VirtualBox上の OS/2

OS/2の環境とか, ひそかに移植中のものとか, 環境整え中だけど, そもそも VirtualBox上の OS/2ってあまり使い勝手がよくないような。
まずマウスホイールが効かない。
ホスト OSの Linuxで効いてて, ゲスト側で少し操作しているときにそれが効かないと, なんだかちょいとストレスだったり。

画面の解像度もおかしい。gengraddにしているつもりだけど, 間違ってるんだろーか。
スクロールバーが出ていて, スクロールしないとゲスト画面全体が見えない。

OS/2の終了ができない。
各種ウインドウは閉じられるんだけど, そのまま無反応になってしまう。
しかたなくゲストをリセットさせると, 次の立ち上げで chkdskが走るし, ドライブによっては chkdskで暴走 (?)

もちろん Additionsはインストール済み。インストールってゆーか, dllをコピーしたり config.sysを書き換えたり …
何かそれだけでも他のゲスト環境に立ち遅れてる様な。

Ubuntu 9.04

焼いた CD-RWに問題があるらしく, Ubuntuインストール時に「ディスクに問題あり」的なメッセージが現れてしまう (ポップアップが出現しなかったとしても dmesgで調べてみると SquashFSで激しくエラーが …)。
で, 何度か CD-RWを書き直してみても同じ。

そんな訳で, ISOイメージ・ファイルで直接インストールしてみる。

立ち上げてすぐの CDの起動メニューのトコで, toramなどのオプションが使えるっぽいのでいくつか試してみる。RAMに内容が転送された後, HDDにある isoイメージの内容で置き換えてみよう … などと思ったけどダメっぽい。
起動時, Linuxの (つか UNIX系の) initが動く訳だけど, 内容を上書きした後でもう一度動かす必要があるのかな。
initの処理内容確認してみると, 使えると思ってた fromhdオプションは存在しないっぽい。
その代わりに見つけたのは iso-scan/filename= の項目。

… ってことで。

cd ~/../jj   # ここに展開。 (/homeは独立したパーティションにしている)
mkdir mnt
sudo mount -o loop ubuntu-ja-9.04-desktop-i386-20090510.iso mnt
cp mnt/casper/vmlinuz mnt/casper/initrd.gz .

cd /boot/grub/   # GRUBからそれらを (一時的に)起動できるよーにする
cp menu.lst menu.lst.bak   # とりあえずバックアップ

あとは menu.lstを編集。
てゆーか編集しなくても GRUBコマンドラインで入力してもよいけど, 面倒だし。

title Jaunty Jackalope (9.04) install
root (hd0,5)
kernel /jj/vmlinuz iso-scan/filename=/jj/ubuntu-ja-9.04-desktop-i386-20090510.iso boot=casper quiet splash
initrd /jj/initrd.gz

これでかなりの所までは進むんだけど, すべての項目指定した後 インストールの最中に, (インストール用に準備した)パーティションが使用中で unmountできずにエラー。
ここでも toramとか指定してみたけど (RAMに転送することで unmountできるはず … だったけど) やっぱりダメ。(SysRq+u もダメっぽい)

umount -l /dev/sda6

… で, どーにかこーにか OK。
初めて知ったよこんなオプション。

Touch Book

ARM搭載のネットブック, キーボードが分離可能になって登場。
分離したときの本体は液晶画面側。てことで, 裏に磁石が付いてるタッチスクリーン・タブレットネットブックな感じ。iMac では液晶画面にスタンドが付いてるけど, Touch Bookでは磁石で冷蔵庫に貼り付けたりして使用する訳だね。 (← 同列に扱うのは違う気がする)
内蔵 HDDもこれでイチコロ (HDDは内蔵してなくて代わりに microSDカードらしいけど)。

http://japan.cnet.com/story_media/20389183/AI-front_460x305.jpg
http://japan.cnet.com/story_media/20389183/AI-back_460x305.jpg

  • 9.4" x 7" x 1.4" for 2 lbs (with keyboard) (=239mm×178mm×36mm, 2lbs=907g)
  • ARM Texas Instruments OMAP3 chip
  • 1024x600 8.9" screen
  • Storage: 8GB micro SD card
  • Wifi 802.11b/g/n and Bluetooth
  • 3-dimensional accelerometer
  • Speakers, micro and headphone
  • 6 USB 2.0 (3 internal, 2 external, 1 mini)
  • 10h to 15 hours of battery life
http://www.alwaysinnovating.com/touchbook/

んで OSは …

Q. Which OS is installed on the Touch Book?
A. The Touch Book will ship with the Touch Book OS by default. Since the Touch Book has been designed with the help of a vibrant open source community that believes in diversity, you can install many other OSes, including Google Android, Ubuntu, Angstrom, and Windows CE. You are free to do whatever you want.

