Hatena::ブログ(Diary)

迂闊な月曜日

2020-04-01

トップページ


感覚を明文化することで,考え方を考えます
転載やリンクはご自由にどうぞ。

■お知らせ
Twitter再開しました。一応ご報告しておきます@takizawa_poke(18/3/23)
現在Twitterでは活動していません。現時点では再開の目途もありません(17/3/1)
・7世代記事は別ブログでやります。このブログは削除せず、6世代について書くことがあれば今後も使用していきます。(16/11/14)


■単体考察
f:id:NoblesseOblige:20170906183701p:image蝶の舞+オーバーヒート@木炭
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20171025/1508899023
f:id:NoblesseOblige:20150810215158p:image自慢の秘密不意耐えガブリアス その2
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20160901/1472704780
f:id:NoblesseOblige:20150810215158p:image自慢の秘密不意耐えガブリアス
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20160314/1457967176
f:id:NoblesseOblige:20170906181732p:imageブルンゲル
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20160401/1459527741
f:id:NoblesseOblige:20170906181731p:imageプレシャスゴツメスイクン再考
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20150929/1443512278


■構築記事
・【ORASシングル】月光乱舞(シーズン17使用)
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http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20160916/1474001650
・【ORASシングル】コントロールトリガー(第2回真皇杯ラストチャレンジ使用)
f:id:NoblesseOblige:20170906182117p:imagef:id:NoblesseOblige:20150810215158p:imagef:id:NoblesseOblige:20150810215155p:imagef:id:NoblesseOblige:20170906182220p:imagef:id:NoblesseOblige:20170906182217p:imagef:id:NoblesseOblige:20170906182213p:image
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20160319/1458392935
・【ORASシングル】バンドリ偽装 捨て身チル展開(第32回シングル厨のつどいオフ使用)
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http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20151206/1449406105
・【ORASシングル】スイクンクレセ(シーズン12使用)
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http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20151116/1447691835
・【ORASシングル】ライコウクレセ(第31回シングル厨のつどいオフ使用)
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http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20150831/1440988328
・【ORASシングル】ペリー来航クレセドラン(九尾杯CL使用)
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http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20150808/1438969435
・【ORASシングル】KP7位1-8スタン(真皇杯ラストチャレンジ使用)
f:id:NoblesseOblige:20170906183425p:imagef:id:NoblesseOblige:20170906183422p:imagef:id:NoblesseOblige:20170906183326p:imagef:id:NoblesseOblige:20170906183651p:imagef:id:NoblesseOblige:20170906184501p:imagef:id:NoblesseOblige:20170906182422p:image
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20150328/1439169864
・【ORASシングル】ラティラティアシパバトン展開(シーズン7使用)
f:id:NoblesseOblige:20170906185439p:imagef:id:NoblesseOblige:20170906185442p:imagef:id:NoblesseOblige:20170906183658p:imagef:id:NoblesseOblige:20170906184448p:imagef:id:NoblesseOblige:20170906182220p:imagef:id:NoblesseOblige:20170906183326p:image
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20141227/1438391562

■雑記
用語について:当ブログで使用している用語の定義を記載しています.
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20160215/1455569684
・構築分類
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20161012/1476252423
・展開構築について
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20160331/1459512395
・受け回し構築について
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20160403/1459665071
TODについて
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20160404/1459764337
・第6世代環境の考察と変遷
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20161016/1476625001
PGLログ
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20161031/1477912901
・対面構築の試合の組み立てについて
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20161129/1480395892

2017-12-27

【ORASシングル】BSアッキウルガ入り(再掲)


 昔使っていたサブブログ『さらにつづく東』(2016-8-26)の再掲ですので,知っている人は知っているかも?ORAS最終シーズンの終了が9月中旬とかなのでかなり末期のやつですね。結果的に某氏が同じ着想で結果を出してスゲー歯痒い思いをしたのを今でも鮮明に覚えています(詳しくは「第6世代環境の変遷と考察」参照)。着想としてはともかく,配分及び構築としての完成度が違いすぎるうえに,僕の立ち回り力では上に持っていけなかったと思うので,関係ないんですけどね;当時から「僕も似たようなの考えてた!」って言いたかったけど,すげーカッコ悪いから我慢してました()。今なら許される(許されない)。まあ「潰し・受け・崩しの三竦み云々」に繋がる構築として,僕史のなかで重要な位置づけという建前で,ひっそりとね!

