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戸隠地質化石博物館の日記

2017-04-25

別世界・・・

17:54 | 別世界・・・のブックマークコメント

大型連休を前に、博物館のチラシやポスターを配りに、

戸隠神社方面へ出かけました。



サクラが咲く、標高750mの博物館を出て、

920mの戸隠支所周辺は、サクラがようやく咲き始め。

コブシの白がきれいでした。



1100mの宝光社、1200mの中社と進むと、

建物の裏など、日影にはまだ雪があります。


そして、越水ペンションや奥社の入り口まで行くと・・・


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しっかり雪!!【*゚д゚*】


多い多い、とは聞いていましたが、ここまであるとは・・・


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鏡池もまだ白いです!!



参道沿いや森林植物園の中など、

歩くところはしっかり除雪がしてありますが、

ぬかるみも多いので要注意です!



それでも、水の流れがあるところはだいぶ融けて

水芭蕉わずかに顔を出しているところもありました。

5月に入れば、花が咲き進むでしょうか?


戸隠の広さ(標高差)を実感する季節です・・・



夕方博物館に戻ってきて、サクラを見てほっとしてしまいました^^

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ウメサクラの共演です。

2017-04-23

春探し

16:59 | 春探しのブックマークコメント

本年度、最初の野外行事は、恒例となりました「春探し」です!


集まってくれたのは、

年長から小学4年生までの男の子たち(!)と、そのお父さんお母さん。

背中に背負われた赤ちゃんけが唯一の女の子^^)


朝、気温が氷点下まで下がったので肌寒い中でのスタートとなりました。

静岡から駆け付けたご家族は、

「こんなに寒いとは!」と驚いていらっしゃいましたが、

地層見学コースを歩きだせば、陽ざしがあったので、どんどん体がぽかぽかに^^


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年代男の子たちが集まっているからか、

ノリがよくて、みんなどんどんハイテンションになっていきます


そんな子どもたちはいろんな宝物を見つけてくれました!

きれいなハンミョウ

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ヤマドリの長い尾羽

クリやどんぐり

カエルの卵

シカの骨

ダニがついた(!)カナヘビ

青く光るシジミチョウ

  などなど・・・



もちろんお目当ての化石宝石もしっかり探しました。

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弁当を食べた丘の上からは、北アルプス武田菱の雪形もくっきり!

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あのアルプスから

200万年以上前に流れてきた石を今日見ているんだ・・・

という学芸員の話もありました。



おかげさまで天気にも恵まれ、

行事を無事終えることができました。

今年度も、みなさんと楽しく過ごせるよう願っています

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2017-04-22

当館のサクラも…

16:17 | 当館のサクラも…のブックマークコメント

本日、当館のサクラソメイヨシノ)も開花です。

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ちょっと遅いのかな?と、開館以来取り続けている開花記録をあたってみました。

2009年は、4月15日

2010年  4月26日

2011年  4月27日

2012年  4月26日

2013年  4月17日

2014年  4月22日

2015年  4月19日

2016年  4月13日

2017年  4月22日

こうしてみると、標準的な開花日なのかもしれません。

来週の中頃あたりが、満開となるのでしょうか?

もう一度、花見がしたいという方、ぜひ当館までお出かけください。



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また、ひっそりとトガクシソウも咲きだしました。

チューリップも満開になりつつあります。


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市街地よりも遅い春、ウメサクラも、

一緒に見ることのできる贅沢な時間をぜひ!

2017-04-21

守り神??

17:49 | 守り神??のブックマークコメント

昨日の夕方博物館へかかってきた電話は、

家にカケス死体があるからもらってもらえるか、との内容でした。


帰りにそのかたの家へ寄ってみると、

まず説明されたのは、前の日の夜におこった事件


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強風で、家の裏のスギの木が倒れてしまったとのこと。


運よく、家や車には被害がでなかったそうですが、

次の日、そのスギの木の幹や枝を切って片付けていたら、

その枝の中からカケス死体が出てきたそうです!



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倒れる時に、家や車にあたらないよう、自らの身をなげうって?


いやいや、

それにしては、傷などの外傷はなく、とってもきれいなカケスです。


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特徴的な青い羽も美しい!



もしかして、寝ていた木が急に倒れて、ショックで!?

鳥なのに、そんなことある??


いずれにせよ、家主の希望もあり、

「家を守ったカケス」として、はく製にさせていただこうと思います。




サクラはもう少し!!

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およおよ 2017/04/21 21:28 カケスブルー美しい!!スノーシューくらいから鳥が気になり始めています。剥製楽しみにしています!!!

NaturalhistoryNaturalhistory 2017/04/22 17:09 私も、個人的にカケスブルーが大好きなのです。
あの青から黒へのグラデーション、どのようにして生まれたのか、
とても気になります。

2017-04-20

つながる

17:32 | つながるのブックマークコメント

先日、ローカル新聞書道についての連載コーナーに、

特徴的な文字を見つけました。

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善光寺界隈の建物看板やお寺の玉垣にあるそうです。

書いたのは、東京の薬屋の主人、守田宝丹(ほうたん、1841〜1912)で、

明治26〜27年のことだそうです。



実はこの右肩下がりの変わった文字を、

現在博物館企画展の中にも見ることができます。

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明治39年に戸隠神社で売り出した薬の袋です。



左側の表書きには「戸隠山 小児一切 御霊薬」の文字

たたまれたときに内側になる、右側にはその由来と処方の仕方が書いてありました。


右下のくせのある自体がこの、宝丹のものです。

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この人物は、江戸末期からベストセラーとなる薬「宝丹」を販売して

莫大な財産を築くのですが、公共事業寄付したり、

特徴的な書を書くことや古銭収集家としても有名です。

また、新聞広告を出した元祖とも言われていて、

さまざま業界で知られた人です。


展示にあたって、この薬の袋の文字を、

古文書がよめるかたにお願いして解読してもらいました。

すると、戸隠に古くから伝わる霊薬(歯痛、腹痛、眼病にも効く万能薬!)が

煎じ薬だったのですが、それを宝丹が丸薬に加工して、携帯販売に便利にした。

さらに、東京のお店で取りついで、全国各地に販売した、とありました!



当時としては画期的なできごとだったはずですが、

漢方薬で、何を材料にした薬なのでしょうか^^;?



戸隠と宝丹との関係は、他にもあるので、

また別の機会にご紹介したいと思います。



にわかに、ちょっとした宝丹ブームが起きています。


ちなみに、宝丹という薬は現在上野で売られていますよ^^