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http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20370105,00.htm
この20年、違法コピーが先に蔓延していたゲームソフト業界がどれだけ口をすっぱくして同じことを言ってきたか。俺も何年も前から散々書いたよ。そしてあきらめた。
テレビ業界の人も、もう何言っても無駄だからあきらめたほうがいいと思う。
事はモラルの問題でも、視聴者の思いやりの矛先が間違っていることの問題でもない。
本音を「タダで見たい!」に置いてる人に、タダで見る道具が渡ってしまった以上、モラル感覚や熟慮のすべては「タダで見ることの正当化」に向いてしまうんだよ。
言ってることは全部正しいけど、全部言っても無駄なことだ。どれだけその論理が正しく、相手をすっかり論破したとしても、向こうはただ黙ればいいだけだ。「本音」を別においているのだから、そちらの修正などありえないだろう。
コンテンツは、クリエイターにとっては生きる糧だけど、視聴者にとっては一時の娯楽なのだ。「私財を投げうって」(対価という感覚が消えている人からするとこうなる)まで救済に本気になってくれる人は少ない。
http://d.hatena.ne.jp/NaokiTakahashi/20071030#p1
中間業者に搾取されているコンテンツ製作者が「仮にいたとして」、それを消費者が違法コピーによって救い出したことなど「一度もない」。でも、そんなことは消費者側の立論には関係ないんだよ。倫理的エクスキューズなんだから。
俺たちが相手にすべきはユーザーの倫理観ではなく、ユーザーの本音なのだ。
彼らがいくらまでなら出すのか、どんな仕組みにならお金を払うのか。その見極めだ。
http://d.hatena.ne.jp/NaokiTakahashi/20071030#p2
これでコンテンツ業界が沈むというのなら、それはユーザーの選択だから仕方がない。大衆商業アートは、その価値評価を一般消費者に委ねているのだから。