証券会社って大変なのね・・・

ナンチャッテ屋に、ふらっと立ち寄ってくれたのがご縁で、用もないのに顔を出す若い男性がいまする
今春、大学を卒業したばかりの男の子で、知名度的には野村証券の次くらいに有名な証券会社に就職しているそうです。仮にS君としておきましょう。


ナンチャッテ屋の店先に座って、あれこれ株の話をしていってくれるんだけど、何と言っても、ナンチャッテヤ屋のオーナーである母は、およそ殖財というものに興味のない人。
きっぱりと母から株を買う気も運用する気も無いことを告げられても、なんだかんだとナンチャッテ屋に顔を出してくれます。


たまたまナンチャッテが店番をしていたときに、S君と話をする機会がありました。
五月から外回りをスタートさせて、未だに一件の口座も開設してくれるお客さんに出会っていない・・・というちょっとばかり深刻な話をしておりました。
確かに、銀行の口座なら、もう少し気軽に開いてくれるお客さんもあるかもしれません。
だけど、株式に投資して運用を!といわれても、株をやった経験がない人間には、ものすごく敷居が高そうであることは想像に難くないですよ。


去年から運用をスタートしたNISAに関しては、当初は若者に気軽に株式への投資をしてもらうというのが目的だったようですが、蓋を開けると、65歳以上の年代の方が占める割合が非常に高いんだとか。
若い者には、余分なお金なんて、なかなか無いってことでしょうか。
なんだかんだいって、日本の65歳以上は、お金を持っているってことですかね。


S君が、まずは一人目のお客さんを開拓できるといいなぁ、と全くの赤の他人ですが、ちょっと応援しています。