日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆抗日勝利70周年/痛々しいプーチン大統領

 <祝抗日勝利70周年>と題し、世界五十ヶ国の首脳を向かえての軍事パレードは華々しくも執り行われ、自己満足度合いも九割方納まり、漢民族中国の習近平国家主席のみならず、元国家主席であり現上海政府の頭領でもある江沢民もまた、習近平に厚く持て成され、傍らに侍る事で自己満足の溜飲を下げた様だか、ニュースとは言え、軍事的威圧を含むキンピカなる軍事パレードを見せ付けられると、やはり、此の成金国家とでも言うべきか、はたまた、漢民族中国を表象する共産主義一党独裁国家と言うべきかは扨て措くとしても、権威主義を感じさせる趣味の悪い振る舞いを、而も、五十ヶ国もの国家首脳(代理代行を含む)を集めて開催する何ぞは、反日70年の戦勝記念とは言え首を傾げたくなる様は如何ともし難きもの、況してや、実際の戦争勝利者たる宣言資格を有する、対日戦争に当たりながらも劣勢に推移した”国民党蒋介石一派の中国”に繋がるものではなく、どちらかと言えば、当時の米軍に因って、対日戦争の為に武器弾薬を大量に供給されながら、最後の最後まで、日本軍との死闘を演ずる事はせずに力を温存、米国がもたらした日本軍の敗戦と撤退の隙に乗じて、中国共産党を率いた毛沢東軍は「国共合作」を破り、踵を返して国民党の蒋介石一派に銃口を向け、遂には追い詰め、台湾(島)国へと、対日勝利を掲げる権利を持つ(本来の)中国政府を追い遣って終ったのである。

 大体が、日本国に拠る、漢民族中国等に対する、無謀とも言える身を張って為す対欧米植民地主義者排除の実力行使に因る直接行動が無ければ、現に見られる、米国に次ぐ、世界経済第二位の地位を築く事になったり、何千万人もの漢民族が、邦貨換算数百万円から数兆円にまで至る、莫大なる個人資産を築き上げるなど有り得もしなかった事、本より、日本帝国に因る、直接的にする列強排除に向けた実力行使は誉められたものではなく、無きに済めば、今以上に速く経済発展や政治の進展をすら遂げていたのかも知れないが、異なる見方をすれば、有色人種群が住まう北東アジア域内黄色人種群は、未だに、欧米白色人種群に因る隷属の民として被植民地化に置かれ、其処等中に、ネギッ洟を垂らした子供達を見る事など在り得ない等の、誰しもが断定し得る場面こそが全く無いのである。

 軍事力を誇示する中で、故毛沢東に替わる共産党赤軍の頭領を務める習近平国家主席、恐らくは、自己満足の際みには至っていたのであろう、防弾ガラスが何の役にも立たずの侭に、走行する閲兵式用車両中央部から胸部以上を覗かせ、弱き者には滅法に強い軍人に向けて、労いの言葉を投げ掛けたと言われる彼、勿論、北朝鮮国と同じく後進性を思わせる、其れこそが時代錯誤の光景ですらあると言いたくもなるのだが、実体もまた同じであれば、背筋が凍てりつく思いには当然になるもの、国家元首として招待された中でも、特別なる賓客として、習近平の右側に立ち、斯かる漢民族赤軍の軍事パレートの観覧式に招かれたロシア連邦プーチン大統領にとっても、他人事とは決して見えない、目の前で展開した軍事パレードと其のド派手にも過ぎる演出ではあったのだろう。

