2016私的ベストメディア

2016は激動の一年でした。


パタハラ、社内力学による左遷、自宅建て替え、第一子誕生、3ヶ月間の育児休暇、転職、などなど。時間もお金も限られる中、細々とではありますがこの投稿のネタを確保できる程度の生活は続けてきました。ということで、今年もお楽しみいただければ。


過去の発表はこちら↓

2015 http://d.hatena.ne.jp/OMIOBEAT/20160101/1451618894

2014 http://d.hatena.ne.jp/OMIOBEAT/20150101/1420084106

2013 http://d.hatena.ne.jp/OMIOBEAT/20140102/1388446727

2012 http://d.hatena.ne.jp/OMIOBEAT/20130103/1357172912

2011 http://d.hatena.ne.jp/OMIOBEAT/20120102/1325481341


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(1) C&C Drum Company "Super Flyer Drum Set"




写真はこちら↓
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1763599137225206.1073741832.100007254102577&type=1&l=4970569bae



新居建築の際に防音室を設置したのに合わせて購入。国内輸入代理店の三木楽器さんにお手伝いをいただき、サイズや仕様を特注でこさえた一品。ドラムセット購入はPearl rhythm traveler以来4〜5年ぶりで、C&C日本人初のエンドーサーである神谷洵平さんへの憧れを具現化するかたちとなった。自宅用として小口径のものを、という視点で選んだものの、20"バスドラ(+VATER Vintage Bomber Beater)の音量は想像以上。暖かさと枯れたサウンドを兼ね揃えたタムの鳴りはマレットで叩くとそのふくよかさがよりリアルに体感できる。Istanbul Agopなどトルコ系シンバルとの相性もよく、これで当分個人練習でスタジオに行く必要はなくなったぞ。うっしっし(死語)




(2) 黒木渚 "ふざけんな世界、ふざけろよ"




ふざけんな世界、ふざけろよ

ふざけんな世界、ふざけろよ






2016初頭にTOKYO FMかなにかでゲスト出演しているのを聴き、なんじゃこの歌詞はと笑ったのが認知するきっかけだった。ただバックバンドの音はいいなあと思ったのでシングルのクレジットを読んでみるとあらあら、柏倉隆史やマシータさんが叩いている。上記のライブ映像にもあるように、近年あまりお目にかかれなかった遠慮のない手数で歌うドラムを炸裂させる柏倉氏がそこにいて胸がスッとした。それだけでも黒木渚の存在は評価されるべきだと思う。"アーモンド"も原曲はDr.柏倉氏だが、このマシータさんの力強いドラミングもなかなかグッとくる。







女性シンガー部門、同率1位はPredawn4年ぶりの新譜。12月のアルバムツアー最終日を観に行ったところ、これが2016ベストアクト。神谷さんのドラムは言わずもがな、シンガー清水の若返りっぷりにもびっくらこいた。"Universal Mind"は4〜5年前からライブでも披露していたが、3ピースによるバンド感をアルバムのコンセプトにしたせいかますます岡北有由っぽくなっている。次点は安藤裕子頂き物』。 



Absence

Absence



(3) Gotch & The Good New Times "Good New Times"



Good New Times

Good New Times



(とくに7:30〜"Humanoid Girl")



我らがYeYe(ソロ新譜はまあまあ)参加、アジカン後藤ソロプロジェクトの2nd。プロデューサーに元デスキャブのクリス・ウォラを付けたというだけで価値がある一枚。世代的にアジカンには少々距離感を持って接しているのだが、サウンド面では文句のつけようがなかった。mitsume "A LONG DAY"がアルバム全体で思ったほど聴き込める出来ではなかったので、こちらに軍配。




パズル

パズル




邦楽バンド部門、印象に残ったものではコシュニエのミニアルバム"パズル"。古川麦くんが参加しているチンプンカンプンとんちんかんのアルバムを新宿タワレコで視聴しようとしたら、ずいぶんロキノン系っぽい音がしてびっくりして買ってみたところ、試聴機と中身が違ってたという。ドラムの手数が多い感じは嫌いじゃない。Swim Sweet Under Shallow "dubbing"、吉田ヨウヘイgroup "paradise lost, it begins"(2015)、my letter "my letter"(2014)もよく聴いた。嬉しいところではbonobosの復活が挙げられようか。2010年代の若者にはceroのパクリみたいに見えるかもしれない。それでも蔡忠浩の歌声はまだまだアラサーの心を動かしてやまない。





(4) Stepen Steinbrink "Anagrams"



アナグラムス

アナグラムス



(冒頭からでかっちり)



新規アーティスト発掘がほとんどできなかった洋楽部門。Stephen Steinbrink、2年ぶりの新譜が強いていえばベストか。M3などはファズを効かせたローファイなサウンドで新規性もあり、同ジャンル?のBon Iverより個人的には推したい。ってかBon Iverの新譜、そんなにいいか?





ヘビーローテーションだったのはAndy Shauf "The Party"。ビートルズからエリオットスミス、近年ではWilcoやreal estateあたりにも通じる気怠く生温い、しかし耳に心地よいグッドミュージックだ。コーヒーは苦手だけどたぶんこれ聴きながら飲んだらうまいはず。ちなみにBon Iverの来日公演は相当よかったらしいが、ライブでいうとYuckとDelta Sleepを生で観られたのは感動だった。特に後者はライブハウスの最前までいって身を乗り出して見入ってしまったよ。あ、くるり"now and then vol.3"のアンテナ再現ライブもなかなか。



ぐてたま!




(5) 崎谷実穂・柳瀬博一『混ぜる教育――80カ国の学生が学ぶ立命館アジア太平洋大学APUの秘密』



混ぜる教育

混ぜる教育



日本人:留学生=50:50で有名な別府の大学、その成功の過程を追った一冊。なぜこのタイミングで?という疑問はあるものの、わずかな開学準備期間のなかで海外のトップ高校に飛び込み当然で営業した様子などは、同業他社に勤めることになった人間としては勉強になる。国内でも英語で学位の取れる学部・院が増えているものの、鈴木典比古『なぜ国際教養大学はすごいのか』(PHP新書)を見ても「混ぜる」ための公用語=英語という視点がここまで徹底されている印象はない。ただ個人的には英語よりも日本人側からの歩み寄り、つまり「やさしい日本語」(庵功雄)の必要性がこれからの日本社会では問われるんじゃないかと。



教育関係の書籍では、井上智洋『人工知能と経済の未来』(文春新書)、山内太地・本間正人『高大接続改革』(ちくま新書)も仕事の一環で読んだ。AIの発達による雇用破壊についてはマスメディアでも取り上げられることが増えたが、アクティブラーニングや大学入試改革といった文科省主導の施策だけではこうした懸念には十分対応できなくなるだろう。健康寿命の伸長→65歳以上の再雇用をーとか言ってるけど、そもそも出生率2.0以下=人口減少確定なんだからもっと子どもにカネ使えよ、というのが人の親になった男の自然な要求なんですが。その他、坂爪真吾『性風俗のいびつな現場』(ちくま新書)、石黒圭『語彙力を鍛える』(光文社新書)、古い本だが山口創『子供の「脳」は肌にある』(光文社新書)なんかはおもしろかった。



(7) 片山ユキヲ『ふろがーる!』



ふろがーる! 2 (ビッグコミックス)

ふろがーる! 2 (ビッグコミックス)



『花もて語れ』の完結から約3年、ついに片山先生が帰ってきた!1話1話がわりと短く連載開始当初はテンポがつかめないところもあったが、シローさん登場からツーリング要素が加わってストーリーにも動きが出てきた。第19話では近所の日帰り温泉が匿名で登場している。やっぱり取材先によっては名前NGのところもあるんだろうか?