(以下コピペ




【はじめに】
 とくに結果を残したわけでもなく,今シーズンの序盤に考えていたものだけど,思った以上に怪しく,環境的にもついていけてないので供養。

f:id:NoblesseOblige:20161015212134p:imagef:id:NoblesseOblige:20161015211536p:imagef:id:NoblesseOblige:20161015201757p:imagef:id:NoblesseOblige:20161015201756p:imagef:id:NoblesseOblige:20161015182357p:imagef:id:NoblesseOblige:20161014150220p:image
ポケモン持ち物技1技2技3技4
ボルトロスオボンの実10万ボルトめざめるパワーボルトチェンジ電磁波
ガブリアス気合いの襷逆鱗地震岩石封じ剣の舞
ガルーラガルーラナイト猫騙捨て身タックル冷凍パンチ地震
クレセリアゴツゴツメットムーンフォース月の光毒々電磁波
ウルガモスアッキ実虫のさざめき蝶の舞鬼火羽休め
スイクンカゴの実熱湯冷凍ビーム瞑想眠る


【構築経緯】
 シーズン16終了後の環境の所感としては,ガルーラ(・ガブリアス)を環境の起源とし,それに止めるクレセリア(・ゲンガー),そしてクレセリアに対する圧力としてウルガモス(・サザンドラヒードラン)の三竦み構造があり,まずはこれに対する回答を急ぎました。
f:id:NoblesseOblige:20160815054718p:image
 6世代の考え方として「初手で出し敗けしないこと」はかなり重要な概念とされています。“対応範囲”を謳い文句にして,ひたすらにその研究が重ねられてきました。当然,最大のパワーカードであるガルーラは,今回のジャンケンにおいても対応範囲がもっとも広いカードであり,初手選出が基本となります。初手ガルーラが基本になれば自ずとゲンガークレセリアを合わせる考え方が萌芽し,そしてそこにガルーラ後出しが難しいウルガモスサザンドラを合わせてアドバンテージを得ようとする思考までもがありました。これこそが三竦み構造です。
 さて,この初手ジャンケンを解く鍵は,パーは基本的にグーに後出しが効き,チョキは基本的にパーに後出しが効く。しかし最大のパワーを持っているグーは,それと引き換えにチョキに対面で勝てても後出しは効かないという特徴があります。とすれば,自分のサザンウルガ・ドラン(チョキ)と相手のクレセ・ゲンガー(パー)の対面を創出することこそが,このゲームでEasy-Winする秘訣であるということです。問題となるその対面を1/3ジャンケンから脱却し,いかに安全につくるかがこの構築の着想であり,根幹になります。

 

 先日知り合いがガルガル対面オボンウルガ引きの動きをTwitter上に動画であげていたので,それ以前から似たようなムーブ考えてましたよ〜っていう起源主張()

【個別解説】
f:id:NoblesseOblige:20160815055007p:imageウルガモス@アッキの実 炎の身体
 臆病:161-63-117-155-125-167
 虫のさざめき/蝶の舞/鬼火/羽休め
 
 H:端数(ステルスロック意識)
 B:なるべく高く
 S:最速

 ガルクレセミラーにおける初手ガルガル対面の相手側の行動は(A)ガルーラ居座り猫騙し・グロウパンチ・けたぐり・ドレインパンチ),(B)ガルーラ退き(クレセリアゲンガーバック)のいずれかに限定され,炎の身体の試行回数(2回接触で51%)を稼ぎながら安全にウルガモスを展開することができるのではないかと着想したのがキッカケになります。しかしただの釣り出しではあまりにも安定性に欠けるため,可能な限り裏択としての正当性を持たせることを意識しています。そうして出来上がったのがこのウルガモスになります。当然ですが,初手ガルーラクレセリアゲンガーを合わせられた場合は,素直にコイツに引くことになります(状態異常やCSヘドロ爆弾は致命傷であり,ガルクレセミラーにおいてはこのウルガモス1匹で詰ませられる選出になるはずなので,最悪ガルーラで強引に削り,そのまま切ってから死に出しで起点にしにいってもいい)。

 調整に関しては,HBに振るよりも(とりわけガルーラに対して)上か鬼火に撒いたほうが硬くなるので最速をとり,残りをBに振り切りました。これにより秘密の力を理論上受け切ることが可能になるので,事故を減らすことができます(後出しでも秘密の力→アッキ発動+上から鬼火で次発の秘密を耐える【表1】)。また,猫騙しに対して後出しして炎の身体が不発の場合でも,同速を制して火傷にできる可能性(期待値は64%程度ですが炎の体と併せる83%程度)があり,捨て身タックルを耐えることができます【表2】。いずれにせよ非常に運が絡み不安定なので,速やかにクレセリアに引きたい場面であり,あくまで参考程度の指標になります。グロパンから入ってくるガルーラに対しても上から鬼火を置くことで次発の攻撃を耐えることができます(捨て身は回復が追いつかず,秘密は追加効果で安定せず,またいずれも急所が怖い)【表3・4】。副産物として特化ニンフィアの眼鏡サイコショックを3%の低乱数2発に抑えることができます。

