Perfumeを諦めなくて良かった。


 青空だけは期待を裏切りませんね。


 以前、「なぜPerfumeローカライズしないと言っていながら Spending all my time のような曲をリリースしたのか」という問題提起をしましたけれども、ちゃんと答えがあっての事だったのをすっかり忘れ、書いていなかったので記事を引用しておきますね。

──ということは、今作が英語詞なのは海外をターゲットにしているから?


あ〜ちゃん 本人に聞いたわけじゃないんですけど、多分中田さんは海外を意識されてこの曲を書いたと思います。世界を相手にするなら、これくらいはっきりやっちゃったほうがカッコいいし。そして「ここまでやっちゃっても大丈夫。それでもPerfumeはぶれない」って、中田さんが自信を持ってくれたんじゃないかなって。私たちが中田さんの音楽をすごく信頼してることを、中田さんはきっとわかってくれてて、だからこそもっと踏み込んだ作品にしようと思ってくれたんだなって感じるんです。自分の活動に走ったわけじゃなくて(笑)。


Perfume「Spending all my time」インタビュー - 音楽ナタリー 特集・インタビュー


 この文章の後もリリースへの葛藤が書かれていますが、この一文に尽きますね。中田さんはまだまだPerfumeのこと考えてくれているんだなって。世の中ではきゃりーぱみゅぱみゅさんを優先しているイメージが先行しているかもしれませんが、中田さんとしてはやっとPerfumeでも遊べる時期になった、成長したと喜んでいるのではないでしょうか。いままで、特にここ数作はタイアップ先行の曲が多かったですから… Perfumeの三人がちょっと疑問を感じているのと同じように、中田さん本人が一番悩んでいたでしょうね。このタイミングで海外の道が開けたのは、これからも中田さんに関わってもらう為の一つの手段とも言えるでしょう。


 Perfumeを諦めなくて良かった、と中田ヤスタカさんに思ってもらえるような将来が待っているといいな。