Oxonian’s

韓国の大学で働いてます。EBSラジオ『たのしい日本語』も担当中です。

チュートリアル初め

昨日はセミナーがあったのだが、チュートリアルの準備が追いつかず結局参加できなかった。今朝方までかかって、ようやく学生の論文を読み終える。いつも思うのだけれど、僕が担当している学生は、例外なく皆、大学一年生とは思えないとても良い論文を書いてくる。僕が一年生の頃のレポートと比べると、、、思い出すと恥ずかしくなる(苦笑)

イギリスの大学生、少なくともオックスフォードに入学してくる学生は、入学時点ですでに論文の書き方(パラグラフ・ライティング、議論の組み立て方、引用の仕方等)をある程度身につけている。日本で言えば高校レベルの段階で批判的思考や論文の書き方に関する体系的な指導を受けているのだろう。

先ほど今学期初のチュートリアルが終わり、Oriental Institute の談話室に来た。あと一時間程でセミナーが始まる。それまでは、談話室でコーヒーを飲みながら別の学生の論文を添削しようと思う。コーヒー1杯70ペンス、学生料金ですな。