2010-01-29 今住んでる町について
以下は、加入してる親睦団体の会報(10月号)に寄稿した原稿。
この会は国際結婚している日本人の互助団体みたいなものだ。
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ニューヨーク市といっても、とっても広いです。
僕の住むアストリア地域をご紹介しますね。
市は5つの区(マンハッタン、ブルックリン、ブロンクス、クイーンズ、スタッテンアイランド)に別れます。
わが町アストリアはクイーンズ区にあります。
イーストリバーという川を挟んで、マンハッタンに隣接しているのがアストリアです。
市の地図をご存知の方には、「マンハッタン島の東側の対岸です」といえばお分かりいただけるかもしれません。
通勤されている方には便利な地域だと思います。
首都圏までだいたい20〜30分程度の近さなのです。
マンハッタンに入れば地下を走る電車も、このあたりでは7駅とも高架上を走っています。
遠くにエンパイア・ステート・ビルディングも見えます。
もしくは大きな意味で「地中海諸国」のひとたちの多い町として知られているはずです。
一番の名物はギリシア料理レストランです。マンハッタンからもお客さんが食べに来ています。
日本食屋さんもとても多いです。たしかに両方ともシーフードのメニューが多いですし、
味付けもシンプルなので似ている気がしますね。
うちの娘が通う公立小学校では、毎年、保護者たちが自分たちの出身国の料理やダンス・歌や演奏などを紹介するお祭りがあります。
カルチャーナイトといいます。先生方も協力して下さいますがPTAの主導です。
イタリア・ギリシアや南米諸国、そしてアフリカン・アメリカンの料理のほかに、
トルコ・エジプト・イラン・イラク・イエメン・インド・バングラディッシュ・ネパール・
チベット・アフガニスタン・キプロス・旧ユーゴスラビア諸国・キューバなどから出品されていました。
こうした出し物は、すべて同国人同士が協力しないとできませんから、
これだけのバラエティに溢れた国・民族・宗教の人たちが住んでいるのだと思います。
ちなみに小学2年生のうちの娘にはいま仲良しさんが3人いるそうです。
ネパール経由でニューヨークに移民したチベット人、エジプト、そしてトルコ人の女の子だそうです。
去年(08年)の年末から、僕と娘は週末に空手道場に通っています。
まったくの未経験者です。
道場行きのバスはアストリア内の大通りを南下します。
テコンドー・空手・タイボクシング・ブラジリアン柔術・ボクシングなど格闘技のジムがいたるところにあります。
空手の先生曰く、ニューヨークで空手をしているのは大半が子供たちだそうですから、
格闘技系のジムがたくさん栄えているのも子供の数が多いからかもしれません。
家族全員で習うご家庭が多いので、うちの妻もいつか始めてしまうかもしれません(笑)。
ダンスやヨガ関係のスタジオも随分あります。
“ブロードウェイ”が近いからでしょうか?
チェコスロバキア・コミュニティセンターというものもあります。
そこでは新体操も教えているとのこと。
ちなみにうちの娘は2週間前から、女性向けの“現代ヒップホップ”教室にも通いだしました。
大通りではいろんなお店がどんどんつぶれていますが、気がつけば新しいお店がまたオープンしています。
この生命力こそがわが町の魅力ですね。
ところが、日本でいう学習塾・予備校というものをまだひとつしか見かけたことがありません。
そこも気がつくと店じまいしていました。
公立小学校の1年生から留年する子供がいる町です。
みなさん家庭教師を雇ったり、ご両親自ら子供の宿題の面倒を見ているのでしょうね。
うちは夫婦で毎晩フーフー言ってますが(笑)。
その一方で、去年のカルチャーナイトに初参加し、浴衣と法被姿でお好み焼きを初クック・初サーブした僕ら家族は、
「来年はお寿司に挑戦だね」と“お気楽に”話し合っているところでもあります。