Oxonian’s

韓国の大学で働いてます。EBSラジオ『たのしい日本語』も担当中です。

ドイツから戻り、ベリオール・カレッジへ

一昨日、ドイツから戻ってきた。深夜の4時くらいに帰宅し、すぐにエッセイの添削をし、仮眠をして朝からミーティングに奔走した。

夜は、学生寮で向かいの部屋に住んでいるAnhが、彼が所属するベリオール・カレッジ(Balliol College)のフォーマル・ディナーに誘ってくれた。とても楽しい一時だったので、今日はこのディナーについて書いてみたい。

10月9日
夜7時半。久しぶりにスーツを来て、ベリオール・カレッジのゲートの所に集合。重厚な扉だ。

ウィキピディアによると、創立は1263年。ということは、今からざっと750年前になる。日本はまだ鎌倉時代が始まって70年程だ。その頃からこんな建物や制度があったのか。。。

ベリオール・カレッジ (オックスフォード大学) - Wikipedia

ホール(食堂)に入ると、驚いた。なんと、ホールの中にパイプオルガンがある! Anh 曰く、「オックスフォードやケンブリッジの諸カレッジの中でも、ホールにパイプオルガンがあるのはこのカレッジだけ」らしい。うーむ、弾いてみたい。

ディナーは、前菜・主菜・デザートのスリーコース。ちなみに、オックスフォードのカレッジで行われるフォーマル・ディナーでは、その日ごとにメニューがきちんとテーブルに置いてある。

主菜は鴨肉。赤ワインに良くあいました。写真に写っているお皿についているマークが、ベリオール・カレッジのエンブレム。オックスフォードでは、カレッジごとに異なるエンブレムがあり、お皿など、カレッジのいたる所でそのエンブレムを見ることができる。

女の子たちは皆、デザートを大絶賛。僕も brûlée は大好きなので、とても満足でした。

食後はコーヒを飲みながら歓談。「この後、どこかパブに行く?」という声もあったが、僕は勉強が残っているので帰路についた。

ディナーに招待してくれた Anh にお礼を言いたい。ありがとう。