日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆北朝鮮国との戦争を望む者は自民、公明に、非戦不戦を誓う国民は野党を見定めてから

 真偽の程は扨て措くとして、「消費税増税分の使途目的変更」、並びに、「北朝鮮国に対する戦争対応の是非」を選挙争点の二本柱として問うとする、所謂、「国難突破解散総選挙」で在る事を言明、此の28日に於いて議会解散を宣すると、高らかに、其れも捲舌音なみの発音で一気に捲し立てた自由民主党総裁で、行政府の長たる安倍晋三、自己都合から、数次に亘っては実施期間の延長迄施した、消費税増税5%の上積みに関わる、二年後に先送りされた最終課税徴集分たる、残る2%分(約5.4億円)に相当する使途目的の変更と、北朝鮮国に対する、日本国に向けての宰相安倍晋三に因る宣戦布告への誘い、即ち、友好目的に在るだの、親善を目的にするだのと称し、世界各国へと渡り歩いては、経済協力の名の下に大枚をばら撒き、同時に、北朝鮮国をして評し、何をしでかすか判らない、危険極まりない野蛮で残忍なる国家であるから近付かない方が賢明で在ると説き、斯かる世界の脅威国家北朝鮮国をして、日本国は米国と共に取り除かなければならないとし、また、そうならぬ様に努力もしているとし、よしんば、北朝鮮国の暴発選択に因り、緊急にして重大なる決定的場面が日米両国にもたらされた場合、日本の下す応戦の決断には理が在るもの、左すれば、日米両国にこそ協力と支持をこそ呼び掛けるべく回ると言う、其の双方をして、<是とするか非とするか>を、解散目的に掲げた安倍晋三、基より、他にも懸案事項となっている「憲法九条」の改憲問題や、既に制定されし刑法「共同謀議行為」等に対する国民の、過半数を以って為す認知の是非等々を含めれば、安倍晋三政権の為し続ける膨大なる不条理事案等と絡め、須らく認める事が是か非かの争点でも在る事が理解され様と言うもの、基より、行政府の長が排他的に有すると言われる解散権の法理、其の是非を説く以前に、安倍政権そのものの不条理性をして糾弾しなければならない現状にも在れば、国家行政が執り続けた解散権の行使と云う慣行通りに、八百億円と言う大枚こそ消費して終うが、衆院の解散権は<首相専権事項に帰属する>と看做して実行に付せしめ、現政権に対する信認の是非をこそ問うのもまた良しとする所ではあるのだろう。

 政治主導的能力の限界を見せ付けた、党首前原誠司をして新代表に抱えた野党「民進党」が、櫛の歯をして一本また一本と欠く様に、ぐら付き始めた無様にする此の体たらく、また、都議選での大勝から間も無く、国政々党たる新党設立の青図を描き、政党加盟要員は、自民党民進党、其の他の党を離党させた人物群を中心に、新党をして主導せし人物とした若狭勝細野豪志の下に糾合させると云う、所謂、名の知れた二人を先導者に据え、向かう一年有余のなるべく早い時期に於いて新党を立ち上げ、以って、総選挙に臨めば十分に勝算有りと見ていた、小池百合子都知事の守護者達では在ったが、民進党の落ちるに落ちた体たらくだけで在れば、民進党の復活の可能性こそ完全に失くして問題とはしないが、2018年末迄、現都知事たる小池百合子女史の持つ政治的影響力が、果たして、其処まで持つかどうかが見極め切れなくなったとの消極的判断が、恐らくは守護者達の間には生れたのであろう、即ち、2018年度末迄、小池百合子女史の影響力は持たず、また、若狭勝細野豪志を新党設立の顔として前面に押し出しても、其れ程の効果もまた上げられずと判断して読めば、此の10月を以って総選挙を実施する謂われもまた急浮上し様と云うもの、即ち、斯かる、「希望の党」立ち上げに見られる一連のシナリオは、安倍晋三政権をして、強固な政権へと作り上げた、所謂、一大勢力の手と同じと見る事が出来るもの、此の謎を解く鍵は、今年四月十日に民進党を離党した人物が握っている筈で在る。

 森友、加計問題に付け加え、刑法犯の捕り逃し等をも疑われ、国家社会正義をして蹂躙、まさしく、国家行政府の長としての賞味期限も消費期限も既に切れた安倍晋三政権、経った今、小池百合子代表が音頭を執る政党「希望の党」の設立で、保険が賭けられたと云う事に他ならず、安倍晋三は渋々にせよ受け容れ、衆院解散総選挙の宣言へと繋がった、と読むべきが筋ではあるのだろう。

