受講生のみなさんのコミュニケーション活動がいよいよ活発になってきた。
ソーシャル・ネットワーキング・サイト「mixi」では、「コミュニティー」を作って、授業中に提案された議論の種を育てている。
言わずもがなだが、ネットをうまく利用するためには「ネチケット」(最近はメディアリテラシーと言い換えてるのかな)が必要となる。
特に最近は個人情報の保護についての一般的な意識が高まっているので、不特定多数が参照することができる情報への個人情報の公開には、今まで以上に気を使う。社会常識がある人(あると思っている人)が思わぬトラブルを招いたり、巻き込んだりするのが、ネット・コミュニケーションの怖いところだ。
コミュニケーションを学ぶ受講生の皆さんが、どのぐらいのリテラシーを持っているのか、びくびくしながらのぞいているのだが、さっそく管理人さんがコミュニティー・ルールを設定し、参加者に通知してくれたようだ。
受講生の皆さんは、そのほかにも、メーリングリストも活用しているらしい。

我がCoSTEPでは、個人が気軽に発信できるコミュニケーションツールとして、
事件だといっては、選挙だといっては注目を集めるブログに注目し、
「ブログ・コミュニケーション」なる授業を計画している。

講師は北大きっての?人気ブロガー「5号館を出ておやじ」さん。そのつぶやきおやじさんが、自分のブログでCoSTEP受講生でブログを作っている人に集合をかけてくれた。「集まれCoSTEP」
現在、このブログも入れて、7つのブログが名乗りを上げている。11月19日の授業までにどのぐらいの数の受講生のブログが誕生するか。ブログのネット・ワーキングが何か面白い化学変化をおこしてくれるか、楽しみだ。

どのブログも個性的で面白いのだが、「科学技術コミュニケーターになりたい」さんのこの記事は、受講生の皆さんが毎回の講義授業で課されている「ミニ」レポートが、実際は「へヴィー」レポートであることを知らせてくれて、教員側には非常に参考になった。

大学では一般的に、休講や補講など、全部の学生に通知をしたいことを、物理的に設置してある掲示板に貼りだすことで、通知しているらしい。(北大はそうしている)。ほぼ一週間に2回しか大学に来ないCoSTEPの受講生の皆さんに、どのように連絡事項を周知徹底すればいいのか、我々教員は頭を悩ませている。一斉メールで皆さんに連絡をだしても、何らかの理由で届かないということが実際におきてしまっている。今後は、ネット上に掲示板を設置して、そちらを各自見に行ってもらうという方法を検討している。