http://www.alwaysinnovating.com/touchbook/faqs.htm

Touch Book OSが入ってて, Android, Ubuntu, Angstrom, Windows CE などのうち好きなのインストールできる。(Touch Book OSはオングストローム Linuxをベースにしてるらしい, とか何とか ← ここには書かれてないケド)

参考 URL:

Ubuntuも Androidも動きそうなネットブック

この前の続報的なニュース → 「http://wiredvision.jp/news/200902/2009021820.html
"ネットブック" の定義がイマイチ分かってないんだけど (それにどこかの登録商標だったカモだし), 軽く・持ち歩きに便利なブツがなんとなく欲しかったりして。で, (よく知らないけど) Skypeとか利用すると電話もどきにできたりするのかな ?
先日, ネットブック的なものを持った集団に出会って, なんとなく「い〜な〜」なんて思ったりして。


CPUが ARM系なのは別に問題じゃない。
以前, ARMなソレでカーネル構築したりテキトーなデバイスドライバー作ったりもしたから。Ubuntuなのも好都合。
たぶん, Ubuntu64ビット版と普通の Ubuntuの違いくらいの差でしかないのカモ。いや実際 Debian-ARMでは単なる遅い Debianマシンでしかなかったし。
むしろ Atomに貧弱なイメージがあって, それほど高性能を求めてる訳じゃないけど Atomはね … って感じ。(まぁ, ARMも激遅なのはコンパイルしたりすると自覚できるけど)

http://beagleboard.org/

ARMと言えばこんなのもあるらしい ↑
http://www.nikkeibp.co.jp/it/article/OPINION/20090209/324498/」って記事によれば Ubuntuも動くんだとか。
最近, USB接続な液晶ディスプレイが幾つか出てた気がするけど, その手のものを組み合わせてもおもしろいのカモ。
(ACアダプターじゃ, 持ち歩いても仕方ないけど。移動中には使えないし。)

ARMベースのネットブック

こんな記事が「Pegatron と Freescale、ARMベースの格安&長時間駆動ネットブックを公開 - Engadget 日本版」。
ARMベースの小型マシンは 2種類ほど使ったことがあって, その時は "非力" (BogoMipsの値がかなり低いし) って感じだったけど, でもこれは違うらしい。
んで, σ(^^) の場合は Debian使ってたけどこれは Ubuntu
値段も安そうだし, 気になるところ。

以前使ってた ARMベースマシンでの経験もあるので, なんだか懐かしい感じ。

8.04 → 8.10 アップグレード

テスト的に 8.10 (Intrepid Ibex) インストールしていたけど, 普段は別のマシンで 8.04 (Hardy Heron)使ってたりして。
でも, もうそろそろ(問題も出尽くして) 使っても構わないカナと思うし, 「何気なく使用していた最良のオフィススイートGo-OO | OSDN Magazine」って記事見て, 何か変わっているのなら使ってみたい気もするしで, アップグレードに踏み切った。
手順はここ, 「http://www.ubuntulinux.jp/getubuntu/upgrading

  1. [ソフトウェア・ソース] を変更して
  2. [アップデート・マネージャー]

で, その後, /etc/apt/sources.list を編集 (↓コレを追加)

deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja intrepid/
deb-src http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja intrepid/
deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja intrepid-ja/
deb-src http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja intrepid-ja/
deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja intrepid-non-free/
deb-src http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja intrepid-non-free/

問題点とか …

  • OpenOfficeに変更があったかどーか分からない (8.04のとき, 使ってなかったし)
  • Tomboyで日本語が入力できなくなった。つか "ー" がタイプできなくなった
    • [システム][設定][キーボード]のレイアウトで 日本:日本 を追加して他のを削除したら直った
  • バックライトが明るく, つか眩しくなった
    • 設定エディターの, / apps > gnome-power-manager > backlight の brightness_* を 0にすると目に優しい
  • フォントが変になった
    • 日本語セットアップで ipa-monaフォントなどを有効にするとある程度大丈夫
      • 端末のフォントの横幅広すぎ → 直らず
  • スクロールバーの掴むトコ, マウスカーソルを被せても色が変わらない
  • タッチパッドのスクロール機能(?) が無効になった

VirtualBoxで OS/2

VirtualBoxの状態が悪かったりもしたけど, 今までインストールできなかったのは OS/2のインストールの手順を間違ってたから, っぽい。
起動して直ぐ OS/2の CDイメージを入れ替えなきゃダメなんだけど, たぶんソレは CD-ROMドライブを認識するだけのためのプロンプトだと思い込んで, CDイメージを入れ替えずに進めようとして停まってたっぽい。

ただ, インストールできても, しばらく動かしているとホスト OSまで巻き込んで異常になってしまう。
何かの I/Oエラー出まくりで, ホスト側の終了もできない。
まぁ, VirtualBox & OS/2イメージが入ってる HDD自体が変なだけカモだけど。