 次なる知恵を授けられたか諭されたのでは在ろう、帰国後、記者会見で予定通りに「解散権の行使」を明言して見せた傀儡子宰相安倍晋三、目は虚ろ、心なしか自信無げの言動に、迫力も説得力も無ければ、恐らくは、自分でも薄々とは気付いてもいるのだろう、即ち、”此れで政治家としての人生須らくが潰えるかもしれない”と、殊ほど左様に、目は口ほどにモノを言い、空元気をこそ露呈していたのである。

 衆院解散を約した25日、翌日の26日と、TV各局を巡り歩き、衆院解散の正統性(正当性)を説き、解散目的とした課題の説明と、未だに晴れぬ自身に対する疑惑に関し、反論をして見せた傀儡子宰相安倍晋三では在ったが、NHKのNEWS9を皮切りに、5チャンネルのTV朝日、6のTBS、7のWBSともに、自信満々に推し進めた、解散宣言に関わる説明等では在ったが、左程の説得力は見えずに押し進められただけ、一方、自身(並びに夫人)に被せられた疑惑、即ち、「森友学園加計学園」に絡む疑惑隠しの解散ではと民間放送に問われると、気色ばんだ表情に変化、特に、TBSのNEWS23でキャスター職を勤める駒田健吾の指摘(突っ込み)となる、”森友学園問題に関わる、昭恵夫人の国会での答弁(意思)は遣るのでしょうか?”との問い掛けに対しては、瞬時、ムッとして表情をして見せた安倍晋三、曰く、”森友問題は籠池氏が詐欺罪で訴追されていますから、、、”、また、”私が(妻に代わって無関係と)言っているのですから(出なくとも良い)”とだけ答え、其れ以上の言葉を発する事は終ぞ無かったのである。

 何れ、衆院選挙戦開始ともなれば、何度となくTVメディアに呼ばれては顔を出し、人一倍の発信機会をこそ有する傀儡子宰相安倍晋三、勿論、現職都知事でもある小池百合子女史等を一とする野党各党の代表もまた、同様に発言機会も増えれば、TV各局に拠る「機会均等の割り付け付与や不偏不党の立ち位置守護」もまた心掛けているで在ろうTV局の様にも映るが、俄かに現れし政党再編成とも受け取れる野党陣営の右往左往、特に、新党「希望の党」の設立に伴う騒がしさや、急遽の解党を以って必然とされて終った観の在る民進党に対する、選挙戦に向けてのメディアに因る無視同然の扱いや、日本共産党を除く、些末に取り扱われる他の野党陣営の動きを見て来ると、元首相小泉純一郎等の興味深い動きを見ずとも、安倍傀儡子政権をして操る裏権力者群に因る”魔法の杖”の動きが、今新たに始まった事だけは教えて呉れるもの、現職の都知事である小池女史自身が、急遽25日に国政の最前線に顔を現して参戦すせしを表明、国政政党たる新党「希望の党」を立ち上げ、代表の座に就く事も表明、現状自民党安倍政権の為す政策や政策目論見をリセットし直し、28日に、衆院議長に拠って宣される筈の衆院解散(詔勅)奏上、其の後の総選挙(十月十日告示、同二十二日投開票)に臨むとの驚き発言が小池百合子女史に拠って表明されたもの、まさに、此れこそが”魔法の杖”の動きが在った事をこそ知らしめるものではあるのだろう。

 勿論、”魔法の杖”が一寸たりとも動かなければ、即ち、小池百合子女史が代表を務める新党「希望の党」が、よしんば、小池百合子女史をして代表とせずに、若狭勝細野豪志両名の手で、共同代表として新党が立ち上げられ、同一の政党名「希望の党」が冠せられた場合で在っても、僅か一ヶ月足らずで、日本全国津々浦々の選挙区に新党名称を冠した候補者を擁立可能とし、基より、政党名、個人名ともに浸透させては認識もされ、道々の民の心を突き動かしては其の一票を投じて呉れるかと言えば、僅か一月程度では、人的発掘は勿論の事、軍資金や政党人事の面は別として、道々の民の有権者に対するインパクトが弱過ぎて集票力が弱く、「ノー」と為す所、左すれば、条件の揃いし短期決戦の丁半博打と見た今次の解散総選挙であれば、若狭勝細野豪志を所定の位置に戻し、知名度が未だまだ高く、集票能力も未だ遺してはいると見受けられる都知事小池百合子女史をして、前面に担ぎ出して来たとしても、何等可笑しくは無いのである。勿論、都知事小池百合子女史にとっても、此れが、国権を賭けた最初にして最後の戦いともなれば、当然に、大博打の一本勝負となるもの、基より、都知事の辞職を余儀無くされる為、自民党公明党からの腐しの言い分こそ多々起き様が、辞職已むを得ずとして判断する都民の納得が、最終的に広くに及べば、自公両党の言い分もまたクリアーは為され様と云うもの、期間一ヶ月足らずの選挙戦とは言え、小池百合子女史をして代表に擁する「希望の党」にとって、決して短くは無い選挙戦、とは言え、永くは無い選挙戦ですら在れば、其れこそ、大勝利を果たせし後の衆院総選挙で実施すべき、政府閣僚陣容の取り纏めや政務官等の適切なる配置も重要だが、諸役員人事、諸ポスト、政党理念や、罰則を含む政党規約等の明示(開示)、国家五ヵ年(若しくは三ヵ年)計画等の策定、改廃を要せし法律の提示や提案、並びに其の実現等の取り纏め等々、現実的に為すべき行政部門を含む課題は、新党たる「希望の党」には待ち構えてもいるのである。