 【表1】A192メガガルーラの秘密の力の被ダメージ
f:id:NoblesseOblige:20160815061039p:image

 【表2】A177メガガルーラ猫騙し+捨て身タックルの被ダメージ
f:id:NoblesseOblige:20160815060559p:image

【表3】A192メガガルーラグロウパンチ+秘密の力の被ダメージ
f:id:NoblesseOblige:20160816175427p:image

【表4】A194メガガルーラグロウパンチ+捨て身タックルの被ダメージ
f:id:NoblesseOblige:20160816180042p:image

 特殊方面の起点範囲は従来のCSウルガモスと変わりません。むしろ羽休めがある分,複数回舞い詰ませることができます。このポケモンはあくまで此方のガルーラを通すために,その障害となるクレセリアゲンガー崩しが最優先であって,ガルーラを受け切るためのポケモンではないです(炎枠としてクチート展開などにも出していく)。ただ初手の釣り出しで負けに直結させないためのBSアッキということになります。新しい役割の可能性を探りながら,いかに従来の性能を維持できるかが課題となりました。結果として状態異常に対する耐性を失い,また遂行速度の低下から急所に対する脆弱性が顕著になってしまった形です。

 技構成ですが,全ての技が採用理由に一致します。まず,鬼火は対ガルーラだけでなく,ガブリアスなどの非役割対象の容易な後出しを許さず,この配分においてはめざ氷よりも汎用性が高いです。例として羽休めと併せればギャラドスなどの中〜低火力や,マンムーなどの有効打のないアタッカーを詰ませるないし蝶舞の起点とすることが可能です。次に蝶の舞ですが,これはウルガ本来の役割を伸ばす技で,同様に羽休めと併せることで崩しと詰ませを同時に実現します。そしてウェポンですが,これは諸説あります。鋼・フェアリーへの遂行が鬼火依存で崩しきれずに詰ませ勝負になることが多く,なにかと不都合ですが,状態異常を撒いてくるクレセリアスイクンに対して遂行を急ぎたいこともあって虫のさざめきとしました。

 対ガブリアスについて。ウルガモスを止める駒として筆頭となるのがガブリアスですが,火傷さえいれてしまえばウルガモスで多少は粘ることができます。もっとも威力の高いストーンエッジを例にとると,火傷エッジは急所にあたらない限りHP満タンのウルガモスを1撃で突破することはできません(急所率1/8,命中80%考慮でA182・A200どちらの場合も10%程度)。そしてそのエッジが命中し,アッキ発動後下から羽休めをした場合に,次ターンのエッジでガブリアスウルガモスを突破する期待値はA182で19%,A200で36%,さらにその次のターンはA182で27%,A200で64%となっているので,状況に応じてはリスクリターンを考慮して居座ることも悪くないものとなっています【表5・6】。

【表5】A182・A200ガブリアスストーンエッジの被ダメージ
f:id:NoblesseOblige:20160815070122p:image

【表6】火傷エッジvsアッキ発動後羽休めにおけるウルガモスの瀕死率(急所率・命中率込み)
f:id:NoblesseOblige:20160815153600j:image:w640

 ガルガブを除けばこのポケモンを使ううえで面倒になってくるのが,ボーマンダファイアローなどの飛行タイプ,バシャーモヒードランファイアローウルガモスなどの炎タイプ,そしてマリルリであり,取り巻きでそれをカバーしていく必要があります。

 

f:id:NoblesseOblige:20160302033756p:imageクレセリアゴツゴツメット 浮遊
 図太い:227-*-189-95-150-106
 ムーンフォース/電磁波/毒々/月の光

 H:なるべく高く
 B:なるべく高く
 S:端数

 普通のウルガモスに比べ多少物理に自信はあるものの,物理に対する明確な回答は必須です。とりわけウルガモスが怪しい秘密ガルーラに加え,ガブリアス,そして特殊・両刀を含めたバシャーモにまで対応できる指数受けとして採用したのがクレセリアです。ウルガモスの起点範囲を広げる電磁波と,ガルーラを通すための崩しに使う毒。2W状態異常は選出が非常に広がるのが魅力ですが,ウルガ鬼火まで考慮して刺す相手を間違えると詰みかねないので注意したいです。とはいえクレセリアが交代際に電磁波をいれたい相手に対しては,基本的にウルガモス鬼火を撒く必要はないです。例えば,ナットレイであれば電磁波が入ってもウルガモスで突破できますし,ガルドやヒードランはもとよりガルーラで突破することを想定しています。そう考えると寧ろ電磁波はガルウルガとたいへん相性が良いかもしれませんね。攻撃技には身代わりを持ったマンダやメガギャラドスの起点回避をするムーンフォースを採用しました。ボルトの電磁波と併せてサザンドラに対して隙を減らすことも想定。バシャーモへの遂行は電磁波で行います(こちらのガルーラは最速なので6回加速しようと麻痺さえしていれば抜かれることはありません)。ゲンガーに打点がないのだけ気になる。

