半年程前ですが...

最近さらに本読みから遠のいてしまっておりましたが、本読み番外編、として、カナダはプリンスエドワード島(略してPEI...)という、そう、赤毛のアン舞台に行って参りました。
半年程前、といえば今と違って日本は猛暑、そこからカナダに行くと大変涼しく過ごしやすい気候でしたが、気候なんてそっちのけで、それはもうすばらしく美しい土地でした。赤い土、緑の草原、きらめく湿原、そして青い空と深く青い海。その色のコントラストは、日本と同じ地球上にあるとはとても思えないほど。思っていた雰囲気とは少し違いましたが、そこはこの世の果てのような世界(実際位置的にもカナダの果てのような気はしますが...)で、本当に感激しました。
本読みも、色々な楽しみ方がある、という貴重な経験でした。

かろうじて...

1Q84
長期間放置の上まったく本を読んでおりませんでしたが、かろうじて1Q84だけはついていっておりました。「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」を読みやすくした感じで、よかったです。
しかし、村上春樹はほんとにすごいです。こういう作家さんがもっと出てこないものでしょうか。

雑食

剣岳点の記
お仕事柄もあり、ほんの少しの義務感とともに手に取った、「剣岳 点の記」...おもしろかった!!今につながるその重みと、内容のおもしろさで、すっかり新田次郎に興味津々。なぜこんなに読みやすい文章を書けるのでしょう。むかーし、むかし、幸田文の本を読んで宿題の読書感想文にしたら、「新田次郎の本も読んでみましょう」の一言だけで私の感想文へのコメントゼロでがっかりして以来、新田次郎から遠ざかっていたのがウソのよう、でした。はい。
きいろいゾウ
しかし、最近雑食気味で(昔からですが)、同じタイプの本を延々読み続けるのは苦痛です。そこでばっちりはまったのが、西加奈子の「きいろいゾウ」でした。ちょっと最後の展開はどうか、と思いましたが、こちらもかなーり読みやすく、電車の中で一気に読んでしまいました。ま、雑食とはいえ、読書の秋してます。

謙三さん

水滸伝6
周りの方々がなにやら読んでいるようなので、時代小説など読んでおります。北方謙三水滸伝です。うん、確かに面白いです。

周囲の方は、「人名を頑張って覚えなくても心配なし。重要人物でもあっさり死んでくから。」なんておそろしいコメントをしていましたが、そろそろ6巻なので、そろそろお亡くなりになってきました...。なんだか、男の美学、的なかんじです。歴史モノ的雰囲気も少ないし。

おかたづけ

本棚がいっぱいになってきたので、いらない書類を出したりして、本棚整理。ああ、こんなのも、おお、こんなのも、と忘れかけていた本達に久しぶりに日をあてました。
ふー、とりあえず本棚はすっきり。でも読みきってない本は自分の中にさらに積まれることになってしまいました。まだまだです。