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Diario da PIATTI このページをアンテナに追加 RSSフィード

2016-05-24 イタリア買い付け道中記2016冬  その7 このエントリーを含むブックマーク

5月イタリア出張も終わったというのに、まだ1月の買い付け道中記が完結しておりませんでした。

今回を持ってようやく終了です。

次回から5月のフリウリ、エミリア訪問編となります。


Roma:ローマ


今回は行きも帰りも夜便というスケジュールでしたので出発地のローマでもほぼ一日過ごすことが出来て便利でした。

世界ローマですから何事も圧倒的。

そう、圧倒的なローマ、そんな感じがいつもします。

でも今回ナポリカゼルタと廻ってその庶民の力強さを感じた後は、やはりローマも思えば庶民の力あっての

佇まいなんだと改めて感じるに至りました。


ローマの中心地よりFiume Tevere:テヴェレ川を越えた西側の辺りは、その名の通りTrastevere:トラステヴェレと呼ばれ、

一般的所謂普通ローマ市民暮らしている地域とされています。


実際に歩いてみると、建物が豪華な建築ではなく普通集合住宅にガラリと変わり、小さな車が車庫、

ではなく歩道に、いや車道にもはみ出して、それこそ向きも自由自在でギチギチに停められています。


圧倒的なローマ、ではなく、あまりにも自由ローマ、って感じ。


その中にある地元料理屋さんが一軒。

da Cesare:ダ・チェーザレという名のTrattoria:トラットリア


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ここは、以前 ghetto:ゲットーユダヤ人街)地区にある料理店を訪れた際に、隣席だった貫禄あるオヤジ

教えてくれた店の一つで、それ以外に教えてくれた食材店があまりにも良かったので、ならばと期待していたところでした。


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 ※オヤジお勧め食材店、その後私のお気に入りのお店になりました


このオヤジ、でっかい身体を小さいスペースにはめ込んで窮屈そうにしているにも関わらず、

あまりにも美味そうに食べていたので思わず声をかけたところから話が弾んだのですが、

こういう男が美味いっていうんだから美味いはずだ!みたいな確信めいたものがあったのです。


で今回ようやく訪れたのですが、あまりにも普通住宅街にポツンとあるので思わず通り過ごしてしまったほどです。

よーく見ると店の外にテーブル椅子が置いてあったのですが、寒い冬ですからさすがに誰も外にいなかったので

目に入らなかったのだと気づいたほど普通、いたって普通でした。


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ところが中に入るとギッシリのお客さん。

華美ではないけれどキチンと身なりの整った客層がゆっくり食事を楽しんでいる雰囲気が伝わってきて期待度があがりました。

良いトラットリアが持っている雰囲気、といいますか何かそんな感じ。


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食前酒を飲みながらほどなくすると席に案内してもらいました。

cacio e pepe:カチョ・エ・ペペやamatriciana:アマトリチャーナといった定番は勿論、興味を引いたのは

coda alla vacinara:コーダ・アッラ・ヴァチナーラ

これは牛テールです。牛の尻尾


これを煮込んだものローマならではの料理なのですが、しかし今回はこれをズバッとというよりは、

この牛テールをトマトで煮込んだソースニョッキというメニュウがあってぐっと惹かれてしまいました。


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これを含めてあれこれオーダーしたのですが、カメリエーレのテキパキとした無駄が無く的確なサーヴィスもあって

前菜から始まる食事のどれもが美味しく気分も盛り上がりました。


でこの牛テールですが、これはまさに唸る旨さでした。

いやぁ、こんなに旨いのはなかなか無いなぁと思える出来栄えでした。


牛テール、牛の尻尾

もうそんなの捨ててしまわれそうなものではなかったかと。

ローマの中心で栄華を極める階級層が口にしないもの、捨ててしまう物を庶民がなんとかして腹を満たす料理に変えた、

という話を耳にし目にしますが、その知恵やらが昇華してこんな見事な料理になったのではないか、そんな思いにかられます。


記憶に残る一皿、その為にだけもう一度訪れたい、そんな気にさせるシアワセな瞬間ってそんなに無いものですが、

今回はまさにそれでした。

あのオヤジの言うことを聞いてよかったわい。


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訪れれば訪れただけ新たな発見があるイタリアの旅、今回はこれにておしまいです。


また頑張って働きます。

2016-05-23 イタリア買い付け道中記2016冬  その6 このエントリーを含むブックマーク

ナポリでは庶民底力を随所に感じ、彼らの身近にある日常の「厚み」に心を動かされるものが多くありました。


それがPizza:ピッツァであり、Caffe':カッフェであり、Sforiatella:スフォリアテッラであり、Baba':ババであり等々

日常的に楽しめるもののアベレージの高さは特筆すべき点だなぁと。


ほんの少しの街歩きだったにも関わらず大変有意義でした。


で、これはナポリに限ったことではありませんがイタリアの朝食スタイルというのを私はメロメロなのです。


cornetto:コルネットと呼ばれるクロワッサンみたいなパンで、プレーンタイプもありますが、

中にcrema:クレマ(クリーム)やmarmellata:マルメッラータ(マーマレード)などが入っていて

これを一つ、そしてcappuccino:カップッチーノを一杯頼む、というのが極々一般的な朝食です。


ま、何をどう食べようが飲もうが自由にすればいいさっ!

