ぬるオタは歴史から抹消されているのか

タイトルだけ見て「ああ、語られないライトオタは昔からいたということを言いたいのだろう」と思って読んだらちょっと違った。

タイトルで「ぬるオタ」と書いたのは正確には間違っている。要するに「オタク文化も消費するサブカル系の人間」のことだ。しかし、オタク文化にどっぷり浸かっているガチな人間からはそういう人間が「ぬるい」と捉えられるのは事実である。
まず、オタク文化をライトに消費する「オサレ」な層がいきなり現れたかというのは間違っている。急に出現したかのように感じるのは錯覚だ。

超ライトオタクは誕生していない。ぬるオタが歴史から抹消されている

サブカルとオタの対立の話だったw
実際どうかなあ。サブカルってのは「最先端走ってるぜちょっとずれているのがいいんだぜここがエッジだぜ」みたいな感覚があって、オサレかどうかは良くわからないけど、一般人(というのもどこからどこまでという話になりかねない印象論だけど)からみて、十分にキモいんじゃないかと思ったりする。サブカルとオタクの差ってなんだろう。そもそもサブカル自体が「オサレに消費」されうる本質を持っているわけではないと思うんだけど、そういう意味ではサブカルの本流もオタであり、オサレに侵食されているのだと見えなくもない。
でも、そもそもオタが対象にするものも、サブカルが対象にするものも、それぞれの特権的な所有物ではない普通のもので、ただ、通常では考えられないほど無意味にどっぷり嵌っていたり、捉え方が右斜め45度であることによってオタやサブカルになるのだ、とそう思っていた。いや、そのへん関係の知識はないので単なる印象ね。
鉄オタとかそういうの見ていても、鉄道そのものはファンはいっぱいいるし、ちょっと路線に詳しい人もいっぱいいるし、そういう人が鉄ちゃんとからかわれると全力で否定したりとかそんな感じ。記念品に鉄道グッズを買うこと自体がオタの所業ではないし、何かこう、逸脱したものが必要なんだけど、じゃあ鉄道グッズを買ったら鉄オタに「お前はライトオタだ」と言われることもなく鉄オタは自らの道をただ行くだけだろう、と思うんだよなあ。
マンガ・アニメ、特に萌え系みたいなのは、その商品そのものがオタのためのものだったりすることがあるのかな。だとしたら、それを手にした時点でオタであることを強制され、ぬるいと罵倒されるのかなあ。だとしたら、増田のいうこともわからんではないと思ったりする。
マンガ・アニメの濃いファンは僕らの世代にはたくさんいると思うけど、だからといってオタでもライトオタでもないと思うんだよなあ。オタクであることにコミットし、オタとしてものが語れることをその人生とする決意のある人間に対してのみ、ライトであるという罵倒?が通用するんじゃないかな。単に「好き」である一般人にライトオタのレッテルを貼っても一般人はびくともしない。
スターウォーズでSFに嵌ってさあ、ああいうメカとかいいよねえ」
スターウォーズがSFだと?あれはSFじゃなくてなあ。そもそもあのデザインの…くどくど」
「あーはいはい。私が悪うござんした」
ライトであるのはこだわりがないからで、こだわりがない人をオタクの端くれに加えるのかという話なのかもね。

丸いサトイモ

一人暮らしをはじめてから、外食するときに少し、ほんの少しw豪華な頼み方をすることが多くなりました。実家のときはたぶん他の家からすると異様な点数が出てきていましたけど、一人暮らしだとあまりいろいろは食べないので外食のときくらいは、と。
で、ほんの少しの中には某チェーン店で味噌汁を豚汁にしてみたり、というのもありますw
最近思うに、コンビニの煮物とかもそうだけど、サトイモが丸い。家でサトイモを食べるときはたいてい多面体または円錐というかフラスコというかなんというか型ですが、外食すると球なことが多いです。これってそういう品種があるのかそれとも丸くくりぬく業務用機械があるのか。
なんとなく釈然としない思いを抱きつつ食べるのでした。