What Does That Man Have?? ~3~

「気になるあのひとの、もちものけんさ。」
かっこいい人、かわいい人、おもしろい人...。みんなは、何をたいせつに、バッグにいれて持ち歩いているのか。
このシリーズでは毎回、ひとりの人のバッグの中身を見せてもらって、紹介します。
あー、わかるわかるとうなずいてもよし、....。と絶句するもよし。
三人目は、「西東京でダンディズムを追い求める」小山正敏a.k.a.まー、です!!

こやま・まさとし ’85生まれ


バッグ。

高校生のときに買ったという、ノースフェイスのバックパック。少なくとも五年は使っているのに、壊れる気配すらないらしい。
まーくんのバッグ、といえばこのバッグが思い浮かぶほど。代名詞的バッグ。


シュラフ

去年、オーストラリアにテントとシュラフを持って行き、半年以上そこで生活したという離れ業をなしとげたまーくん。
そのときのシュラフを、未だに活用中。取材時は、会津若松へスケートしに行く前日だったため、バッグに入っていた。


LAkingsのキャップ。

古着屋店員の経験もあるまーくんは、私服はもちろん古着Lover。全体的にすてきなセンスで攻める彼は、キャップも例外ではない。
ぼくが思うに、まーくんは体形がかなり良いんだと思う。ケツは小さいし、身長もあるし。
ライバルは立川ローカル、同い年スケーターの琉球つたうか。


下着(3枚)。

自他ともに認める、彼は汗っかきである。取材時は先述のとおりツアー前日だったので普通かもしれない。
夏にまーくんと一日一緒に動くと、何枚出てくるのか、というくらいにバッグには服がたくさん入っている。


靴下(3セット)。

オーストラリアに去年滞在して以来、ハーフパンツにはまっているまーくんはスニーカーソックスのヘビーユーザー。
会津若松も、11月半ばだというのに、ハーフパンツとソックスでいけるだろう、と出発してしまったあたりはなんとも彼らしいエピソードだ。


T-シャツ。

最近マイブームらしい、BRACK!のTシャツ。ぼくも違うデザインのを持っているが、個人制作とは思えない出来とデザインで、着るのがもったいないくらいだ。
ちなみに、なにをかくそうおれはこのBRACKBOOKに多大なる影響をうけている。
そのBB編集長は、いまは八百屋らしい。オーガニックがどうとか、言っていた。


財布。

確かまーくんはこの財布を、ヨコタ倶楽部で働いている頃に買っていたと思う。
今ではもう、ケツの形にぴったりフィットしている。チャックは破壊済み。


メガネセット。

外出時はコンタクトを使用。意外にも、こまめに手入れしているようだ。
このクラッシックなメガネが似合う彼が、じつはぼくはすごくうらやましい。いつかきっとおれも似合う大人に。


まーくんの、バッグの中身は、こんなかんじ。
彼の持ち物は、よく彼を表していると思う。「必要なものを、必要なだけ。」「かっこいいものを、かっこよく。」
「こだわりを持って。」「壊れやすいものは、壊れやすい。ので、あまり持ち歩かない。」
こういった不器用さは、それは直接男らしさ、ダンディズムにつながることだとおもう。
そしてぼくが彼を尊敬する点は、それを「言い訳にしない」、というところだ。
自分のことを大きく見せたり、強がったりしない。ありのままの自分で在って、常に自分で在る。
彼には簡単なことなのかもしれないが、ぼくにはそんな簡単にできないことだ。

そしてそれは、直接、「優しさ」につながることだと、ぼくは確信している。


最近も仕事にスケートに、相変わらず忙しい毎日を過ごしているまーくんだが、年内には引っ越しを終える予定のようだ。
どこまでぼくが言っていいのか解らないから言わないけれど、その引っ越しは彼の人生での大きな分岐点になることだと思う。
なんてマジメくさって書いているが、どうせまーくんは「いかにわくわくするか」ぐらいの感覚で決めているんだろうな。
まーくん、ケガに気をつけて。PALETTE.magは小山正敏を応援しています。



:次回予告の信用が地に落ちていると思います。
次回予告は、ありません!未定だからです!
だれにしようかな??