恋のツキ(1) (モーニングコミックス)

恋のツキ(1) (モーニングコミックス)



マンガ部門は『ちはやふる』『重版出来』『健康で文化的な最低限度の生活』『こいいじ』『放課後カルテ』『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』など、過去のルーティンから脱却できず。新田章『恋のツキ』(モーニングKC)は新連載とはいえ新田先生自身は前作で「このマンガがすごい!」とか出ちゃったし…。なんかオススメのあったら教えてください。




(8) LG "minibeam" PH150G










防音室へのホームシアター導入は妻の悲願でして、手始めに壁に投影できる手頃なプロジェクターを…と大型電気店まで偵察に行ったところこれが目に留まった。5万円以下の小型プロジェクターの中では群を抜く画質の高さ、130ルーメンとは思えない照度で、部屋を真っ暗にしないでもある程度は視認できる。いい意味でLGのブランドイメージを覆された。スマホとのワイヤレス接続ではかなり画がカクつくが、映像はHDMI/MHLの有線接続、音源をBluetoothスピーカーに接続すれば簡易ミニシアターとしては十分楽しめる。レンズがLEDなので手入れがいらない点、ポータブルなので仕事にも使えそうな点を考慮すると、3.3万円はかなりいい買い物だった。




(9) 森達也 "FAKE"







やっぱり森達也は映画撮ってればいいの!とにかく観ればわかる!





(10) 火ぐまのパッチョ/電パッチョ







言わずと知れた東京ガスの新キャラクター否王子。世間ではプリケツがどうのと騒がれてるが、秋のガス展で電パッチョのやさしい笑顔にふれて一気にファンに。電気ものりかえてパッチョポイント貯めまくって息子(自分)用にぬいぐるみをゲットするのが今年の目標である。


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以上、ベストメディア2016でした。いかがでしたでしょうか?

洋楽部門などは少々貧弱なラインナップになりましたが、転職して職場が御茶ノ水になったので月1でジャニスに通いつつ研鑽したいと思います。みなさんのおすすめも共有くださいね。今年もよろしくお願いいたします!

2015私的ベストメディア

あけましておめでとうございます。申年です。
twitterやニコニコといったネットメディアからは遠ざかり、野球観戦、ボウリングなどの趣味を深める一年でした。そのあたりの変化も取り入れて、2015年の11点を選びました。


過去の発表はこちら↓


2014 http://d.hatena.ne.jp/OMIOBEAT/20150101/1420084106

2013 http://d.hatena.ne.jp/OMIOBEAT/20140102/1388446727

2012 http://d.hatena.ne.jp/OMIOBEAT/20130103/1357172912

2011 http://d.hatena.ne.jp/OMIOBEAT/20120102/1325481341


では、はりきってどうぞ!

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(1) Delta Sleep『TWIN GALAXIES』



Twin Galaxies

Twin Galaxies







toe、バトルス、SCLLなどが次々と新作を発表し、ポストロック・リバイバルと呼ぶにふさわしい年になったが、個人的にはマスロックの新星・Delta Sleepの1stを今年の洋楽ベストに推したい。USインディがかつて放っていたクリエイティビティ、野性味とスマートさ、そしてアホっぽさをバランス良く備えた素晴らしいバンドだ。こういうバンドの真似事なら日本のバンド(Man with a なんちゃらとか?)にもできるが、展開のわかりやすさ=ポップさを保ちながら高い技術と変拍子でグイグイ押していく強引さはやっぱり紅毛人でなければ成せぬ業。


こちらは2013年発表のEPから。このアホっぽさにUSインディの真髄を見た。



その他洋楽部門では、マスロックならぬマスフォーク(math folk)を自称する香港のガールズバンド・GDJYB(雞蛋蒸肉餅)に注目。7月に新婚旅行で台湾に行った影響か中華圏および東南アジアのロックに興味が出てきて、山下達郎に感化されまくったインドネシアのikkubaru"Amusement Park"なんかはドライブ時にヘビロテした。




佳作ではgirlpool "before the world was big"。キセル+slits+breedersといった趣きで日本の田舎と同じ空が欧米にも続いていることを実感できる名盤。あと去年惜しくも解散してしまったScreaming Maldiniのベスト&ライブ盤"2009-2014"。各地で話題となったcourtney barnettのデビュー作もまあまあだったが、USインディ贔屓としてはAVA LUNA"INFINITE HOUSE"を推したい。



こう見ると洋楽充実の年のようにも見えるが、Ben Folds、バトルス、SUFJAN STEVENSなどのベテラン陣が個人的には振るわなかった。BOYやKISSESなどフレンチポップ系のインパクトも薄い。そう考えてもUSインディが久々に健闘した一年だったということだろう。あ、クソキャブなんちゃらの発泡酒みたいなタイトルの新譜は論外ね。





(2) tricot『A N D』



A N D 【通常盤】

A N D 【通常盤】



対照的にパッとしない一年だった邦楽部門。結果的によく聴いたのはtricotだった。ドラマー脱退で自由度が増し、魅せるというより聴かせる楽曲が増えたことに不満を覚えるリスナーも多いだろうが、海外ツアーの成功、というか外人が「オチャーンセーンスゥースーー!!」とか熱唱しているのを見るかぎりその批判は当たらないように思える。



27:52〜あたり


cero"Obscure Ride"は文句なしの出来。Elephant Ghostを聴いて、ワールドミュージック、特にアフリカ音楽をトーキョーシティポップに昇華させるミッションは完了したと感じた。次の一作が勝負だろうな。



残り。買ったもので言うと安藤裕子"あなたが寝てる間に"、mitsume"めまい"、CARD"LUCKY ME"、Spangle call Lilli line"ghost is dead"、さよならポニーテール"円盤ゆ〜とぴあ"などルーティン化したものばかり。スパングルは復活ライブも観に行ったが尺の短さもあってそんなにグッと来なかった。あ、書き忘れたけどMindey Gledhillの来日公演は感涙モノでしたなあ。





唯一グッと来たのはeastern youthの二宮さん脱退前最後のアルバム"ボトムオブザワールド"。街の底ぉおお!!にーんげーんたーーち!!



