ビール類、6年連続出荷減…シェア首位はアサヒ

ビール類、6年連続出荷減…シェア首位はアサヒ

 ビール大手5社が17日発表した2010年のビール類の総出荷量は、前年比2・8%減の4億5917万ケース(1ケース=大瓶20本換算)で、6年連続で過去最低を更新した。

 猛暑に見舞われた夏場は好調だったが、景気の低迷や若者を中心としたビール離れなどで販売減に歯止めがかからなかった。

 種類別では、「第3のビール」が前年比8・7%増の1億5062万ケースと伸びた一方、ビールは同3・6%減、発泡酒は同17・7%減だった。この結果、ビール類に占める第3のビールのシェア(占有率)は32・8%となり、初めて3割を超えた。

 各社別のシェアは、主力の「スーパードライ」が堅調だったアサヒビールが37・5%となり、キリンビール(36・7%)を上回って2年ぶりに首位に返り咲いた。3位はサントリー(12・9%)、4位はサッポロビール(12・0%)だった。

Facebook Wins Relatively Few Friends in Japan

Facebook Wins Relatively Few Friends in Japan

With Mixi in its seventh year, it is starting “to feel old,” said Mitsuyo Nakata, a Web designer. Its growth has slowed, as have advertising revenue and investor confidence. Profits have fallen at Mixi for three of the last four quarters, and its stock price has slumped 70 percent since its initial public offering in 2006.

In an interview with the Nippon Television Network in November, Mr. Kodama, the Facebook manager for Japan, said he was confident that users would start warming to Facebook’s real-name policy once they discovered the usefulness of finding old classmates online.

“The Internet in Japan has not been so closely connected with real society,” he said. “Those other community sites can keep offering the joys of staying remote from real life.”

 僕もフェイスブックはほとんどログインしませんね。
 やっぱり日本独特のじめじめした関係の感覚みたいなものありますよね。ネットとリアルは別っていうのもありますし。

BPがロシア・ロスネフチと業務・資本提携‐米議会から反発

BPがロシア・ロスネフチと業務・資本提携‐米議会から反発

 原油流出事故で米国事業の成長力に疑問が生じているBPにすれば、今回の合意は同社のロシアでの立場を強化するものとなる。ただ、ダドリーCEOは、BPは米国から撤退するつもりはないとし、米国は「BPの本拠地だ」と述べた。

 しかしBPにとって、ロスネフチとの提携は原油流出事故を受けぎくしゃくしている米国との関係を悪化させる可能性がある。米議会からは早くも、米軍向け石油供給最大手のBPがロシア企業と資本関係を持つことをめぐって安全保障上の懸念の声があがっている。下院天然資源委員会のマーキー民主党筆頭理事は、財務省傘下の外国投資委員会(CFI)に対し調査に入るよう求め、下院エネルギー商業委員会のバーカス委員(共和)も「精査してもいい案件だ」と述べ、これに同調した。

【ブログ】ソニー、「ムーブ」でコアなゲームファン獲得目指す

【ブログ】ソニー、「ムーブ」でコアなゲームファン獲得目指す

 ソニーマイクロソフトも当初、ムーブとキネクトの発売で、さまざまな動作を利用してプレーできるダンスやスポーツ、それにゲームセンターにあるような単純なゲームを好む、もっと一般的な消費者の獲得を目指していた。

 だが、ソニーのコラー氏は、キネクトで採用されている技術はムーブの精緻(せいち)さにはかなわないと話す。キネクトでは、主にカメラとセンサーを基にプレーヤーの動きを追跡するのに対し、ムーブではカメラを使用してアイスクリームコーンのような形のコントローラーの動きを追う仕組みを採用している。

 シューティングゲームなどのような特定のコアなアクションゲームをプレーするには、そうした追跡精度がカギになる、とコラー氏は話す。その点に関してキネクトは「開発できるゲームの種類が限られる」とし、ソニーでは実際に自社で開発したキネクト型技術を使用して実験を行ったと述べた。

 コアなゲームファン向けのタイトルの一例として、ソニーは4月に人気の戦闘ゲームの最新版『ソーコム4:USネイビーシールズ』の発売を予定している。ムーブを使用したプレーでは、従来のジョイスティックで銃の照準を動かす方法よりも、もっと直感的に照準を合わせることができる。

 また、ソーコム4のリードデザイナー、トラビス・スタイナー氏はデモで、コントローラーを前方に強く突き出すことで、キャラクターが素早くナイフ攻撃に切り替えるさまを披露してみせた。

 プレステ、エックスボックスにもWii的な操作が入ってくるんですねぇ。
 ドラクエ6位のときがなつかしいな〜。

岡田利規『わたしたちに許された特別な時間の終わり』

わたしたちに許された特別な時間の終わり (新潮文庫)

わたしたちに許された特別な時間の終わり (新潮文庫)

 「三月の5日間」。クラブで会った男女が5日間ラブホでやりまくる話。つまりこの物語には物語と呼べるようなプロットだとか流れだとかそういったものはほとんどなく、あるのは9.11後イラクで戦争が行われているという漠然とした終末的な雰囲気が渋谷のある男女とどう関係しているか、ということで、それを文体で小説というかたちで伝えるのはとても難しいことなのだろうな、と思います。

 作品の途中でこんなシーンが出てきます。
 ブッシュは悪か?とクラブでパフォーマーの一人が問いかけ、それに対してクラブにいる人々が口ぐちにイエスエスと答える。そんな中で、一人だけノーと答える男がいる。意見を聞きたい、といわれ男は言う。別にポリシーとしてブッシュが好きとかそういうことではなく、みんなが場の雰囲気全体でイエスエスというのはあまり好きではないし、危険なのではないかと思った。それだけだ。

 この小説の語りの視点は、イエスエスという人々のそれでもないし、イデオロジカルな雰囲気に抵抗しようとしてノーと言った男のそれでもない。その彼らをただ漫然と眺め、そのあとナンパした女の子と5日間やりまくるような男の、そのあとは女の、最後には三人称の、視点なんですよね。

 そして、作品最後の、嘔吐。なかなか一筋縄でいかない小説で好きです。

森見登美彦『【新釈】走れメロス 他四篇』

新釈 走れメロス 他四篇

新釈 走れメロス 他四篇

 森見さんは文章を書くのが楽しくて仕方がないんだろうな、と思わされてしまいました。何というか、呼んでいる目が引きつけられるなにかがあるなぁ。

 詭弁論部、文化祭、だるま、象の尻、麻雀、腐れ大学生、その他もろもろの森見京都ワールドに登場するものも好きです。