なのはなテレビ

ここは、しづはのブログです。

お伊勢参り

ようやくサクラの花がほころび始めたころ、伊勢神宮をお詣りしてきました!
生まれて初めてのお伊勢参りです。
初日、まずは伊勢市駅に到着〜。想像していたより、こじんまりとした地方駅でした。大きな建物もすくなく、シャッターを下ろしたお店ばかりなのが意外でした。日本でいちばんの神宮門前町が、なんだかさみしい有様です。
伊勢市駅近鉄線に乗りかえて初めに斎宮を見学してきました。

わたくしは、斎宮というのはうらぶれた庵のようなものだとばかりおもっていました。いわゆる野々宮です。
とんでもありません。
なんと、都のサブスタイル。都をちょっちだけちいさくしたようなもの。規模も東西2キロクラス。そこに都に匹敵する庁舎が作られ、500人以上が務めていたとか。斎王というのは、伊勢神宮をお祀りするための、天皇の名代のようなものですから、考えたらこれくらいの威厳を保たなければいけないことがわかります。
わたくしは、倭葉というネットワークネームを使っていますので、倭姫命には親近感を覚えています。倭姫宮斎宮から離れた内宮の近くにあります。こちらは翌日訪れました。




斎宮から伊勢市駅に戻り、外宮にお詣りする前に、外宮を目指す一般の人々の流れからはずれて別宮(べつぐう、わけみや)のひとつ、月夜見宮さまをお詣りしました。アマテラスさまの弟君、ツキヨミノミコトをお祀りしている神社さん。

そのあと外宮にお詣りするわけですが、メインの参道は大通りじゃありません。クルマやバスが通る大通りでも外宮に行かれますが、これはあくまでもクルマの道なので、歩いて行くひとは、いちど駅まで戻り、そこから改めてスタートすることをおすすめします。駅前広場におおきな鳥居があるので、ここからスタートしてください。

人の数はすくない。それなりにいますが、内宮に比べたらぜんぜんすくない。両方、お詣りしたからいえますが、外宮の人気は内宮ほどではないのだなと感じました。受け取れる気は、外宮だってすごいのに。神域に入ってからは、すうっと涼しい風が吹いてまいります。芳しい木の香りがします。花粉症のわたくしですが、神域に入ってからはマスクを取っていました。樹齢何百年という巨木の杉の木が立っているというのに。ぜんぜん気になりませんでした。
ご正殿にお詣りするまえ、まず風宮でびゅうっと悪い物を吹き飛ばしていただきます。昨今のパワースポットブームのせいなのかどうか、別宮や摂社末社にいたるまで、参拝者の数は絶えません。いいことだとおもいます。そしてこれも昨今のパワースポットブームのおかげなのか、巨木の幹に抱きつく女性を多数見かけました。手のひらをふれる人は枚挙に暇がない。わたくしはまったくそういうった霊感がないので傍観してますけど、シベールも木にナイフを突き立てて、なにか聞いていたことを思いだし、我が身の無力さを嘆いています。今回の旅は瑠璃を連れていかなかったので、あの子の感想を聞けなかったのが残念。

外宮でお詣りしたとき、あちらから風が吹いてきて、とても気持ちが良かった。
豊受大神さまは、丹後地方から連れてこられました。籠神社さんにも行ってみたくなるではないですか!
もう、日本の過去にいったい何が起こったの?
日本史は知れば知るほどですね。