勝手な希望

昨日ブログのB姓話題から、夕べ我が家に遊びに来た友達らと
「フランス系の苗字で好きなものは?」の話になり、
みんな相方はフランス系なのにも関わらず言いたい放題であった。
「カタカナにした時にもカッコイイ苗字っていいよね〜」
「なんかさ、日本人から勘違いされそうな苗字って結構恥ずかしいかも」
「でもフランス語ではこうなので、って説明しちゃえばそれまでなんじゃないの?」
「でも言う度に変な顔されたりするのって困るじゃん」
「発音し難いのも嫌われそう、ってか覚えられそうに無いよね、きっと」
「まあねえ、じゃぁ何て苗字がいいと思う?」
フォーレ、とかラフォーレとかいいなあ」
「ナルはブログでメルローズがいいって言ってたよね」
「違う、ベルローズ」
「私はシャって音で始まるのが繊細そうでいいなあ」
「シャーレ、とか?」
シャンパーニュもカッコイイよね」
「シャルティエなんて惜しいよね、あ、一文字違いでカルチエなのにって」
「カルチエって苗字あるの?」
「あるよ、一応。すごく少ないらしいけど」
「シャネルは?」
ケベックには無いって。でもよく猫にシャネルって付ける人多いよね、ケベックって」
「シャネルがよく分かってないからじゃないの?」
「言えてる。シャネルっていうと5番しか知らないって言う人いるもんね。19番があるなんてそんなの嘘だって言われたし」
「ブランドに疎いよね〜、ケベック人は」
「フランス系なのに残念だよね」・・・・
どんどん話は脱線して行く。
ファーストネームで好きなのは?」
「取りあえずフランス系の名前っていいんじゃないの?全体的に」
「どんな冴えないオヤジでもジャン・ピエールとかいうから格好つくよね」
「相手の名前呼ぶ時にフランソワとかアントワーヌとかって映画に出て来そうで、それでいいなってグラッと来て結婚しちゃったようなもんよ、私なんか」
「Rの入っている名前をちゃんとフランス語的に発音すると映画みたいになるかもね、確かに。ピエールとかリシャールとかね」
「ミシェルとかレイモンも好き」
「ええ?レイモンってちょっとジジイじゃない?」
「痰の絡んだようなじいさんでルネなんて可愛い名前も許せない」
「そんな、可哀想に〜仕方ないじゃん」・・・・
言いたい放題のまま、夜は更ける。

ノルマ

時々学校から子供たちが商品の販売を依頼される時がある。
この収益金が学校運営に使われるということなのだが。
時にはオレンジ、時にはチョコレート、時にはグレープフルーツ、
そして今年はハンドソープである。250mlで約400円。安くは無いでしょ?
 生徒1人に14本ずつノルマが課せられる。
 ラベンダー、リンゴ、メロン、柑橘の4種類。
子供に販売させるなんて一種の労働違反なのでは?と息子に尋ねると、非営利団体が背景にある場合は、法律ギリギリのところで見逃し可能な面があるのではないかとのこと。
毎年、日本の両親が殆どを買い上げてくれる。孫可愛さに尽きるのか。
学校のクラス内には、一番売り上げの良かった人は…などという張り紙がされる。まるで日本の保険の外交や営業マン成績アップ評価表みたいではないか。もちろん販売するか否かは個人の自由だ。全く売らないで、全商品丸ごと学校に返却しても、それでイジメられるとかそんなことはないのである。

U2 Yahweh 薬物中毒撲滅を願う


映像は関係なく、音楽だけ聴いて下さい。
薬物中毒で入院している彼のために祈ります。


薬物中毒の状態をずっと目の当たりにして来た。
どんなに恐ろしいものか…。
最後は命取りとなる可能性がある。
決してカッコイイものではないのだ。
脳の働きは正常・異常を繰り返しながら次第に異常だけで占められて行く。
常に吐き気が付きまとうので、食事を満足に摂れないからどんどん痩せ細って行く。
食べる傍から全部吐いてしまう。
便器に摑まって血まで吐くのだ。
その苦しむ痩せ細った背中をずっと擦って来た。
もし習慣化したら、もう二度と、一生止めることは出来ないのだ。
止めることよりも死を選ぶ患者が大半だ。
意識が朦朧として来て、最後には呼吸困難を起こして死に至る。
死に向かおうとしている彼を私の力で食い止めることは可能だろうか。