ユニクロの目指す社会とはなんだろう

例えば、「年収100万でもしかたない」となったときに、年収100万庶民のモデルはどんなイメージなんだろう。大企業の経営者に搾取され、格差の耐えられない重さに人生に絶望し、町は活気を失い、社会が停滞して、SF小説だったらまっさきに打倒される対象になるだろう悪の経営者が横暴の限りを尽くす社会を目指しているんだろうか。
そもそも、安くていい品を売って社会を明るくしよう、という話ではなかったのか。
国際競争がどうのこうのというけれども、じゃあ勝った先には何が残るの?そういうビジョンがあっていっているのかな?
もしそうだとしたら、今からでも打倒すべき悪の化身だと思わざるをえないし、そうじゃないのであれば、早く目を覚ましてほしい。「国際競争に勝ち抜く」が「俺が幸せになればそれでいい」であるならば、それは当然批判されるよね。労働者の搾取だから。