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2012-01-05

ソーシャルメディアはヤラセの巣窟である

テレビで紹介されるのなんてヤラセじゃん、ブームの想像じゃんといって私達が手に入れた新しいメディア、ソーシャルメディアは比較的真実性があるという印象があると思いますが、結局のところ、ソーシャルメディア上でのヤラセ行為が閾値を超えると同調圧力により「いいね!」ってことになって結果としてS/N比が下がる結果になりますね。別にヤラセじゃなくても芸能人がブログでいいねってやったらそのまま流行ったりしてね。

価格比較サイト大手、カカクコムが運営する人気グルメサイト「食べログ」で、金銭を受け取って飲食店に好意的な口コミを投稿するなどし、ランキングを上げようとする「やらせ業者」が水面下で活動していることが4日、分かった。同社は昨年末時点で39業者を特定。評価システムの改良など対策を強化し、悪質な業者に対しては法的措置も検討する。

「食べログ」にやらせ投稿 カカクコムが法的措置も  :日本経済新聞

Googleの検索結果がSEO対策とやらでノイズにまみれたのもそうですが、システムが(不正をしないという)善意に頼っている限りは、悪意の存在には太刀打ち出来ない。そもそも、マーケティングができてしまう時点で多かれ少なかれ、特定の向きからのバイアスがかかるわけで。

とまれ、実際の問題として業者が介在し始めるとめんどっちいのは確かだ。これがまだプラスの話だからいいけど、ライバル店を中傷することまで請け負っちゃったりしたら(それはリスクが高いからやらないだろうけど)どうなるんだろうね。

さて、食べログみたいなサイトが力を持つと、当然そこで批判されるということはお店にとって痛い、ということになりますから、批判に対して中傷だ訴えるぞという声も上がるでしょう。お客さんの逆恨みでひどい事を書き込まれることもあるでしょう。ユーザー側からしてみれば、ネガティブな話こそ聞きたい核心だったりしますが、お店にしてはたまったもんじゃない。単なる口コミサイトで終わっていればよいけれども、ほとんど格付けランキング状態になってきたらそうもいってられない。

こういうずるいやり方を排除するのももちろん大事かと思いますが、ここまで大きくなってしまった以上、完全にユーザー頼みではなく、その真実性の調査(特にネガティブな話において)をどうやって行なっていくかが課題なんじゃないかと思ったりします。

いずれにせよ、もはやソーシャルメディアだからといって従前のメディアに比べて真実性をもっている、とは思わないほうがよいんじゃないかと思います。

なんか、だんだんウェブが単なる従来メディアの代替になりつつあってさみしい今日この頃。

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