 

f:id:NoblesseOblige:20160815055315p:imageガルーラガルーラナイト 肝っ玉
 陽気:181-177-120-*-120-167
 猫騙し/捨て身タックル/冷凍パンチ/地震

 H:端数
 A:なるべく高く(176では197-135ガルーラに対する乱数がズレる)
 S:最速

 もっとも相手の動きを制限できるポケモンとして初手に選出するための駒としてガルーラ。とくにウルガモス釣り出しの再現性を高めるためにはこのポケモン圧力を借りるほかありません。ガルーラは鉢巻ガブリアスヒードランバンギラスを意識した構成です。とくに対ヒードランについては最悪の場合には後出しが想定されるので無邪気ではなく陽気。毒ボルトへの回答となりうる駒でもあるので与ダメージも極力下げたくないというのもあります。ゴツメが怖い構成なので初手はウルガに絶対下げて,ウルガクレセで削ってから終盤詰めていく運用が理想。相手のガルーラと同速以上という情報アドバンテージが持てるのは最速の強みでしょう。

 

f:id:NoblesseOblige:20160815055356p:imageボルトロス@オボンの実 悪戯
 図太い:184-*-132-145-103-131
 10万ボルト/めざめるパワー氷/ボルトチェンジ/電磁波

 H:4n(オボン効率最大)
 B:11n
 ※妥協個体のため,余りは無駄のないように配分

 バシャアローを重く見ており,腹太鼓マリルリのストッパーとしても重宝するHB図太い型で採用。HPが1でも残っていれば電磁波を撒いてパーティ全体の対面性能を底上げないし起点範囲を拡張することが可能。毒ボルトの身代わりを下から破壊して,ガルガブに繋ぐVC

 

f:id:NoblesseOblige:20160302025126p:imageガブリアス@気合いの襷 鮫肌
 陽気:183-182-116-*-105-169
 逆鱗/地震/岩石封じ/剣の舞orステロ

 A:なるべく高く
 B:端数(先制技意識)
 S:最速

 依然として竜地の範囲は目を見張るものがあり,自身が太い勝ち筋になれる地面枠兼ストッパー。

 

f:id:NoblesseOblige:20160815055437p:imageスイクン@カゴの実 プレッシャー
 図太い:207-*-183-105-110-106
 熱湯/冷凍ビーム/瞑想/眠る

 H:16n-1
 B:なるべく高く
 S:端数

 カバルドンの欠伸を潰しにいく水枠については諸説。スイクンはガルド・ドランに滅法強く,なにより数値の高さから安定感がある。一方で,サザンドラに見せる隙は大きく,さらに相手のクレセの選出を抑えてしまう(=ウルガが腐る)。マリルリサザンドラに加え,ゲッコウガに対しても高い圧力を発揮し,クレセを牽制することもないが,カバルドンに対する自信が劣り,対鋼へも後出しに限界があります。ウルガモスと相性の良いことで有名なパルシェンですが,ガルーラの不意打ちが標準装備となっただけでなく,他にも多くのストッパーとなる駒が存在する環境なので今回は候補止まりとなっています。

 

【総括】
 空元気ガルーラが増えすぎて無事死亡。ゲンガー採用していないとはいえ普通にADガルーラ出て来られるとキツイ(こちらのガルクレセが有利とはいえウルガ棄てるようなもの)。あと運負けを誘発しやすいのがどうしても気になる。

 

◇Special Thanks
・ノートさん
 ガブリアスのエッジvsウルガモスの羽休めの複雑な計算を行ってもらいました。外し,急所,16段階の乱数による場合分けから期待値を算出してもらっています。本当に感謝しています!ありがとうございました。

 

以上



(以上コピペ

 時代を感じる記事だ。今の価値観でならいくらでも裁きようがあるけれど,当時はこれが僕のベストでした。最終日付近に某アッキウルガとマッチングして,呑気に「やっぱり似たようなこと考える人いるんやなあ」とか言いながら詰まされてたね。ただその使用者も「着想が綺麗に嵌まる試合は多くなかった」みたいなの(?)言ってたと思うから棄てた判断自体は間違ってなかったと思いたいですね。どっちにしろ結果残してないので変わらないですかね…w

 今後もサブブログからなんか引っ張ってくることはあるかも?今さら公開することに意義はないんですけど,非公開にしておくのも勿体ないと自負のある記事がいくつかある。やっぱり過去の考えを残しておくのは面白いです。それだけにTwitterが消えてしまったのが本当に惜しい。

 お前が言うなって感じだけど,当時の最善(歴史)を,神(未来)の視点つまり結果論で裁く行為は禁忌なので,皆さんも過去のブログは消さないようにしましょう。「今」はその過ちをプロセスとしています。なにより久々に見に行ったら消えてるのは悲しいです(;_;)