(3) 鳥飼茜『ユー ガッタ ラブソング』





マンガ部門。鳥飼先生の著書は昨年末からちょくちょく読んでいたのだが『先生の白い嘘』から手にとったせいかバイオレンスものが多いのかと勝手に誤解して深入りしていなかった。ところが『おんなのいえ』『地獄のガールフレンド』と読み進めるうちに「この人、絶対趣味合うわ」と思ってたら案の定。短編のあとがき解説には「主人公が車のなかで聴いているピクシーズの『Hey』という曲……」(「いきとうと」)、「タイトルはくるりの曲からもらいました」(「家出娘」)なんて書いてある。居酒屋で一杯やりたいマンガ家さん第一位ってかんじ。





イザベラ・バード旅行記を題材にした『ふしぎの国のバード』も読み応えがあった。説教臭いいわゆる歴史マンガとは一線を画していて、写真起こしとおそらく緻密な取材のあとが垣間見える良作。




去年の春先の書店では志村貴子祭りが開かれていたが、あえて選ぶとすれば『こいいじ』に一票を投じたい。まめちゃんのいじけた意地っ張りぶりに世のサブカル男子たちは悩殺ですぞ。その他読み切りで、新田章『パラダイス』、須藤佑実『流寓の姉弟』、コマツシンヤ『つるまき町 夏時間』は印象に残った。



(4)中村淳彦『女子大生風俗嬢』



女子大生風俗嬢 若者貧困大国・日本のリアル (朝日新書)

女子大生風俗嬢 若者貧困大国・日本のリアル (朝日新書)



女子大生と風俗を結びつけるキーワードとして「貧困」はあっても「奨学金」が思い浮かぶ人はそんなに多くないように思える(少なくとも自分はそうだった)。JASSO(日本学生支援機構)に代表される日本型の奨学金とはその大半が貸付型であり、そのうち無利子のもの(第一種奨学金)の受給率はわずか20%で、あとは有利子(第二種奨学金)で月々3〜12万円を借りることになる。返済義務のない給付型奨学金ともなれば一般の学生には到底手の届かない代物だということがよくわかるだろう。ちなみに留学生の場合、給付型奨学金を得る=大使館推薦レベルである。


18歳の時点で4年後に500万円近い負債を背負うことを約束させられるわけだから、冷静に考えればムチャクチャである。著者は本書の最後で次のようにに述べているが、現実的では部分はあるにせよ首肯せざるを得ない。

4年間の時間とお金をかけて大学で学ぶことで、卒業後10年程度の期間で400万〜800万円という付加価値を生み出せるのか、というシビアな計算が必要だ。(中略)したがって親の世帯収入が低く、投資の回収に不安のある若者たちは、勇気を持って「通学制の大学に進学しない」[=通学課程の1割程度の学費で済む通信制大学に通う、引用者注]という選択をすることだ。(p.217-218


ぼく自身、「優秀だけどお金がない」留学生という観点から奨学金という言葉の意味を考えることの多い一年だったのだが、足元の日本の状況を鑑みるに「コトはそう簡単じゃないねえ…」と嘆息しながらも、次の一手を考えるきっかけになった。近年の中村さんの著作でも指折りの一冊である。


新書部門は小粒が多い印象。常連では原武史『「昭和天皇実録」を読む』(岩波新書)、井上章一『京都ぎらい』(朝日新書)を挙げておく。ホワイトハンズの坂爪さんが提唱する「性の公共」を体現した『はじめての不倫学』(光文社新書)は、終盤のポリアモリーの議論以外は興味深い思考実験だった。北条かや『整形した女は幸せになってるのか』(星海社新書)は帯の写真で釣られた。荻田和秀『ダンナのための妊娠出産読本』はコウノドリのモデルになった医師の独白録。ようは「夫の心配しすぎは良くないが、正しい情報を得ようとする努力は怠るな」ということ。マンガはまだ読んでないのだが筆致があんまり好かん。







(5)横田増生『仁義なき宅配』





アマゾン、ユニクロへの潜入取材で知られる著者が佐川・ヤマトなどの内部取材を通じて「送料無料」の矛盾を暴き出すルポ。インターネットが普及し、情報のフリー化が自明のものとなった現在において、モノを運ぶ輸送システムまで無料であるはずがないことなどちょっと考えれば誰にでもわかること。しかしアマゾンを筆頭とするネットショッピング業者からの運賃ダンピングが、最大手のヤマトでも人件費率が約50%という労働集約型産業である日本の物流業界を疲弊させ、「宅配ビッグバン」と著者が呼ぶような危機的状況を招いている。


姿形のある「モノ」を扱うという点で、物流業界とネット業界(ケータイ業界もそう)を同一視することは危険である。逆に言えば、どれだけヒト・モノ・カネのグローバル化フリーミアム化が進んだとしても、ヒトやモノそのものにかかるコストというものは、一定量減らすことはできても完全になくすことはできない。宅配ビジネスとはまさにこうした特徴を持つ産業のひとつで、教育、介護なんかもこれに当てはまろう。電子化されるもの・されないものの峻別が2020年以降のビジネスにも大いに影響するということを考える材料にもなった。個人的には留学生アルバイトの実態もわかる第七章「ヤマト「羽田クロノゲート」潜入記」が読み応えあり。


書籍については今年、ジャンル別ではなく形態別(マンガ/新書/単行本・雑誌)にしてみました。次点は原武史『潮目の予兆』。2015年末の朝日新聞の書評欄にも「(書評委員会に)今年も皆勤」と書いていたが、2013年から2015年までの身辺雑記が率直に綴られていて面白い。特にある読者がブログで「この人の筆致は、やや自己顕示欲が強いきらいがあるので、そこが改善されればと読むたびに思うのだが云々」と書かれたことをわざわざ書き留めているあたり、先生のチャーミングさが出ていてとてもよかった。


潮目の予兆――日記2013・4-2015・3

潮目の予兆――日記2013・4-2015・3



その他。坂場三男『大使が見た世界一親日な国・ベトナムの素顔』は在任中にすべての省・直轄市を訪問した元大使のベトナム論。李小牧『元・中国人、日本で政治家をめざす』は、元留学生・現歌舞伎町の帝王である破天荒な中国人が新宿区議会選挙に立候補した話。『POSSE』Vol.27は特集「塾とブラックバイト」、弊社の労組問題についても書かれてます。




(6)DENON ヘッドホンアンプ『DA-300USB-S』



DENON USB-DAC ヘッドホンアンプ ハイレゾ音源対応 シルバー DA-300USB-S

DENON USB-DAC ヘッドホンアンプ ハイレゾ音源対応 シルバー DA-300USB-S



ガジェット部門。PCで音楽を聴いたり動画を観る際、USBケーブルでこのアンプを経由してからスピーカーに繋げると、音像が劇的に改善されるというシロモノ。いわゆるハイレゾには手を出すまででもないが、今のデスクトップオーディオ環境には満足行っていないという人にとってはコストパフォーマンスに優れた一品ですぞ。





SONYのSRS-55Xはほぼ衝動買い。寝室にBluetoothスピーカーが欲しいと思って電気店をウロウロしていたときに発見した。真正面以外からの音像はペラッペラだが、このサイズでここまで豊かな音が出せるスピーカーを作れるのはさすがソニー。 ←信者発言


あと今さらながらpomera(DM5)を買いました。キーボードが折り畳める初期型はすでに廃版になってんのね。ところが年末にKINGJIMからportabookの発表があり、これがかなり魅力。VAIOのS11も注目度が高いので、来年のこのブログにはどちらかを買ったと書くかもね。



(7)YAMAHA『SD4355』





楽器部門。ヤマハの生産工場ラインの改編で絶版モデルとなった、13×5.5インチのブラススネア。池袋イシバシ楽器にて発見、保護(購入)した。深さがあるぶんピッコロよりも普通の14インチに近い鳴りがあるのが特徴。もちろんハイピッチにすればドラムンベースに使うようなコンコンとしたサウンドにもできる。


ここ数年は小口径のハイハット(スネア)に大口径のシンバル類という取り合わせが流行りだったのだが、11月のジミナスのライブからはPaiste Giant Beat 15' Hi-hatを導入。秋葉原のイケベで中古品がうまいこと手に入った。このシンバル、色合いが経年変化によってかなり変わるようで、新品の14'と叩き比べをしてみたが中古の15'のほうがふくよかでウォームな音で気持ちよかった。たまたまクソキャブのドラムが叩いてた動画↓がありましたね。