 小池百合子女史の足許に集まる「希望の党」の人材は、「員数満たしの寄せ集め、ポンコツ並べ、未知数だらけ、賞味期限切れ、政治理念など一切無し、烏合の衆、挙手起立要員の俸禄狙い人、舌先三寸の実行力全く無し、云々」と、ボロクソに言われ放題だが、下着泥の大臣から始まり、強姦犯の見逃し関与宰相、重婚罪の遣らかし政務官から、不倫撒き散らしの党員等々、犯罪、社会正義欠如の温床、或いは、倫理観欠如の準公務員の集合体と来れば、どの政党にも負けず秩序破壊の先頭を走る自民党、此れでは傀儡子宰相の<主>たるシオニストユダヤ系大財閥資本家群も、そろそろ使用期限も到来かと判断、挿げ替えの可能性を試したにせよ不思議では無いのである。

 同時に、解散総選挙をして実態政治の状況把握を急がせるべく、而も、小池百合子女史に対する未だ冷め遣らぬ国民の支持を取り込むべく、自民党政権に成り代わる、所謂、小池百合子女史をして受け皿とすべき保険を掛けたかの理由は唯一つ(二つ?)、其れは、某政党の紛う事無き台頭をこそ怖れたからであり、都議選選挙でも明らかになり始めた(既存)某政党の台頭の”芽”を事前に摘み取る事を目的とするもの、即ち、自民党安倍政権の盤石なる政権基盤に慢心した侭、此のまま何も手を加えずに放置すれば、必ずや、次々回の国政総選挙では、自民党や他の政党をして押さえ込み、道々の民の強い要求に応えて政権を執る事となる、某政党の台頭の可能性をこそ、事前に防ぐ事に、小池新党の急遽の設立は在ったもの、更に言えば、消費期限の切れ掛かった傀儡子宰相とした安倍晋三自民党政権に、熱く、而も、白煙すら立てて燻ぶり始めた、所謂、北朝鮮国に対する対日戦争誘発をして押さえ込むべく、総選挙を通じた自民党の完璧なる敗退に因る消火活動に走った事もまた、小池百合子都知事を前面に押し立てては創らせた、「希望の党」の設立事由でも在ったのだろう。即ち、今は、D.トランプと金正恩に因る、罵り合い真っ只中の劇中に在るのであって、米朝戦争には至らずのものであるにも拘らず、何を勘違いして終ったかは判らぬが、傀儡子宰相安倍晋三は、北朝鮮国をして反日嫌日、排日へと駆り立てているばかりか、あまつさえ、即座に反応して可笑しくもない、「対日宣戦布告」をすら北朝鮮国に焚き付けると云う、言うならば、傀儡子宰相の<主>が支配せし米国が、数世紀と云う永年にも亘っては世界平定構想として祈り続け、其の為の確かなる布石をすら打って来た、”世界支配化戦略”のシナリオに、歪みすら生じさせ兼ねずの日朝二国間直接戦争、即ち、其の勃発は、世界支配化戦略構想そのものに大幅な狂いと遅滞すら生ぜしめもすれば、決して望む事などの無い、米国に因る安倍晋三政権の単純にする動き、都知事選を制し、返す刀で都議選をも難無く制した、小池百合子女史の力を其の侭に借り受け、狂気染みた現政権を下野させ得ずとも力(暴発)だけは阻止し得るとも見た、所謂、某政党の道々の民の感情心への流れ込み、其の押さえ込みと、安倍政権に因る要らぬ暴走をして押さえ込む事が適うと云う、言わば、一石二鳥の政治劇では在ると、<主>は読み判断、政治的前衛群に即時的に伝達したとしても、何等不思議では無いのである。

 傀儡子宰相に政治的刺客が放たれ、自民党政権には新党の代替政党が送り込まれた今、存続意義が問われる「民進党」と言いたい所では在るが、民進党が解党的分党、乃至、崩落を以って小池百合子女史率いる希望の党に恭順の意を示した今、存続意義が問われているのは安倍晋三率いる自民党政権、下野所か、素浪人の役回りが視野にも入った事をこそ、瞬時に感じ取らなければならない。