サイレント・アラーム

サイレント・アラーム

特務咆哮艦ユミハリ 1 (バーズコミックス)

特務咆哮艦ユミハリ 1 (バーズコミックス)

エクセル・サーガ 14 (ヤングキングコミックス)

エクセル・サーガ 14 (ヤングキングコミックス)

 mixiのほうでバトンがまわってきまして書いたのですが、せっかくなんでこっちでも晒しとこうかと。なお、バトンはすでにmixi内でまわしたんで、こっちでは俺で打ち止め〜。
詳細はコチラ↓
http://d.hatena.ne.jp/keyword/Comic%20Baton
ちなみに、チョイスしてるジャケは気に入ってるジャケを優先してるだけで、「その巻」を指してるワケではありませんので、誤解の無きように。

Q-1.Total volume of comic on my Bookshelf
 今回の引越しでかなり処分したんで、多分3000冊ぐらい?*1正直、実数は不明だし、数える気力もございません。引越し荷物がダンボールで200箱を超え、トラックが4㌧+2㌧だったという(無論個人の引越し)事実から察してください。
Q-2.Comic thought to be interesting now

ラブやん(2) (アフタヌーンKC)

ラブやん(2) (アフタヌーンKC)

 「名ばかりのニート漫画*2」とは一線を画する、リアル・ニート・テイストは涙なくしては読めません・・・。モノホンのニートは、現状に危機感なんて抱かねぇんだよ!トリビアどころでは済まされない、生きていく上で不要としか思えない無駄なウンチクも満載なんですが、そのウンチクを一般人の前で披露したら、100パードン引きされるコト請け合いw。この作品にリアリティを感じるか否かで、その人の真価が問われますw。
ブラック・ラグーン (2) (サンデーGXコミックス)

ブラック・ラグーン (2) (サンデーGXコミックス)

 下品で猥雑で殺伐とした、正しくB級アクションな作品。パンチライン満載なセリフ回しも秀逸で、閉塞したscumな世界を彩るに相応しい。本編のシリアスさとは裏腹な、単行本描きおろしのおバカマンガも良いカンジ。どう考えてもTVアニメには不向きだと思うのですが、この秋アニメ化予定・・・。地上波なら、黒歴史確定かしらw?
HELLSING 4 (ヤングキングコミックス)

HELLSING 4 (ヤングキングコミックス)

 天井知らずのテンションと卓越した言語感覚、AMEBIX辺りを彷彿とさせるアートワークなど、どれをとっても突き抜けまくってる、darkでgloomyなアクション作品。
ゆびさきミルクティー 2 (ジェッツコミックス)

ゆびさきミルクティー 2 (ジェッツコミックス)

 逃避と閉塞、交錯する想い、優柔不断、嫉妬、自立・・・思春期恋愛漫画に必要な要素が全て詰め込まれてる、秀逸なemo。
瀬戸の花嫁 7 (ガンガンWINGコミックス)

瀬戸の花嫁 7 (ガンガンWINGコミックス)

 あまり知られてない気もするけど、ラヴコメ系ギャグ漫画としてかなり秀逸。普通に読んでて声をあげて笑っちゃう作品って言ったら分かり易いかしら?そこらのギャグ漫画が裸足で逃げ出す面白さ。
トリコロ 1 (まんがタイムコミックス)

トリコロ 1 (まんがタイムコミックス)

 所謂萌え4コマ系の中では、やはり頭一つ抜けてる印象。穏やかで優しいハートフル・コメディ。日常の機微をすくいとるセンスの良さも見逃せない。
苺ましまろ(2) (電撃コミックス)

苺ましまろ(2) (電撃コミックス)

 読むelectronica(笑。キュートなセンスとバランス感覚が魅力、なにげに挿入される洋楽ネタなんかもセンスが良いのですが、ちょっと鼻につく感は否めない(笑。最新刊で伸姉がBLACK EYED PEASのTシャツ着てるとか、同人誌でAPHEX TWINのマーク使っちゃうとかさ(笑。

 挙げだすとキリが無いので、この辺で打ち止め。

Q-3.The last comic I bought
http://d.hatena.ne.jp/PIG-M/20050624#p1 厳密に言えば、今日買った分になっちゃうのかしらw

Q-4.Five comic I read to a lot, or that mean a lot to me

うる星やつら (1) (小学館文庫)

うる星やつら (1) (小学館文庫)


 全てはここから始まった。俺がヲタになった諸悪の根源w。小学4年生の頃、コロコロとかを読んでた普通のガキだった俺が立ち読みしたサンデーに掲載されていた「うる星やつら」をたまたま読んでしまい、その絵の華やかさ、SFや学園生活、ギャグとラヴコメが渾然一体となったカオスな世界観、そしてなによりラムちゃんの可愛さに一目でヤられますた。その月からコロコロの購読を止め、その資金で単行本を買い集め、ほどなくアニメ版とかにも釘付けになり*3、果てはアウトやアニメディアを買い出すに至った、という俺が冥府奈落へと堕ちていく記念すべきマイルストーンw。*4
アップルシード (2) (Comic borne)