ってのがイタリアですが、それでも結構良く目にする定番です。


で、プシュオァ〜、とかってカップッチーノを入れている音を聞きながら、ほれ、

と紙ナプキンに乗せて渡されるコルネットバクっと頬張るわけです。


ほんのりと粉砂糖がかかった端っこから食べ始め、真ん中にくるとクレマやらマルメッラータが

フルーツ感と甘味を量感たっぷりに訴えかけてくるのでそれを喜々として受け止め、

その内に出来てくるカップッチーノを一口飲む。あぁシアワセ。


で、食べたらさっさと挨拶して出て行く。

慌ただしさの中に旨いものを食べる楽しみがあって、そこがまた良いんです。


今回は一ヶ所に5泊したのですが、その宿がもともとbarバールをやりつつ、pasticceria:パスティッチェリア

パン菓子を売る店)をやっているような感じのところだったので、朝食はいつもそこで取ることになっていたのです。


で、そこで食べるコルネットが望外に美味しく、中に入っているものの種類がいくつもあったので、

今朝は何を食べようかというのも楽しみでした。


イタリアのいろいろなものを目にする現在日本ですが、こうした朝食のスタイルもっと目にできたら嬉しいなぁと。


あぁこの朝食が食べれるのもしばらくお預けかと思うと寂しいですが、チェックアウトして電車に乗りRoma:ローマへ。


気に入っている食材店と行ってみたかった料理店があるのす。

2016-05-05 イタリア出張のお知らせ このエントリーを含むブックマーク

この連休中はたくさんのお客様にご来店頂き、お陰さまで忙しく過ごしております

そして気が付けば、このブログイタリア出張のお知らせをするのを失念しておりました。


下記期間中、イタリア出張に参ります

今回の出張は、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州エミリア・ロマーニャ州

中心に回る予定です。


5月9日(月)〜 5月19日(木)


この間は、店舗およびWEBの出荷作業もお休みとさせて頂きますのでご注意くださいませ。


ご迷惑をお掛けし申し訳ございませんが、また新しいイタリアの美味しい食材

探してきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします

2016-04-27 ジェノヴァ産のバジルペースト(冷凍)入荷しました! このエントリーを含むブックマーク

長らく欠品しておりましたジェノヴァ産のバジルペースト冷凍)が入荷しました。



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Basilico:バジリコバジル)の本場といえばジェノヴァです。

ジェノヴァのmercato:メルカート市場)に行ったことのある方なら目にしたであろう、

小さくて淡い黄緑色をしたバジリコ

これを地元の松の実、ニンニクオリーブオイル、そしてチーズを加えてすりつぶして作ったもの

Pesto:ペストペースト)です。

現地ではペストと言えばそれはイコールバジルペーストなのです。

淡い色さながらの気品のある味わいには驚くばかりです。


バジルペースト日本でも簡単に出来るといえば出来るのですが、これほど現地との違いが出るものも珍しい

と思うほど違いがあるのです。

実はこうしたペーストは日持ちのするものではなく、作ったらその日のうちに食べてしまわないと

色も風味も落ちてしまうのです。

なので永らく輸入を諦めていたのですが、冷凍で輸入されたもの出会い、試したところこれがまた良いんです。


シンプルに、ごくシンプルに、温めてパスタと和える、それだけで十分です。

もちろん、現地のペーストらしくジャガイモとインゲンを茹でて和えればなお美味です。

内容は100gですので2人分とお考え下さい。


配送につきましては、クール便(冷蔵)でお送りしますので他商品との同梱が可能です。

商品が届きましたらどうぞお早めにお楽しみ下さい。


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※こんな安っぽいプラスチックのカップに入っていますが、中身の美味しさは抜群です。

2016-04-14 アモーレミオ入賞!! このエントリーを含むブックマーク

PIATTI創業当時からのお付き合い、Solo Sole di Russo Santina社の

Amore Mio(アモーレ・ミオ、セミドライチェリートマトのEXVオリーブオイル漬)が

現在イタリアVerona:ヴェローナで開催中のVinitaly:ヴィーニタリーのAgrifood-Golosarioという

”食いしん坊の食材”というカテゴリーで入賞しました!!


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http://www.ilgolosario.it/notizie/13-04-2016



また、Paolo Massobrio著、il Golosario(イル・ゴロザリオ、食いしん坊の意)にて同社も取り上げられています。

頑張ってるね、フィリッポ!


Amore Mio(アモーレ・ミオ)、PIATTIでもお勧めしているし、美味しさは折り紙つきだったから

「そりゃ、そうさ!」って感じ。


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http://www.piatti.jp/prodotti/pomodori/pomodori_secchi.html

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