(8)TAILOR FIELDS



http://tailorfields.com/



新橋などにあるオーダーメイドスーツのお店。え、スーツもメディアなのかって?そりゃそうでしょう。うん。


こだわりが強すぎるくらい強い店員さんに3ピース(ジャケットはダブル)のスーツを仕立ててもらいました。納品まで2ヶ月近くはどうしてもかかるけど、生地選びからボタン、ポケット形状のチョイスまで徹底的にオーダーメイド。手直しも無料でやってくれるし、ちょっと高くついたけど満足している。


後輩の結婚式で帰札したとき、札幌のvendorが移転していたのを知らずにふらっと立ち寄ったところnonnativeのコートがかっちょよかったので買ったった。三十一路に見合うコートがなかったので、これなら数年は着られるだろう。あとsimon carterのYシャツも派手目でかっこいい。



(9)林百貨店



http://www.hayashi.com.tw/page.asp?nsub=A8A000&lang=J
http://www.taipeinavi.com/shop/486/


台湾旅行の際に立ち寄った台南のデパート。日本統治時代に建てられ、去年(2014)リニューアルオープンした。雑貨や土産品などセンスのいい品揃えで、帽子とはちみつ、お茶などを購入した。


3泊4日の強行軍ではあったが、高雄の港近くにそびえるランドマーク・高雄市立図書館 新総館、「ツタヤmeets東急ハンズ」というべき誠品書店、台北随一のドラム専門店・ニ六八音楽専門店など、台湾のサブカルチャーに触れることができたのも刺激的だった。



(10) 『セッション』(WHIPLASH) 





改めて取り上げるまでもなく2015最高の映画。フレッチャーの鬼教官っぷりに『フルメタル・ジャケット』を想起した人はぼくだけじゃないはず。バディ・リッチの名が若者にももっと広がるといいなあ。劇場で観るべし。


映画・映像部門として他に取り上げられるほど劇場には足を運ばなかったが、戦後70年ということもあり、元祖『日本のいちばん長い日』(1967)や『東京裁判』(1983)などを観る機会があった。



(11)ABS JAPAN PRIDE「MIYABI」(12ポンド)





最後はボウリング。前の職場(現在の通勤路)の近くにボウリング場があったのを思い出し、今年の6月から本格的に練習開始した。JAPAN PRIDEは安心のmade in Japanブランドで、ビギナー〜中級者向けのスペック。色も勘案してMIYABIを購入し、ここまでのハイスコアが240。ただアベレージ160行くか行かないかのレベルなので、今後はポンド数を上げるかフックボールの投げ方をプロに教わるなどしてアベレージ180を目指したい。


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以上、2015年のベストメディアでした。


(随時追記します)

2014私的ベストメディア

賀正。もはやこの発表のためにあるようなブログになってますが。
でもこれだけは頑張って書く。各項目のリンクもぜひご覧ください。


過去の発表はこちら↓

2013 http://d.hatena.ne.jp/OMIOBEAT/20140102/1388446727

2012 http://d.hatena.ne.jp/OMIOBEAT/20130103/1357172912

2011 http://d.hatena.ne.jp/OMIOBEAT/20120102/1325481341


それでは今年もやっていきましょう!


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(1) ミツメ『ささやき』


ささやき

ささやき





M4「Pradise」でメシが230杯くらいは食えた一年。音数を増やしてテンポを速くして4つ打ちにすれば客も踊れてハッピーだろ?みたいなゼロ年代的以降の価値観をようやく覆せそうなバンドの登場を素直に喜びたい。




M3「きまぐれ女」はシングル『うつろ』(2013)より



ビートルズはっぴいえんどなど60年代洋邦ロックのテイストを混ぜ込みながら渋谷系なルックスをまといつつ、Real Estateあたりの現代USインディにも通じるサウンドに惚れ惚れ。個人的には男声バンドの音楽を聴きこんだのは数年ぶりかも。旧譜もまとめてぜひ一聴を。


男性アーティスト次点以下。Stephen Steinbrink『The Arranged Waves』は「Now You See Everything」をマクドナルドのBGMから発掘。Bon Iverあたりのソフト&メランコリーなスローロックがお好きの方にはオススメ。Wunder Wunder『Everything Infinite』は典型的な1曲しか聴かないレコードだけど名曲「Coastline」はドンミシッ。YeYeバンドの田中成道さんのソロプロジェクト・TANAKA OF THE YEARが再(本格?)始動の兆しを見せつつあるのもわくわく。





ベテラン勢も負けていない。ミュージックマガジンでは案の定ベストアルバムに祀り上げられた坂本慎太郎ナマで踊ろう』はなんだかんだ最高だったし、山下達郎の30周年リマスター版『Big Wave』、奇跡の復活を遂げたウルフルズONE MIND』、ウルフの加齢こそ否めないがHerman H. & The Pacemakers『THE NOISE, THE DANCE』も心強い。あ、+/-の6年ぶりの新譜『Jumping the Tracks』もあったな。






(2)ポイドル / 大森靖子と来来来チーム


ポイドル

ポイドル






(16:40〜から。観に行ったやつ)



昨年末からの昇り竜っぷりから最新作の去勢されたタツノオトシゴのようなしおれっぷりまで含めて、今年はいろんな意味でこの人の一年だった。サウンド的には来来来チームとの絡みがポストロック好み(ピントカきらい)。ここまで捨て曲のないミニアルバムも近年珍しいのでは。そりゃNO MUSIC, NO MAGIC Tシャツで叩いちゃうよね





女声および男女混声アーティスト部門ということでまとめてみますと、次点は岡村詩野さん激推しの吉田ヨウヘイgroup『Smart Citizen』。こういう規模のバンドが増えつつあるなか、DCPRGのような自慰クラシックに陥ることもなくポップさを失わず、淡々とグループサウンドを追及している感じがとてもよい。ルミナスオレンジの新譜『Soar, Kiss The Moon』と合わせての評価としたい。





インパクトがあったのはマイクロコズム『顔』。エロフェスで初めて観たのだけどシーケンスやらをおもちゃのように操って観客の失笑を買っているシーンはなかなか印象的。ドラムはあのほないこか


その他、田中茉裕『I'm Here』、赤い公園『猛烈レトミック』、sugar me『Why White Y?』、男女混声ではSWIM SWEET UNDER SHALLOW『focus』も期待通りの出来。「As You Grow」は春先に何度でも流したいね。掘り出しモノとしてはPredawnも参加しているRayons『After the noise is gone』(2012)。超絶劣化したさよポニの新譜が入ってこなかったのは残念。






(3) NYAI『NYAI!』





インディロッk、否、身内バンド部門。この「life is DEMO」という曲はホントに素晴らしくて、どれくらいかというとSEKAI NO なんたらとかほんたらヘクションとか聴いてるヒマがあったらbandcampから全曲ダウンロードしてクソして寝ろ!と言いたいくらい素晴らしい。サウンドは極めて紳士的でまっすぐなナンバガ直系のギターロックであります。


ROOM841プレゼンツ「LET'S GO OUT!」はうちの日本語学校の学生(ボーカロイドファン)に大好評。igrek-U氏の「zip one's lip」も落ち着いててよかったな。なお2013年より小生参加中のバンド・ジミナスも2014年5月に初ライブ、年末にはデモ音源ができあがりました。mix等々まだまだの部分も多いですが、なにとぞごひいきに。




