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2014-01-24

「脱成長」とは何か軽く調べてみた

細川「元首相」都知事候補が「脱成長」と演説して話題です。はじめて聞いたな脱成長。

検索してみると…意外と使われていて本まで出ていますな…21世紀初頭にフランスの思想家が提唱している。デクロワサンス(Decroisance)。

脱成長の道―分かち合いの社会を創る

脱成長の道―分かち合いの社会を創る

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セルジュ・ラトゥーシュ等の脱成長論によれば、人類の生存のために私たちがまずすべきことは、際限なき経済成長という価値観からの脱出である。では、脱成長のパラダイムは、持続可能な社会をどのような手続きで描くのか。歴史哲学の再編、倫理の再構築、民主主義の深化の3点から検討する

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経済成長を軸にした社会のパラダイムを転換していくことが必要、ということですな。

細川「元首相」護煕候補が言っていることもこの話から大きくズレているわけではなさそうなので、文化人として脱成長の思想に触れていることは間違いなさそうです。

日本の政治で残念なのはしかし、言う方も聞く方もこういう話をあんまり踏まえた話ができないことにありますよね。「脱成長wwアホかwww」という反応が多いのは残念で、それなりの人数が「ああ、ラトゥーシュね」って反応するくらいじゃないといけないわけですよ。語りかける方も、そういうすでに提示されている概念であることを示さなきゃならないとは思うんですよね。

とはいえ、僕もその言葉を知らなかったというのは残念です。こういう社会哲学を知っておくことは政治を語る上では結構大事なんだと思うんですが、結局のところ政策で経済よりにシフトした話になってしまうのでなかなか触れる機会もないですよね。

その話に賛同するかどうかはおいといて、こういう機会に新しい考え方に触れてみるというのはいいことなんじゃないかと思います。