「科学者は嘘をつく」はまさに至言!

ええ、ええ。そうですとも!

私が伝えたいのは、科学者は嘘をつく、ということです。

理由はどうであれ、真実を伝えない科学者は存在します。科学的な知識を持つことが重要です。不可能なことではないのですから。

私が伝えたいのは「科学者は嘘をつく」ということです | カレイドスコープ

そうですよね!

理由はどうであれです!なんか金で買われたとか企業の手先とかそういう文言が上に踊っていますが理由はどうあれです。金で買われてなくても、あるいは一見分からない利権のために、嘘をつく科学者もいます(厳密に言うと、100%の嘘をつく科学者はあまりいない。100%正しいと言い切らないのと同様の慎重な言い回しで、99%意味が無いことを可能性はあると言うことが多い)。

科学的な知識を持つことが本当に重要ですね。で、その科学的な知識の正しさは誰が担保してくれるんだっけ…

えっと、リンク先は2011年のエントリなのでいまさらですが、ブクマで上がってきたのでタイムリーに批判しておきます。

つまりね、これは「オマエモナー」っていう話でしかありませんね。この人が正しい科学者であることを担保してくれる人はだれなんでしょう。科学的な知識を持った自分?その知識に照らして正しいか判断することで本当にいいのでしょうか。

よくこの手の言い回しが隠蔽しているのは、「自分の頭で考えた」と思っている人がその実、ある特定の人がインプットした不公正なデータを用いた理論を単に信じているだけという不都合な真実です。自分の頭で考えるのはそれこそ「不可能なことではない」というレベルの現実的には不可能なことであることがままありますね。結局のところ、答えを出す能力よりは、提示されたものが不公正なものではないことを見ぬくだけの最低限の科学知識が必要です。それだけ。

この記事には、「原発を語る学者たちは、自ら権威を捨て去り、それを聴く私たちも学者たちの権威や人気などというマヤカシに捕らわれないようにしなければなりません。」なることが書かれていますが、ここで登場するパズビー氏というのはさも国際公的機関であるかのような名前の団体の代表という肩書で科学者としての信頼性が疑われるような発言を繰り返してきたような人物です。