。
こういうのにいちいち対応するわけにもいかないのです。不便を強いるのはわかってもいるんだけどね。決して仕事をしていないわけではありません。管理できない対象を管理しないだけのことなのです。