2017-12-22

「パワー」


某氏から聞いたパワーの定義をめぐる問題。

ぼくは,パワーとはすなわち“可能性”だと考えています

「不特定の状況をどうにかできるポテンシャル」とでも言えばよいですかね*1

逆説的に,パワーの無いポケモンとは「“可能性”が低い(が与えられた役割“だけ”はしっかり果たす)」イメージ*2

因みに狭義におけるパワーは当然「決定力」。(例)「鉢巻オノノクスのパワーやべーよ」

以上は文脈判断です。怪しいのでこれ以上は何も言うまい


P.S.
 単語と意味が1:1で完結してる言語なんて存在しませんので多少の文脈判断はあっていいと思う(誤まった解釈こそ淘汰されるべきだけど,パワーってスラングですらありませんし,感覚的に理解できませんか?)

*1:≒対応力・対応範囲・汎用性。このゲームにおいては「数値(耐久値や特性,習得技を含めた総合的な値」に相当しやすいがイコールではないので,便利にも広く「可能性」と定義。採用理由が曖昧になりやすい“傾向”にある。パワー=「強さ」「試合を動かす力」

*2:このゲームにおいては「タイプ」に相当しやすく,採用理由が明確になりやすい傾向にある。狭義の「偉さ」に相当

2017-12-16

役割集中の再定義

【役割集中】
1)役割が集中すること。つまり1匹のポケモンが複数に役割を持つこと。対義語は「役割分散
2)またはそれを誘発する戦術


【第5世代】オノノガブ〔オノノクス@拘り鉢巻+ガブリアス
f:id:NoblesseOblige:20171217104630g:imagef:id:NoblesseOblige:20171217104602g:image  f:id:NoblesseOblige:20171217104449g:image

【第6世代】ガルガブ(アロー)〔グロウパンチガルーラガブリアス@拘りスカーフ/ガブリアス@拘り鉢巻or剣の舞+猫捨て身ガルーラなど〕
f:id:NoblesseOblige:20171215055137g:imagef:id:NoblesseOblige:20171215055250g:image   f:id:NoblesseOblige:20171215055446g:image

【第7世代】テテフパル〔カプ・テテフ@Zor拘り眼鏡+パルシェン
f:id:NoblesseOblige:20171215055522g:image f:id:NoblesseOblige:20171215055513g:image   f:id:NoblesseOblige:20171215055432g:image



 役割集中という言葉は,(2)のように『攻め側』が使いたがる傾向にあるが,日本語的に解釈するなら(1)の通り,その主体は『受け側』とするほうが快適だろう。要するに,役割集中をするのは攻め側ではなく受け側,換言すれば,攻め側は役割集中をする側ではなくさせる側(使役)ということになる。例えばオノノガブ(Gne5)やテテフパル(Gen7)といった並びは,「鋼タイプの役割集中を狙う(誘発する)=鋼タイプに役割を集中“させる”戦術」と言うことができる。逆に受け側は「鋼に役割が集中する」「オノノガブに役割集中させられる」という表現が適当(「オノノガブに役割集中される」は微妙*1)。

 「役割集中オノノガブ」や「役割集中テテフパル」のように,(2)の用法で戦術名に「役割集中」を冠する場合,それが実際に機能しているかどうかは殆ど重要ではない。極端な話,狙っていればそれでよい。「ガルガブアロー(Gne6)は,ガルーラゲンガーガブリアスクレセリアファイアローヒードランによって対処されるため役割集中ではない(選出によっては役割集中的に機能することもある)」という言説があったが,これは受け側が役割を上手く分散させているに過ぎず,攻め側はクレセリアの役割集中を期待していたのだ。従ってガルガブアローを「役割集中」と呼ぶことに筆者は抵抗はない。

 そうであるならば,筆者が過去にした「『グロパンガルーラ+スカーフガブリアス』は役割集中と呼ばれているが,そもそもグロパンガルーラクレセリアを役割破壊しているのであって,受け側のクレセリアは崩しのガルーラを受けることは想定していないため,厳密には役割集中とは異なる」という指摘も解釈の誤りと言うことができる。実際にやっているのはクレセリアの役割破壊だが,クレセリアへの役割集中を期待していること(崩しのガルーラクレセリアに受けさようとする思考)には変わりないため,役割集中(の誘発)と呼ぶことができる。クレセリアガルーラに逆に役割を持たれていることに気が付いたとき=見た目で自身を崩してくる駒の区別がつかなくなったとき,クレセリアに受けを一任する戦術は破綻した(なおそのあと復権する模様)。ガルーラがグロパンを持っていなかった時代は,月の光+ゴツゴツメットでガルガブの2匹を役割集中しながら十分に相手にすることができた。(因みこれはクレセリアが鋼タイプと違って下から高速回復を行えるポケモンであるため,役割集中を期待するにしても崩しきらないといけないから生じる現象。いわば,指数受け相手には役割集中をさせたうえでそれを破壊する必要があるということになる。そういう意味ではテテフパルのようにひたすら殴り続けてタイプ受けに集中させるほうが案外簡単かもしれない)。