(4)坂井恵理『妊娠17ヵ月!』



『花もて語れ』『惡の華』『聲の形』など通読していた連載マンガが次々と終わってしまい、喪失感漂うマンガ部門。前年の1位『放課後カルテ』をはじめ、『ぼくは麻里のなか』『ちはやふる』『重版出来!』『のりりん』あたりが安定した実力を発揮するなか、読み切りモノが健闘した印象。堕胎とか流産とか、人間の生(性ではない)の暗部はもっと詳らかにされるべきだと日頃から考えていたので、坂井先生GJ。


思春期シンドローム(2) (アフタヌーンKC)

思春期シンドローム(2) (アフタヌーンKC)


このマンガがすごい!で話題の田島列島子供はわかってあげない(上・下)』はそんなに…。他方『健康で文化的な最低限度の生活』は柏木先生待望の新刊にして社会派。ドキュメンタリー好きにはいいかも。佳作に赤星トモ『思春期シンドローム(2)』(萌えに走らずギャグ含みのライト路線を守ったのは貴重)、新田章『あそびあい(2)』(ただの青年向けエロマンガにとどまらない、ストーリーに奥行が出てきた)、鳥飼茜『先生の白い嘘』(弱者としての女性というテーマが明確化されつつある)。




(5)鈴木涼美『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』


女性・セックス本(≠ジェンダー本)は昨年までの勢いはなくなったものの、鈴木涼美さんの台頭は朗報。アラサーフェミ女の独演会風昔語りエッセイほど心躍る読み物が近年見当たらないのだ。新書でも池川玲子『ヌードと愛国』、中村敦彦『日本の風俗嬢』などが存在感を放つ。


日本の風俗嬢 (新潮新書 581)

日本の風俗嬢 (新潮新書 581)


音楽本では南田先生の『オルタナティブロックの社会学』、磯部涼さんの『新しい音楽とことば』などがあったが、いずれも前作と比べるといまいち。佐々木敦『ニッポンの音楽』は読中のため選外とした。洋書でビビっときたのはナタリー・サルトゥー=ラジュ『借りの哲学』。借りは借りた当人に返す必要はかならずしもなく、次の世代への貸しにすればよい(本書内では「負債」から「贈与」へと表現されている)という主張には思わず首肯。


借りの哲学 (atプラス叢書06)

借りの哲学 (atプラス叢書06)



(6) 原武史『思索の源泉としての鉄道』


2年ぶりに復活となった新書部門。新書といえば原先生。タイトルを『鉄道ひとつばなし4』にしなかったのはやっぱりちょっと寂しいが、ベトナム編ではきっちりダナン〜フエ間のハイヴァン峠を押さえている点などはさすがである。



中身は伴わないものの目の付け所に編集者のセンスを感じさせるタイトルが戻ってきた感のある2014年の新書界。筆者のテリトリーでいうと、正高信男『音楽を愛でるサルーーなぜヒトだけが愉しめるのか』、松森果林『音のない世界と音のある世界をつなぐ――ユニバーサルデザインで世界をかえたい!』、坂爪真吾『男子の貞操:僕らの性は、僕らが語る』がその筆頭か。ホワイトハンズ会長でもある坂爪さんからはtwitterにて直接リプライもいただきました。感謝。




(7)『サウスパーク


第1話→http://himado.in/10278


映像部門。この年末からひまわり動画で見始めたがこれがおもしろい。ケニーかわいい。『ボウリング・フォー・コロンバイン』でマイケル・ムーアが監督にインタビューしてたのをうっすら覚えていたくらいで、ここまでアナーキーでクレイジーなアニメとは思ってもみなかったよねえ、ンケーイ。同様にスタンリー・キューブリックフルメタル・ジャケット』、若松孝二実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』も楽しく鑑賞した(前者はとてもベトナム人学生には見せられないが)。





(8) 古川いおり



SOD女優にはこれまで興味がなかったのだが、なぜか今年この人と麻宮まどかが目に留まった。今更だけどアダルトの世界はどんどん美形化が進んでていわゆる芸能界との垣根もどんどんなくなってるよね。グラビアでいったら筧美和子とか。その他テレビでは梨里杏、モデルでは奈緒が最近のお気に入り。




(9)ZILDJIAN K KEROPE 19' cymbal
[rakuten:ishibashi-shibuya:10054472:detail]





ホビー部門は昨年散在しちゃったのでセーブ気味に。KEROPEはクラッシュしたときの音の広がりがトルコ系シンバルとの相性抜群!日本への初回輸入量が相当少なかったとのことだが、今ではどの楽器店でも手に入るっぽいのでちょっとがっかり。


「GAME OLDIES」というサイトも愛用している。昔のアーケードゲームをオンラインでプレイできるのだ。リアルバウト餓狼伝説2で対戦してくれる相手募集中。持ちキャラは崇秀、マリー、李香緋です。




8:20〜からのコンボかっこいい




(10) 番外編


恒例となりましたはてなブックマークおよびtwitterの過去ログ紹介。ただし本年初頭頃から小生のSNSにおける発信力(具体的にはRT数)が低下しており、反響らしい反響のないものもありますがあしからず。※R18指定


年賀状配達する郵便局の本気っぷりがすげええwwwwwwwwwwww

函館蔦屋書店がスゴい!代官山を超え、これを目当てに函館に移住しても良いレベル!

「高速化するJPOP」をどう受け止めるか 音楽ジャーナリスト3人が徹底討論

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Adobeがフォトショップなど無料提供していると話題に

ツイッターでフォローされない人の特徴10個 「フォロー数とフォロワー数が比例しない人」など

著作権切れ書籍データのネット公開停止 出版社側からの抗議に国会図書館が折れる

2年の葛藤と成長、レーベル移籍の意図から、東京⇔京都、まさかのレコーディング秘話にツアー珍道中まで(笑)名盤2ndアルバム『HUE CIRCLE』にまつわる全てのエトセトラとYeYeの現在を総括する裏話満載インタビュー!(1/3)

見るなよ!この画像、独り身のおっさんは絶対に見るなよ!

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もし夢野久作が桃太郎を書いたら

驚異を生む言葉の作り方 ハルカ(ハルカトミユキ)×穂村弘

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会員数激減、進研ゼミが見つめ直した大切なこと

ノルマ制ライブハウスについて書いた記事を読んで

目黒のラブホの中の人が、ラブホの誘い方を教えてくれた

ナタリー Hermann H. & The Pacemakers「THE NOISE, THE DANCE」インタビュー (1/4)

木村文乃 CM JR東日本 行くぜ、東北。 「青春よ走れ!」篇

山下達郎のサンデー・ソングブック(2014年1月26日放送)

井の頭池の水抜きを見てきたが、在来種の見た目が邪悪で外来種みたいに見えたり、自転車は環境汚染とあまり関係ないと思ったりした

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Death Cab For Cutie Albums From Worst To Best

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最悪手術も…スマホ使いを襲う「ドケルバン病」が怖すぎる

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【ザ・アンパイア】 偶然から始まった「卍の敷田」

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『いいとも!』最終回、“最後のゲスト”ビートたけしがタモリに送った「表彰状」全文掲載

対談:音楽情報メディアって読んでますか? 2014年版

わずか数年で4カ国語をマスターしたオペラ歌手に学ぶ外国語学習法

支援学級ってこんな感じ

SWIM SWEET UNDER SHALLOW MUSIC FREE DOWNLOAD 3rd single Background Music

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【画像】2歳から25歳まで。ある芸術家の絵の上達具合が凄いwwwwwwwww

一度はいっておきたい!日本の観光名所47選(都道府県別)

ついに自力で改名に挑むキラキラネーム世代が出現してきた

現場の感覚・ネットの思考 Chikirinの日記

これだけ動いてる。過去30年で音楽の聴き方がどう変化したか、1つの円グラフで軌跡を振り返ってみると…

LINE乗っ取り犯に結婚を申し込んでからかっていた男性が思わず犯人を褒めた理由

【動画あり】主にxvideosで活動してるギタリストだけど何か質問ある?

