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仮面のメイドガイ (6) (角川コミックスドラゴンJr. (KCJ83-6))
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ガウガウわー太2 (3) (IDコミックス REXコミックス)
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1/10 "日本まな板ショウ"@下北ファインホール / 超能力少年ダイジ / 松尾アトム前派出所 / ケチャップリン / うつ八郎 / ポンちゃん人形 / ペパーミントの風に吹かれて / 亀子のぶお / シザー斉藤。 / ブーブートレイン / チャンス大城 / 横須賀歌麻呂 / 銀座ポップ / ジャイアント小馬場 / カズミファイブ / ハイエナ坪井 / ハイエナ竹岡 / シュウソウらんど / BBゴロー
水曜に続き、木曜もお笑いを観て来たり。いつもは新宿の鍋茶屋コンフォールを根城にしてる「まな板ショウ」ですが、この日は何故か下北沢で開催。前日同様udさんと駅で待ち合わせ、下北沢どんぶりでメシを食ってから会場であるファインホールに移動。意外と開場時間とともに数名がフロアに雪崩れ込むという盛況っぷり*1。ちなみに、ファインホールって普段は前方が座敷席、後方が椅子席ってカンジなんですが、この日は鍋茶屋での開催よろしく全席椅子席でした。
この日はゲスト陣が少なめだったせいか、若干長めの前説を経てスタート。ダイジとうつは前日のファンタジアと同ネタだったんですが、ダイジが丸っきりそのまんまだったのに対し、うつはネタを若干改変。こういうちょっとした部分の積み重ねが今のダイジとうつの差に繋がっているのではないかと。
それはさておき、序盤ではポンちゃん人形が良いカンジ。完成度の低い腹話術と挙動不審さが持ち味で、良くも悪くもキャラ勝負って感が否めなかったんですが、この日はチャンス大城辺りの世界観に通ずる屈折した展開のネタを見せてくれまして、意外な方向へのシフトを嬉しく思った次第。stoner気味にスローなテンポと低いテンションで屈折したネタを披露するってスタイルはレアなので、今後の進化が楽しみ。
屈折ネタの本家チャンス大城は、この日も絶好調。いつもよりも若干ネタのテンポを遅くしていたのですが、ネタの整合感がいつもと変わらないため、カオスっぷりが3割増し。いつもはPower Violenceな速度で爆走してるんでネタの繋がりが意味不明でも勢いで笑えちゃったりするんですが、普通のcrust程度の速度でネタを展開されるとネタ間の整合性の無さがはっきり認識出来てしまうため、脊髄反射的に笑えないのが妙に面白かったりw。つくづく凄い芸人だ。
今回健闘したのはブーブートレイン。まな板ショウの進行役をそつなくこなしており、安定感のあるネタも披露してくれてはいたのですが、どうにも優等生過ぎるっつーか今ひとつ突き抜けられない何かが感じられてたのですが、この日はかつてない強烈なキャラを引っさげて登場。なんと、いまどきそれはないだろうってなハクション大魔王をチョイスしてきたんですが、金子*2演ずる魔王のハマりっぷりたるや筆舌に尽くし難し。ネタ云々以前にこの時点でノックアウト。ともすれば強烈なルックスのインパクト故に出オチで終わってしまいそうですが、ネタの方も上々*3で良い塩梅。このルックスはある意味TV向けなんで、どっかの番組とかに出たら結構ウケるんじゃないかしら。
昨年末の単独ライブが素晴らしかった横須賀歌麻呂は、TVの占い番組をパロった「ま○毛占いカウントダウン」というネタを披露。まぁ小ネタってカンジでしたが、無駄に下品で素敵でした。後は、銀座ポップのネタの時に使用するBGMがNaughty By Natureの"Hip Hop Hooray"に代わってたり、ハイエナはピンネタよかコンビネタのほうが圧倒的に面白いってコトを再確認したり、BBゴローのフットワークの軽さに驚かされたり、最下位3人のチョイス*4に納得いったりってなカンジで、21時半前には終了。例によってどこにも寄らず、逃げるように下北沢から離れたのでした。ちなみに、来月は鍋茶屋コンフォールに戻るそうで、一安心w。