アップルシード (2) (Comic borne)


 「うる星」以降、順調にヲタの階段を登りつめていった俺を、同人誌の世界に引きずり込むきっかけとなった作品の一つ。1985年当時、モダンかつキャッチーな絵柄*5で圧倒的な情報量を有するSFを描いていた作家は稀少だった。本屋でこの単行本のジャケが飾られてるのを見たときの衝撃と興奮は、今もって忘れ難い。あまりの情報量の多さと伏線の多さに、何十回何百回と読み直したものです。いつか続編描いてくれるといいなぁ・・・*6
県立地球防衛軍 1 (少年サンデーコミックス)

県立地球防衛軍 1 (少年サンデーコミックス)


 多分、生涯で最も笑ったギャグマンガ。中学時代、部活の休息中にふらっと立ち寄った学校近くの本屋でジャケ買いしたのですが、予想だにしなかった衝撃的な内容の前に、涙と涎がとまらなくなるほど笑い転げ、それを見ていた友人らがドン引きしたというほろ苦い思い出が(笑。
 パっと見キャッチーな絵柄で、しかも画力も高かったにも関わらず、そんな長所を完全に間違った方向に使いw、執拗に描き込まれた脛毛とか汗や筋肉が衝撃的で、見てるだけ臭ってきそうだったw。何故か九州ローカルが舞台だったりするパンチと頓智の効いた設定の数々や、「ぽん酢」*7に代表される独特の言語感覚、ほのかに匂わすラヴコメ臭なんかのバランスも秀逸でした。
 そして、なんと言ってもアホらしさを通り越した秀逸なデザインの怪人の数々。個人的にはタイガードラゴンが好きです。きのこヨーグルト、一瞬自作して食べてみようかしら・・・とか思っちゃったしw。無論グリコーゲンXも忘れてはならない。キャラ濃すぎw。
 この作品に続いて週刊少年サンデーで連載された「陸軍中野予備校」以降は下品さを前面に押し出したDWARVES路線へとシフトしていくのですが、個人的には下品の一歩手前で抑えを効かせていた、この作品のバランス感覚が好きなのです*8
宇宙家族カールビンソン 1 (アフタヌーンKC)

宇宙家族カールビンソン 1 (アフタヌーンKC)

 初めて読んだのは1984年。プチアップルパイ*9に連載されていた、初期verの頃です。後に月刊少年キャプテン創刊に伴い、仕切り直して連載された作品で、キャプテン廃刊に伴い連載は中断し、未完。士郎正宗とは別の意味で情報量の多い作品であり、殊にオタク心を刺激する小ネタが満載で、この作品をきっかけにブルーバックスとかをガンガン読み始めるきっかけにもなってたりw。牧歌的な家庭や村社会を装いつつ、その実は偽りの家族を演じる人々の仮初めの集合体であったり、なにげに危ない時事ネタも多かったりと、マイナー誌ならではのやりたい放題な設定が面白く、アットホームなヒューマン・ドラマとしてもSFとしてもギャグ漫画としても機能していた、不可思議な作品。適度なアングラ臭も好し。講談社verもこの際揃えようかしら。
いつみセンセーション 1 (パンプキン・コミックス)

いつみセンセーション 1 (パンプキン・コミックス)

 1986年、当時高1だった俺にとって、この作品はあまりに強烈だった。美樹本晴彦を彷彿とさせるアニメ系の絵柄*10で寝取られモノ。さらには、当時としては異例なほど長い尺を使ったエロシーンと、全てがツボ。森山塔のような作家性を感じさせない下世話さも良かった*11。アニメ絵系で下世話なのってあんま無かったからね。俺にとって、基本中の基本のエロマンガ*12

 総じて80年代初頭〜中期の作品ばかりのチョイスとなりましたが、やっぱ思春期の頃に受ける影響っていうのは根深いものなんだ、というコトを再認識しちゃったり。他にも挙げたい作家、作品には枚挙に暇無しなのですが、咄嗟に浮かんだトコを素直に挙げてみますた。あんま意外性は無いと思うのですが、どうか。

*1:同人誌ヌキ。加えたら・・・

*2:©ラブやん最新刊の帯w

*3:むしろ原作よりもアニメ版のほうが好きだった

*4:作品としては「めぞん一刻」のほうが好きなんだけど、俺の脳裏にはこの作品がインプリンティングされてます

*5:ブリアレオスのデザインに惹かれなかったら嘘だろ?

*6:無理くさいけど。ちなみに、作品としては「DOMINION」が一番好きなんですが、衝撃度を優先しました

*7:ぽん「す」。ぽんずと読むなかれw

*8:無論どの作品も好きだけど

*9:知ってるw?

*10:後にどんどんヘタになっていったように思えるのは、俺だけでしょうかw

*11:当然森山塔は神ですよ

*12:俺が買って数ヶ月後にコンプティークの袋とじで紹介され、俺のエロに対する審美眼が間違っていないコトを認識w