タイの数学の教科書が表紙に日本のAV女優を採用

くるりインタビュー 「ロックバンドはみんな真面目すぎる」

【世界美人教師探訪】日本留学帰りの美しすぎる日本語教師が大人気!! 30人クラスに100人以上が殺到して教室がパンク状態に

「保育園の隣に住むのは発狂レベルの騒音だった」という話

やばい物件見つけたんだがwwwww

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【怒り新党】新・3大 川崎宗則を好きすぎる海外番組MC

郊外住宅地の見えない空き家 NHK NEWSWEB

飲み会とかに「行けたら行くよー♪」と言う人がいた場合の対処法だぞ あとはこの言葉の意味についてだ

【DQN】東京・府中市 “決闘容疑” で少年グループを書類送検…立ち直り支援で警官が間に入った結果wwwwwwwwwwww

小林製薬から安楽死薬が出た時つきそうな名前

ムカつくCMで打線組んでみようとしたwwwwww

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結婚招待状のこだわりすぎな「出席します」の返信の写真が海外で話題に。

2014年ベストアルバム 1〜10位 | AMP - 新しい音楽と出会える情報サイト

                                                                                                                                  • -


以上、2014年ベストメディアでした。


私事ですが2014年は仕事で受難(警察沙汰)、家族の病気、度重なる不毛な合コンと不幸続きでした。年末になり天もさすがに見かねたのか結婚相手をプレゼント(12月11日に入籍)してくださいました。がっどぶれすゆー。2015年はいい年になるといいな!


今後ともごひいきに。なにとぞ。




今年の投稿動画は1本のみ。ニコ動過疎ってるから次回作は未定ってことで

叩いてみたの文化史

二週に続き大雪に見舞われた東京ですが、ヒマにかまけて叩いてみたの歴史を振り返ってみようと思います。動機も目的も特にありません。


叩いてみた、って何? という方はこちらから
叩いてみたとは


2014年2月15日10時現在、ニコニコ動画のタグ検索では10,280件の叩いてみた動画がアップロードされていることが確認できます。「投稿日時が古い順」でソートをかけると、最古の動画は「アマチュア」とだけ銘打たれた外国人ドラマーのMAD風動画でした。



お察しのとおりこれはYoutubeからの転載で、作者はこの人。叩いてみたは本質的には外来文化であり、世界まる見え的なおもしろ映像の類にその源流があるとみてよいでしょう。ちなみに投稿日時は2007年3月7日、ナンバーはsm9926、ニコニコにとって約1万本目の投稿動画は、再生:521,998、コメント:12,798、マイリスト:18,055を獲得しています。


その約10日後、3月16日にアップされたのは12歳の凄腕ドラマーのプレイ。こちらは純粋なドラムファン、音楽ファン向けの動画といえます。



引き続き「投稿が古い順」をみていきます。Youtube転載系動画が5〜6本続いたあと、素人が自己顕示欲のために作成・アップロードした動画の萌芽が現れました。そのハシリはおそらくこちら。2007年5月6日投稿、叩いてみた誕生からはや2ヶ月が経過しています。動画ナンバーがsm252283なので、ニコニコ全体で24万本近い動画がたった2ヶ月で投稿されたというのも驚き。



God knows...のようなアニソン定番曲というチョイス、「顔隠せよ」などプレイとは無関係の荒れたコメント欄、「音悪くてスマソ(´・ω・`) 後半の方が調子良かったです。」という投稿者による予防線など、その後の叩いてみた動画のテンプレートがすでに出来上がっています。もっともこれは「演奏してみた」タグの共通点といえますが。


ともあれYoutube転載系に加えて、自己顕示欲系が新ジャンルとして確立されていきます。いち早くその一翼を担ったのが黒ガチャ氏。2007年6月頃から活動を開始した氏の動画には「ニコニコ元祖演奏してみた」「過去の遺産」などのタグが付与されていますが、顔隠し用マスク、反エレドラ派によるコメント爆撃などの新文化を導入したのは彼の功績といえるでしょう。



なおこの頃はまだけいおん!ブームが到来していないため、らきすたアイマスリトバスなどが演奏してみた界の主流になっています。


同年夏、叩いてみた界に彗星のごとく登場したのが萌作氏。黒ガチャ氏からの追加点として、「宅録(生ドラム)」「ドラム<ネタ動画」などの要素があげられます。ご本人すごい礼儀正しいらしくて個人的にも大好き。



世間的にも知られる叩いてみた動画といえばチョットノイ氏のマリオシリーズが有名ですが、マリオ1叩いてみた動画のYoutube投稿が2007年2月、ニコニコへの転載も同年12月なので、元祖ニコニコドラマー達はまさに日本における叩いてみた文化の先駆者といえるでしょう。



アニソン系とは一線を画したい!と言わんばかりにロキノン系ドラマーが進出しはじめるのは2007年の秋〜冬頃から。アニソン系のようなコメント数、マイリス数を稼げないというどこか肩身の狭い思いをしつつも、自己顕示欲を披見したい男たち(女子の登場はまだしばらく先)の戦いが幕を開けるのでした。



アジカンラルク東京事変など軽音楽部の人気バンドの曲をコピバンの延長線として動画アップロードするという流れも生まれました。私事ですが、初めて叩いてみた動画をあげたのはこの少し後でした(2008年6月〜)。


2008年に入ると初音ミクブームを迎え、メルトをはじめとする複雑なビートに挑戦する輩たちの演奏が大量にアップされだします。



メタル枠はすでに2007年から存在していましたが、2008年2月に投稿されたX JAPANの叩いてみた動画で鮮烈デビューを飾ったWASHIKI氏のように、mixiニコニコ大百科などのSNSでファンページが形成され、一定の人気を得た動画主が叩いてみた系ドラマーとして固有名詞を獲得していきます。この動画は2011年の作品ですが、演奏力も音質も画質もほとんど進化していないのが彼の魅力。



あと大百科に載ってるから一応触れておきますが、2008年春頃から登場したケツドラムや指ドラムと呼ばれる動画群も叩いてみたタグに入れられることがあるようです。ただしここではあまり扱いたくないのでスルーします。


音質ならびに画質の向上は演奏してみた全般の課題でしたが、この年の夏頃からH.264の普及、デジカメ性能の進化などによって高画質化が急速に進みます。個人的に印象深かったのはこのマッキー動画。



その後、叩いてみた動画は群雄割拠の時代に突入します。コンスタントに10,000回台の再生回数を稼げた、ある種のバブル期でした。演奏してみたまとめサイトも登場し、2ちゃんねるではニコニコドラマー格付けなんて議論まであったのですから、隔世の感があります。