 斯くしてロシア連邦は、条理に従って動かなくなった日本に対して、警鐘を鳴らすかの如くに振る舞い始めた訳だが、即ち、ロシア国メドページェフ首相に因る、北方四島への政治的行脚に対する日本政府からの批判に対して、ロシア外務高官に因る対日批判を弄してみたり、直近に在っては、北方四島をして、ロシア国連邦の市民に売却し、譲り渡す為の法案準備を急ぐとの、所謂、プーチン大統領による、国民に向けて、重要政策を直々に発表した事は、日本国家国民をして大いに軽んじる方向へと進んだと言うよりも寧ろ、安倍晋三政権に因る、余りにも酷い対米軍事的隷属への傾斜に呆れる一方で、漢民族中国に因る、凄まじい迄の陸海空三軍に因る、軍事的即応のパフォーマンスを直に見せ付けられると、単純なる思考一辺倒では片付かない何かが、漢民族日本民族の裏には共通するものとして在る、と感じたのであろう、賢人政治家たるウラジミール プーチン大統領の、鋭敏にする政治的嗅覚や触角が嗅ぎ取りが、ロシア連邦の斯かる政策の発表、裏を返せば、対日批判の乱発に因る条理の覚醒として、意識的に準備が為され、ロシア連邦住民に売却する予定で在るし発表されたものと看做す事さえ可能となるのである。

 故周恩来(元総理)もそうであった様に、故訒小平(元国務院常務副総理)もともに、後世に於いて共産党中国を治め、反日嫌日、排日感情を露わにする、江沢民を一とする漢民族権力者群よりは、反日感情の度合いは左程に高くは無く、米英両国、或いは、仏国や独国や露等の、所謂、欧米列強に対する感情悪寒よりは寧ろ、冷静にこそ見られていたと見るべきもの、欧米露の列強に因る、対中国植民地化侵略政策とシマ盗り合戦での乱暴狼藉振りは、日本民族以上の不条理活動には在ったとの認識下に、故周恩来翁や、文化大革命では売国奴とまで罵られた故訒小平翁は措かれていた筈、シオニストユダヤ系大財閥資本家群13氏族の一つと言われ、「李一族」に繋がる政治的前衛で在り、今は、上海政府の頭領に治まる元国家主席江沢民反日姿勢を示す程の急進性に、上記二名の翁は無かったとさえ言えるのである。

 あれ程までに、毛沢東夫人江青(後日逮捕される四人組の一人)率いる漢民族中国赤軍紅衛兵)等に因り集中的に面罵され、蔑まれた挙句の果てには逆白三角の頭巾迄被せられ、勿論、手縄、腰紐まで掛けられては市中引き回しされ、打首獄門一歩手前にまで貶められた訒小平(後に復権す)、また、彼に遡る、現役時には共産党幹部で、国家主席毛沢東の側近でも在った周恩来は、毛沢東の指示となる、産めよ増やせよの悪政に、程無く停止を掛けたばかりか、毛沢東が実体的権能を失っていく中で、米国や日本との政治経済的交流を志向し受け入れを実践、漢民族中国国家社会改革の基礎を構築、肉付けを執り行う事となる次代の訒小平等へと国権委譲、当時に於いて認知されていた権威体制、或いは、文化文明として遺る権威の須らくを、破壊して回った件の、中国人青年の知識層数千万人をして地方の貧農地帯へ派遣する等、不条理の名称を恣にした”文化大革命”を指揮した四人組等に、上述した私刑(リンチ)を何度も仕掛けられた訒小平では在ったが、不死鳥の如くに復活して見せた彼、歴史に若しもこそ無いが、恐らく、周恩来訒小平が存在していなければ、現状に見られる経済大国の中国は無く、シオニストユダヤ系大財閥資本家群の指示の下に、ロシア連邦をして破壊、壊滅へと導く為の先兵を務める事もなかったろう。

 習近平に国家権力が手渡され、斯くも前近代的にする軍事パレードを賑々しく遣って見せたが、張子の虎であるか否かは、対ロシア連邦への戦争の仕掛けで明確になる筈、二年後となるか五年後になるかはシオニストユダヤ系大財閥資本家群の意向次第だが、本より、プーチン大統領が現役を外れる事が最大の条件とはなるのだろう。其のプーチン大統領自身が、習近平国家主席の右隣に招かれて佇立、抗日70周年記念式典にエールをおくらなければならないとは実に皮肉で、痛々しい限りでもある。