 「役割集中」の同列体系の概念は「役割分散」であって,『役割破壊』は言葉こそ似ているもののまったく違う次元の話と言うことができる(役割集中を成功させるために役割破壊を混ぜるみたいな感じに同時に成立しうる概念=二律背反ではない)


 以上です。日本語の解釈の話ですね。言われてみればそうかもね,くらいに思っていただけると幸い(?)です。

【参考ブログ五十音順)】※敬称略
Adams「戦術の選択理由」『ガラクタ構築製造所』
http://adamspoke.hatenablog.com/entry/2017/11/15/205422
・かみやん「Zフェス使用構築 役割分散コケコカバマンダ」『secret base』
http://kamiyanpoke.blog.fc2.com/blog-entry-90.html
・かとてぃー「オノノガブってやつ」『思考力の果てに』
http://sakuyath.blog31.fc2.com/blog-entry-65.html
・喰い断宗屐攣談】ガルガブアローが役割集中とは違うという理由」『喰い断修気鵑ポケモン生活
http://blog.livedoor.jp/kuitan9/archives/600267.html
・喰い断宗屐撻轡鵐哀襦枳魍篏乎罎醗豐喟と誘導と【役割集中・氷/オノノガブ】」同上
http://blog.livedoor.jp/kuitan9/archives/382679.html
・くま「役割集中型対面構築」『死ぬまで身代わりしていたい』
http://kumaaapoke.blog.fc2.com/blog-entry-43.html
・黒(喰い断宗法屐撻汽鵐燹璽鵝杤蘓桓圓ポケモン対戦を極めるための「役割破壊」解説」『APPDATE』
http://app-date.net/yakuwarihakai/
・しばいぬ「【ポケモンシングルバトル】役割集中対面構築」『esports-Runner』
http://esports-runner.com/pokemon-single/%E5%BD%B9%E5%89%B2%E9%9B%86%E4%B8%AD%E5%AF%BE%E9%9D%A2%E6%A7%8B%E7%AF%89/
・発寒厨「【サンムーン・シングル】役割集中型テテフパル【シングルレーティングシーズン1最終45位2124】」『変わらずの意思』
http://www.evervolition.com/entry/2017/01/20/194710

・拙稿「キャラランク」『迂闊な月曜日』
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20161004/1475596471
・拙稿「第6世代環境の考察と変遷」同上
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20161016/1476625001
・拙稿(オズ名義)「第7世代環境の考察と変遷(未完)」『I am a patsy!』
http://o-h-lee.hatenablog.com/entry/2017/11/17/122336

P.S.
 ガルクレセドランという選出は,相手のガルガブという選出に対してはどう考えてもクレセリアの負担が大きくなるので,そこに付け込まれて当然と言えば当然ではある。グッドスタッフ系の構築はあらゆる指数受けをクレセリアの数値に頼りきりなので,そこらへん受けループみたいに役割を徹底してる構築は偉いですよね(なお4枠選出)。いずれにせよ崩しを上手く潰せるかか鍵になってきますし,逆に崩し側は潰されることを阻止しないといけない(オノノガブ+ナンスなど)。ガルーラに初手でクレセリア合わせるのは諸説

*1:「集中攻撃される」ならok。(2)はこっちの意味合いで使ってるんでしょうけど,「役割」が接頭するだけで違和感が発生する。主語が「役割」なら,「集中する」で結ぶ。「集中攻撃される=役割(が)集中する」

2017-12-07

戦術分類


 
【はじめに】
 先日Twitterに伺った際にキャッチした話題です*1。実は『分類』は過去に2回やっていて,今回は3回目の挑戦となります。なお今回は「“構築”分類」ではなく「“戦術”分類」と範囲を拡大していますが,基本的な方向性は変わりません。


【参考】
・拙稿「構築分類」『迂闊な月曜日』 ※1回目
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20160402/1459523273
・拙稿「構築分類(訂正)」同上 ※2回目
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20161012/1476252423

 簡単に要約しますと,1回目は「サイクルと非サイクルの度合い」に基づき,2回目は「潰し・受け・崩しの3つの性質」に基づいて,分類を試みました。
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 それぞれ,視点ないし尺度が異なっているだけで,必ずしもどちらかが間違ってるとは言いきれないため,今回はこの2つを弁証することでジンテーゼを目指します。分類そのものも大事ですが,思考過程を記録することにも重きを置いています。予めお含みおき下さい。