90万回再生のあの人の弾いてみた動画から始まったチョコレイト・ディスコ祭りによって、演奏してみたカテゴリは最盛期を迎えます。ギター→ギター→ベースと、1パートずつを付け加える形で完成していった伝説のセッション動画は、おぐにゃ氏の叩いてみたを最後のピースとして完成。2008年11月、CGM文化の到来を高らかに宣言したのでした(名文調)。



その後、叩いてみた界はセミプロ派(ショボン氏など。川口千里ちゃんのように本物のプロもいる)、ネオネタ派(プロ並みに技量があるのにネタを仕込む人々のこと。萌作氏やWASHIKI氏は古典ネタ派で、プロ並みの技量はないが愛されるキャラを持っている点で異なる)、選曲マニアック派などさまざまな宗派へと枝分かれしていきました。ただ私見では2009年5月の中村イネ氏の失脚により演奏してみた帝国自体が弱体化し縮小していく過程においては、盛者必衰だったと考えます。なんだこれ。


3年近くの長い停滞期を経て、古豪の叩いてみたドラマー・酪農仮面氏が2012年末に立ち上げた16人のドラマープロジェクトは、昔からの叩いてみたファンの心を躍らせる動画となりました。惜しむらくは参加したドラマーの大半がこの停滞期に登場した新人ばかりであり、実力はあれどネタ要素が薄いということでしょうか。でもゴブリエルさんは好き。



現在も叩いてみた動画の投稿は続いています。筆者自身も細々とではありますが継続しています。ただコメント数、再生数は全盛期の10分の1程度で、社会的疎外感を味わうためにアップするようなものです。それでも年に2、3本は上げていこうと思っています。やっぱりドラムが好きですし、コピーが好きなのです。私も立派な自己顕示欲系叩いてみたドラマーなのです。


今後ともよろしくお願いいたします。


ラストナイト/toe

2013私的ベストメディア


ささ、皆さんお待ちかねの恒例企画です。


過去の発表はこちら↓

2012 http://d.hatena.ne.jp/OMIOBEAT/20130103/1357172912

2011 http://d.hatena.ne.jp/OMIOBEAT/20120102/1325481341


さっそくいってみましょう!


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(1) Summer Break EP / It's a Musical

SUMMER BREAK EP

SUMMER BREAK EP

http://youtu.be/msTlYu5HBKM?t=4m10s
(ライブは2012年のツアー。このバンド全然映像がない)


今年は個人的にrallye labelの年でした。来日ツアーも素晴らしかったし、惣田早希さんデザインのツアーTシャツは半年ですでに襟のあたりがベロベロになるくらい着回した。



レーベルメイトのYeYeは今年一番ライブに行ったアーティスト。上記の来日ツアーに加え、覚えてるだけでも下北沢サウンドクルージング、HUE CIRCLEレコ発ツアーの札幌、空気公団とのクリスマスライブと4回は観てる。「あるある言いたい」は名曲ですね。



昨年あたりから女性ボーカルor男女混声の音楽にハマっており、今年初旬はずーっとPeter and Kerry推し。下のセッション映像は何度となく再生したけど飽きないねえ。改めて検索したらアコースティックver.もあってこれまたよい。




ここまでカテゴライズが難しいけど、くくり的には女性ポップス部門? 次点は安藤裕子『グッド・バイ』。ねえやんの歌手デビュー10周年の新譜で期待通りの出来。春は渋公、秋はオリックス劇場まで足を運びましたが、ともにいろんな意味で忘れられない公演になりましたとさ()。就寝用BGMとしてはPredawn『A Golden Wheel』や赤い靴『イノリーマスの森』、というか神谷洵平さんのドラムに大変お世話になりました。



(2) 安全地帯『安全地帯14〜The Saltmoderate Show〜』



邦楽ロック部門、根尻七五三の名言「俺に惚れるなよっ!」からの「愛を鳴らせ」はもはや様式美。ドラマ『東京バンドワゴン』はイマイチだったけど、現代のかあさんの歌「純情」しかり、ロッキンジャパンフェスの途中退場しかり、玉置浩二ここにあり!を世間に見せつけた。


SuiseiNoboAz『ubik』、tricot『T H E』、ねごと『5』、赤い公園公園デビュー』、ゴマアブラ『ゴマギフト』は2013のマストアイテム。今後に期待したいのは、BoBoさんやらも参加してるハルカトミユキという二人組。90年代育ちの心を優しくなでるようなアレンジは将来芽が出るかも? イメージ的にはYUIとかDo As Infinityとか岡北有由に近しい。



(3) YUCK『Glow & Behold』



ミュージック・マガジンの「ベストアルバム2013」でも洋楽ロックは豊作の年というコメントが目立ったものの、このアルバムを挙げてる選者はひとりもいなかったんでは? しかしここまでシューゲになるとは想像してなかった。本家マイブラの22年ぶり新作『mbv』に比べても、サウンド面でも楽曲のバラエティとしても数倍聴き応えのある一枚になっている。



USインディは元気のない年だったが、Bombay Bycicle Club『A Different Kind Of Fix』(2011)、Ducktails『The Flower Lane』、Enemies『Embark, Embrace』、I Used To Be A Sparrow『You Are An Empty Artist』など主にイギリスの若手〜中堅のバンドが充実。ストライプスとかも聴かなきゃ…。Bombay〜は2月に新譜出るぞ!



豊作といえば豊作、一方でベテラン勢の活躍に物足りない印象。ボウイやダフパンの新譜はともかく、個人的にはBen Folds Fiveの再結成ツアーアルバム、Phoenix『Bankrupt!』などはいい意味でも悪い意味でも進化してないなーと。Mice ParadeCandela』は最高傑作といって差し支えないと思うけど、1万円近く払った来日公演が全編アコースティックのオ○ニーライブで萎え萎え、アンコール聴かずして退出してしまった。



あと今年のベストメディアではないが、80年代のAOR周辺にハマった。特にTHE BLOW MONKEYSとEVERYTHING BUT THE GIRL。世間的にはネオアコ再燃の気運があるけど、Sufjan Stevensの『Illinois』をいまさら買ってリピートしてる。





(4)日生マユ『放課後カルテ』

放課後カルテ(5) (BE LOVE KC)

放課後カルテ(5) (BE LOVE KC)

少女マンガの中でも男子の支持を集める講談社BE LOVEにおいてひっそりと、しかし着実に支持を集めつつある名作。医療と学園モノという取り合わせ自体真新しさはない。たかが学校医が小学生相手にそんな難しい専門用語使うわけないし、3巻くらいまではそんな難病・奇病が続出する学校どこにあるんだ、って感じもあったけど、林間学校編から冷徹な主人公が人間性を獲得していくようすは読み応え十分。ただ『このマンガがすごい!』とか読んでもまったくランクインしてないんだよね。楽しみにしてます、日生先生!


