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2011-08-31

[] 読書の日記


今回はお盆休みにまとめて読んだぶんもあり、これ以外にも何冊か読破しました。

スタバで、中禅寺湖畔で、なんて優雅そうだけど、ほとんどは眠りに入る前の儀式として読んでるんですよ〜。

だから電気つけっぱなしで寝ちゃったり、朝起きてみると本がバサッとベッドの下に落ちてたり、読んだはずの内容がさっぱり記憶になかったり(笑)

あんまり面白い内容だと夜更かししちゃうのがちょっとした悩みです。




インシテミル (文春文庫)

インシテミル (文春文庫)


映画は観てないけれど、ジャンル的には興味があったので読んでみました。

期待通り、どきどきわくわくのミステリー。

時給11万2千円のアルバイト、それだけで充分すぎるインパクト、そして様々な登場人物とくれば楽しめないわけありません。

閉じ込められた館での連続殺人となると「あ、また?」となるところを、そう感じさせない筆致と展開を堪能できます。

これは映画化したら面白そう、というか映画化しやしそうだなあと思いました。





八日目の蝉 (中公文庫)

八日目の蝉 (中公文庫)


これも、映画化されたってことで読んでみました。

どこまでも暗い物語。

不倫相手の妻が生んだ赤ちゃんを誘拐して育てる女、喜和子。

数年後に喜和子が逮捕され、無事に両親の元に戻った  は、やはり普通の幸せにはたどり着けない。

それはそれまでの彼女の育ちかたによるものなのだけれど。

ストーリーの半分くらいが母親編、後半がその娘編、どちらもいわゆる普通の幸せに辿り着くことができない悲しみ。

こういう人たちにとっての宗教団体の存在も考えさせられました。

ラストの思いがけない再会が余韻として胸にずしんときます。





蹴りたい背中 (河出文庫)

蹴りたい背中 (河出文庫)


「インストール」の時もそうだったけど、この感覚が不思議でしょうがない。

感性に追いついて行くのに大変な、そんな感じ。

クラスで余り者の高校一年生、ハツ。

そして男子の余り者である、にな川。

二人のラブストーリー、ではない(でいいんだよね?)

なんか、私には永遠に理解できない世界で生きてる子なんだ。

平易な文体だし、新鮮な感覚だし、さらさら読めちゃう。

そして「いったい何だったんだろう?」って思う。





極道のすべらない話 (宝島SUGOI文庫 A な 1-4)

極道のすべらない話 (宝島SUGOI文庫 A な 1-4)


なんか、あまりにタイムリーなんですが、実際に読んだのは一ヶ月以上前です、念のため(笑)

「ドンキホーテ」をみることにより、なぜかヤクザの世界を覗いてみたい気になったんです。

ほんとに軽い読み物、オードブル、おつまみ、的な。

多少は盛ってる話としても、痛快で間抜けで笑えます。

芸能界とのつながり、なんて考えちゃダメ。





幸福な朝食 (新潮文庫)

幸福な朝食 (新潮文庫)


このあとに感想を書く「グロテスク」もそうだんだけど、どうして女って執念が優先するんだろう。

男もあるんだろうけど、こういう重くて暗い執念というか怨念は女の定番な気がする。

美しいと評判の少女が女優を目指す、そして挫折。

その後の人生、周囲の人を巻き込みながら、だんだん…。

怖いです、美に対する執着。

女性としてわからないでもないけど、やっぱりここまで来ると怖いです。





グロテスク〈上〉 (文春文庫)

グロテスク〈上〉 (文春文庫)

グロテスク〈下〉 (文春文庫)


あいかわらずドロリとした感触のホラーというかサスペンスというか、いわゆるグロテスクな思考回路の持ち主が登場します。

背中がゾクゾクする、いやーな感じ。

名門女子高に通う女子高生たちの何とも気味の悪い日常。

嫉妬や自慢や欺瞞が渦巻く中で、誰が正常な精神の持ち主なのかわかんない!

男女共学の公立高でのほほーんと育った私には想像すらできない世界。





転生 (幻冬舎文庫)

転生 (幻冬舎文庫)


貫井徳郎氏が身長180センチのイケメンだとあとがきを読んでびっくり!その3秒後には画像検索してました(笑)

ほんまやー万年青年やー。

私、勝手にでっぷりした中年のおっさんだと思い込んでました。

ってまあ、関係ないんですけど(ほんとは大あり)。


物語は、心臓移植を受けた大学生の不思議な体験を綴ったもの。

臓器に記憶があって、移植と同時に記憶もドナーに移るのか?

そんなバカな。

現代医学の闇、そして人体の不思議。

感動という簡単な言葉では表したくないけど、いつもこの作家のラストは光が射してる。

主人公の人間性も魅力があって(若いおにーちゃんだから、ではない!断じてない!)良い。





さえずる舌 (光文社文庫)

さえずる舌 (光文社文庫)


精神的に病んでいる人間を、それと気付かずに接してしまい、それによって大きく人生を狂わされてしまう人々。

主人公の真幌という、売れっ子の産業カウンセラーに降ってわいた災難、それが島岡芽衣という美貌の女性だった。

登場人物それぞれが、知性も教養も品性もあるだけに、ちょっと勘にさわるところも正直ありましたが、それを上回る展開。

現代の闇とは言うものの、昔からこういうことはあったんじゃないかな、と思います。






インターネット界では有名なあの「穴澤さんと富士丸くん」のエッセイ。

2009年に突然死してしまった富士丸くんの、ありし日の楽しい日常。

犬、飼いたいなあ。

しかも大型犬、なんて思っちゃいます。

富士丸の冥福を祈りつつ。






その他

ヒヨコの猫またぎ (文春文庫)

ヒヨコの猫またぎ (文春文庫)

僕を殺した女 (新潮文庫)

僕を殺した女 (新潮文庫)

鬼流殺生祭 (講談社文庫)

鬼流殺生祭 (講談社文庫)

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