何%の力を出すのが最適?

実は大学に入る時から考えてた事なのだけども,タスクを消化していく上で最近考える機会があったので書き散らしてみることにしてみる.
定時まで働くとすると8時間働くことになるわけだけども,その間100%で働くというのは非常に厳しい.1日だけならできないこともないかもしれないけど,それが5日・20日・200日・・・・と考えると尚の事難しい.自分の中ではここは90%程度が最適なのではないかと思っている.ここで80ないしは80切るようだと所謂手を抜きすぎになる.
10%程度の遊びを残して処理をしていくのが一番良いのではないかと思う.


タスクをこなしていく上で,効率というのは大事で,90%で働いても何も考えていない人よりかは速く効率的にこなすことができるし,引き出しが増える.
もう一つは,普段90%でこなすことで何かあったときに集中して緊急的なタスクにあてることもできる.

ここを考えるきっかけになったのは,88年モナコGPでの出来事.
トップをひた走るセナは2位プロストに1分30秒(?)の大差をつけて独走していた.その時,プロストがラップタイムを下げた.
これはもうトップを諦めた事を意味する.そしてそれを知ったセナはアクセルを緩めるのだけど,バリアにぶつかってまさかのリタイア.
手を抜く(この場合アクセルを緩めてラップタイムを落とす事を意味する)事は非常に難しい.100%でするより難しいと思う.
矛盾するようだけど,90%にするために100%集中するみたいなそんなイメージを持っています.

自分の例でいうと,ここ1年ほどはほぼ全力で仕事をこなしてきたわけだけど,正直なところを言って疲弊している.
自分が完全にマネージメントする側に立った際には,ここのところには注意したいなーと最近思う.
マネージメントする側にも立っているのだけど,マネージメントする側とすれば,
今この人は何%出しているのかを正確に判断しなければならないから別の難しさがある.100%出しているふりをしている人もいれば,
80〜90%しか出していないですといった涼しい顔をしているけど,実はほぼ100%で仕事をしていたり.このへん上手く見きって調整できたらいいなと.

以上F1から学んだことでした.