ヒヤマケンタロウの妊娠 (BE LOVE KC)

ヒヤマケンタロウの妊娠 (BE LOVE KC)


自らの心境や周りの環境を反映してか、同棲・結婚モノを多く手にとった。坂井恵理『ヒヤマケンタロウの妊娠』、モリコロス『ノボさんとカノジョ?』、日暮キノコ『喰う寝るふたり 住むふたり』(『モンクロチョウ』の東京大学物語meets押見修造、な感じもよし)、等々。


『このマンガ〜』では九井先生が再び脚光を浴びた(九井先生の作品好き=マンガ通みたいな風潮があるのはどうだろう)ようだけど、1巻もしくは2巻完結モノもよく読んだ。押切蓮介ミスミソウ(上・下)完全版』、尾崎かおり『神様がうそをつく。』、話題の大今良時聲の形』と、バイオレンス含みはあんまり得意じゃないけど面白い。ただ話題作の中では『重版出来』が一歩リードか。あずま先生らの美しい作画に慣れきった人間にとって、このヘタウマ画は耐え難いところもあるのだけど。2巻は特に胸が熱くなる。

重版出来! (2) (ビッグコミックス)

重版出来! (2) (ビッグコミックス)



(5)村瀬秀信『4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ 涙の球団史』

4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ 涙の球団史

4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ 涙の球団史


2013年はぼくにとって野球熱再燃の年でもありました。もともと父が横浜勤めで、1998年の優勝はわがごとのように覚えている。近年の弱さはもはや認知にすら及んでいなかったが、5年連続最下位という暗黒期からやっと抜けださんとする弱小チームの姿に心を動かされたよ。なんせ新潟まで応援行ってるからね!本書にはそんなにわかファンのぼくを本当のファンと同じ立場にさせてくれる助けになった。


女性・セックス本(≠ジェンダー本)収集には磨きがかかってきた。水野スミレ『「AV男優」という職業 セックス・サイボーグたちの真実』(角川書店)、杉浦由美子『女子校力』(PHP新書)、杉坂圭介『飛田の子:遊郭の街に働く女たちの人生』(徳間書店)、鈴木涼美『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』(青土社)…。タイトルは実用的だけど三葉『練習彼女。〜はじめての「女の子のお店」ガイド〜』(スコラムック)は、著者が東大院生だと言えば許してくれるよね?



新書は不作のためあえて紹介なし。今年から職場も変わって時間ができたはずなのに、読書量は減ってしまった。例年、新書と書籍で分けて紹介していましたが今年はひとつにまとめました。



(6) チャラン・ポ・ランタン『悲喜劇』

悲喜劇

悲喜劇



DVD部門。朝霧ジャムでの名演(迷MC)とおっぱいブギーのインパクトで首位奪取!フェス乗りだけを意識した中途半端なバンドが増える中、楽曲的にもパフォーマンス的にもここまで突き抜けられたのはあふりらんぽ以来じゃないか? 引き出しの多さには和光高校出身者の底力を見たね。



ここでも次点はねえやん!『秋の大演奏会』ではスカパラ欣ちゃんのシュアなドラミングがご覧いただけます。安全地帯の30周年ライブはBSで観たけど正月用に買ってある。


30th Anniversary Concert Tour Encore“The Saltmoderate Show

30th Anniversary Concert Tour Encore“The Saltmoderate Show" [DVD]



(7) THE YELLOW MONKEY『劇場版パンドラ ザ・イエロー・モンキー PUNCH DRUNKARD TOUR THE MOVIE』


メンバーを2013年に再集結させ、当時のスタッフにも取材し、年間113本+αという弾丸ツアーを振り返るという企画。ぼくは当時、ファイナル横浜アリーナの2日目を観に行った。人生初のライブだったと記憶している。ネット環境も雑誌を買うお金もなかった中学生のぼくには当時のメンバー間の緊張感はそんなに伝わっていなかったが、ドラムのアニーがロックンソックという背もたれ付きのドラムスローンを導入したことだけはよく覚えている。結果的にあのツアーで腰悪くしたらしいしね。劇場はアラフォー女子(たぶん悲しきAsian Boyくらいからのコアなファン)とアラサー男子(JAM以降にバンドとしてのイエモンに惚れた層)の入り混じる不思議な空間だった。


音楽以外の映像作品でいうと、想田和弘監督の『選挙2』くらいしか観てない。むしろ今年初旬は地上波ドラマが面白かった。NHK書店員ミチルの身の上話』、日テレ『泣くな、はらちゃん』、テレ朝『おトメさん』、テレ東『まほろ駅前番外地』、同『ミエリーノ柏木』、そしてフジ『最高の離婚』。あとは年の瀬にフジ『独身貴族』をチェックしたくらい。ちなみにあまちゃんは放送時間と出勤時間が折り合わず、半沢直樹はなんとなく、であんまり観なかった。



(8) 鳴美れい


新設、女優・アイドル部門。ってこの人アイドルじゃないけど。でもとにかくキレイな方なので。大きな声では紹介できないけど、エステのやつ最高でした…。 (※追記 ツイッターフォローしてもらっちゃった!やった!)


この歳にしてはじめて写真集なるものをまともに買ったのが、これ。ネズミ顔は素直に可愛い。最近は木村文乃も気になっている。


北川景子1st写真集「27」

北川景子1st写真集「27」



(9)TURKISH Millenium Series 19'Crash Ride/21'Ride



http://telly.com/1GSNH0N

DEMO:igrek-U / rule


一年を通して楽器欲の高まった日々を過ごしました。特にシンバルは年間5〜6枚は買ったかな?中でもターキッシュ・ミレニアムとの出会いはボスフォラス、イスタンブールしか知らなかったトルコシンバルへの憧れをさらに強くするものだった。


楽器・ホビー部門、2位以下はカノウプス・河村カースケモデルスネア、SONYXPERIA」冬モデル。MD生産終了のニュースもあり、駆け込みで買ったコンポも結局ほとんど使ってはいない…。

SONY MD搭載オールインワンコンポ CMT-M35WM S シルバー

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(10) 番外編


今回もはてなブックマークおよびtwitterにて情報収集・発信した中で、反響の大きかったものをご紹介します。改めて眺めてみると、おっぱいネタばっかり。


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以上、2013年ベストメディアでした。


昨年からの流れでいうとキーワードはずばり「スケベ」。というか今までムッツリだっただけかもしれませんが。


貯金がまったく貯まらない一年でもありました。バンドも新しく始めて機材買ったり、ベイスターズにハマったりで出ていく一方。今年はモノに払うお金を少なくして合コンとかガンガンやっちゃおう!おー!


最後に2013年の投稿動画をふりかえって。2014年もよろしくお願いいたします。





20131128 The Cardigans "Greatest Hits Show" @渋谷AX

01 Erase Rewind
02 Been It
03 Godspell
04 Sick and Tired
05 Higher
06 You're The Storm
07 Live And Alone
08 Little Black Cloud
09 Give me your eyes
10 Iron Man
11 Feathers And Down
12 Good morning Joan
13 For what It's worth
14 Hanging Around
15 I Need Some Fine Wine, And You, You Need To Be Nicer
16 Lovefool

Enc.
01 Communication
02 Carnival
03 Rise and Shine
04 Junk of the Hearts
05 My favorite Game

06 03.45 : No Sleep


昨年のサマソニGran Turismoをメインに打ち出していたが、今回のツアータイトルはグレイテスト・ヒッツ。ただ内容的にはLong Gone Before Daylightを全面にフィーチャーしたような形に。とはいえニーナが「全部のアルバムから曲やるからね」と言っていたとおり、新旧織り交ぜてのセットリストには大興奮。やっぱり長年好きなアーティストのステージってのはフェスでの40〜50分ではなかなか満足できんわね。

ベングドのドラミングはやや年季が入った感じで、セッティングは6年くらい前のサマソニから変わってないけどシンバルさばきなどに荒々しさを欠く。オーバーヘッドマイクがあさっての方向を向いていたのも気になったが。でっもIron Manのハネたリズムに乗せたスネアロールは絶品。あの横ノリは狙ってできるもんじゃない。

あと、ニーナ嬢は老けないね。スウェーデン永作博美や。