★なぜ分類をするのか
 本題に入る前にまずこれだけは述べておきます。結論から言えば「コミュニケーションのため」です。持論ですが,分類に基づいて構築を組み立てるのには消極的で,あくまで観察した結果を整理するために分類は行います。というのも残念ながら現段階では,分類が実践に還元できるとは到底思えないからです*2。ですが,並び以外に“特定の共通点”を持つ構築を指す『名札(タグ)』がないのは不便ではないでしょうか?例えば,第6世代において,「ガルーラスタン」という言葉をよく耳にしましたが*3,私はこの語句にずっと違和感を持っていました。第6世代においてガルーラ入りの構築をすべて「ガルーラスタン」で理解・共有し,諸問題を解決できるならそれほど楽なゲームはないと思います。せめて「ガルクレセ軸のガルーラ@5」と「厨パベースのガルーラ@5」だけでも,分けて認識するべきでしょう。勉強熱心な識者諸君であれば,その2つを例えば「(攻撃的な)サイクル」と「対面」というふうに理解をしているのではないでしょうか?*4





 さて,本題に入っていきます。基本的な考え方は今までに投稿した記事に則っています。

【参考】
・拙稿「キャラランク」同上
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20161004/1475596471
・拙稿「『対面・耐久・崩し』と『サイクル』」同上
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20171115/1510757190
・拙稿「積み技における対面・耐久・崩しの志向」同上
http://d.hatena.ne.jp/NoblesseOblige/20171116/1510786798

 以上の記事でも述べたように,「対面(潰し)・耐久(受け)・崩し」と「サイクル・非サイクル(=展開)」はまったく別次元の概念体系であり,対面志向・耐久志向・崩し志向のそれぞれにサイクル志向と展開志向があると述べました*5。わかりすく図にすると以下のようになります。
f:id:NoblesseOblige:20171207215220p:image
 (正直『分類』についてはこれで完成しています。)

 次に,具体的にこの表に該当する戦術がどのようなものなのかを簡単に説明し直したものが以下になります*6
f:id:NoblesseOblige:20171207215327p:image

 そして,それぞれ縦軸と横軸の組み合わせで,その戦術の“便宜上の『名札』”にしてみます。
f:id:NoblesseOblige:20171207220748p:image

…以上になります()
 ※不本意ながら「受けサイクル」という語句が巷で話題の記事と重なってしまいましたが,まったく関係ありません。わかりにくいので本稿では「耐久サイクル」のほうを使います。


★既存の語句の流用
 たまに「積みサイクル・積み展開」や「受けループ・受け回し」をはじめ,既存の用語の分類・定義に一生懸命な人を見かけますが*7そもそものところそういった既存の語句の多くは体系的・大局的・総合的な視点から名づけられていることが少ない=構築名由来の語句*8が多いため,その「違い」を考えることは不毛だと思います。例えば「積みサイクル・積みリレー・積みループ」の違いを考えたり,或いは「受けループ・受け回し」の違いを考えたり,最初に違いを明確にするために作られた単語ならまだしも,何と何が並列概念で,何と何が対立概念で,何と何が上位体系-下位体系なのかを意識されていない状態で作られている単語の違いを考え出すのは分類博士のエゴに終始しがちです。
 勿論既存の語句を借りることは悪いことではありません。場合によっては寧ろ有用です。自分の体系的な見方において,既存の語句に相当する概念があるのであればその単語を流用し,再定義することも1つの手段となります。というのも,既存の語句は定着しているため扱いやすく,とくに分類の目的にコミュニケーションを前提とするのであれば認知度の高い単語を引っ張ってきたほうが,便宜を得られるからことが多いからです。但し,その時々に必要に応じて出会いがしらで作られてきた既存の用語を,今の視点から体系的に整理することが目的になってしまうのは本末転倒ということです。
 参考までに,私の分類体系に既存の語句(構築分類)を流用するとこのようになります。
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 限界を感じた…。



 ここまでの思考過程を整理してみると次のようになります(いままの図と上下逆になってしまいました。ごめんなさい。)
f:id:NoblesseOblige:20171208001802p:image

 一応戦術の分類はここまでになります。以下は少し発展させてもう少し実践的に考えていこうと思います。





 さて,先の「既存の語句の流用」のくだりで示した画像において,『対面構築』が「対面サイクル」と「対面展開」の両方に含まれていることにお気づきでしょうか?これはつまり,現在我々は,『対面構築』において「対面操作アリ」と「対面操作ナシ」の構築を呼び分ける必要をないと考えているからに他なりません。これはおそらく構築の差というより,単体や立ち回りの差の域であるためでしょう(蜻蛉帰りを採用した霊獣ランドロスは蜻蛉帰りしか押せないわけではない=居座りもできるから当然と言えば当然ですね*9)。同様に,『耐久展開』が空白ですが,そもそも耐久ポケモンとは相手のポケモンを倒すのではなく自分のポケモンが倒されないことで勝利条件を満たそうとする構築であるため,相手のHPを削る手段に乏しいです。そのため,例えば壁+起き土産から要塞化を展開する構築は,数的不利をとりTODで負けになるため,そもそも戦術から破綻しています*10。単体として見れば,小さくなるラッキー*11や鉄壁ムドーがこれに該当しますが,これらのポケモンもサイクルを回して勝てるときは通常通りサイクルを回しています。言うなれば「耐久サイクル」と「耐久展開」のハイブリッドで,それをどっちかに決定するのはやはり立ち回りの段階ということになります。そのため,形式としては「耐久展開」の分類は存在しても,そこに実質はなく,用語としての有用性が薄い=用語が存在しないのです。つまり,『対面構築』においては「サイクル志向」と「展開志向」を区分する必要はなく,また『耐久構築』においては「耐久サイクル」を示す語句(構築分類なら例えば「受けループ」など)があれば十分だと考えます(そもそも耐久はその性質上サイクルに寄りやすく,対面は展開に寄りやすいですからね)

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★さらに細分化
 第6世代『耐久サイクル』(≒「受けループ」)であれば,「純正受けループ」と「非純正受けループ」に分けられるように,この6+バランス型の1通り以下でさらに細分化することができます。そこらへんはスペシャリストたちに任せましょう。
 また,7世代前半にあった【サードパーティー受けループ】は「非純正」をオシャレに言ったものですけど,そのうち「『非純正』と『サードパーティー』の違いって何?」とか言い出す人が出てくる世界線もないとは言い切れないわけです。でも構築ってプレイヤーにとって子どもみたいなもんだからかっこよくつけてあげたいですよね(コントロールトリガー並みの感想)。こうなると軸の並びが無難ですけど…。


【おわりに】
 簡単な思考実験(?)になりますが,「茶色いもの売り場」「ジュース売り場」「ソフトドリンク売り場」「飲み物売り場」「甘いもの売り場」がそれぞれ独立しているお店で『コーラ』を探すのってすごく難しいですよね。分類はそれぞれの定義よりも,全体をしっかり分けられる指標を抽象できるかがなにより大事だったりします。流石にこれは現実にはありえませんが,ちょっとマイナーなものを買いに行くとき売り場を迷ったりしますよね。ですのでお店側もわかりやすく売り場を設定します(飲み物売り場があって,その下にジュースコーナーがある。茶色いもの売り場なんて設置しない)。ポケモンにおいてもそれは同じで,構築はおろか単体でさえ複合的な要素で構成されているため,合理的に整理するのは中々難しいものです。ことポケモンに関して言えば,ブログSNS文化が盛んで,情報の力が強いため,検索の精度を上げるためにも表記揺れさえ許したくないというのが個人的な所感です。


P.S.
 僕は歴史が好きなんですけど,歴史における時代区分も結構テキトーなんですよね。例えば日本列島における原始時代は,昔は土器の種類で縄文時代弥生時代と分けていましたが,後から打製石器が発掘されて,旧石器時代が加わり,旧石器時代縄文時代弥生時代と統一感のない呼び名が定着しています(一応専門的には旧石器時代新石器時代鉄器時代/無土器時代→縄文時代弥生時代と2通りに分かれていますが…)。そのせいで一部重複してるところもあるほど(古墳時代末期=飛鳥時代など)。明治以降元号+時代で呼ぶのもむずむずします(ぼくなら明治維新太平洋戦争までを「大日本帝国時代」にしますが,これはいわゆる「近代」に相当するんですよね)。最近見直す動きあったのですが,定着しちゃってるから難しいなあって思います(そもそも世代によって歴史認識が180度違うのもまずい気がする)

*1:その節はお騒がせしました。今後もブログが主な活動になるのでご贔屓によろしくお願いします

*2:最終的にはそれが理想ですが,現段階では寧ろ頭が固くなり,視野が狭くなってしまう程度の精度

*3:構築記事まとめをやっていたのでそのリアクションとして「ガルーラスタンばっかで面白くない」のようなのをよく見た

*4:因みに私はサイクル・対面・積みの分類には批判的です。詳しくは「『対面・耐久・崩し』と『サイクル』」をご参照ください。

*5:このために,「対面・サイクル・積み」の分類を嫌っています

*6:本来はこの表における赤字のような,あらゆる事象の観察を行ったうえで,その性質を抽出し,縦軸・横軸の指標を決定するべきですが,それはこれまでの考察から立てられる仮説です

*7:過去のぼく

*8:構築名が戦術名になった例としてわかりやすいのは月光乱舞

*9:一応対面操作を強調してボクのように「コントロール」という名称を使う人はいますが

*10:急所にも弱いですしね

*11:小さくなるは耐久志向の積み技ではありませんが,全部かわせば耐久無限と同じなのでラッキーがやる分には耐久志向と拡大解釈しても差し支えありません。壁からスターミーを展開する系の小さくなるは火力が無限と拡大解釈できます(?)