BL卒業とかありえない!

わーずっと放置していたら、「BLを卒業してしまったのでは…」と心配してくださってた方もいらしたみたいで、すみません!
モーニング娘。じゃあるまいし、卒業とかありえない!
やおいさんのことは一生かけて愛しぬくって決めたんです…私。
でも日記じゃなくて、twitterにこもってしまってるっていう。
そのうちtwitterも飽きるのかな。でも楽チンなんですよね。
ちゃんと新刊読んで更新していきたいです。(希望)

放置して…スマン

落ちぶれて…スマン。というわけで、ちょっとここの日記を放置してしまっていました。もう10月だなんて(必殺ホワイトアイ)。シンジラレネーション@大島弓子とはまさにこのこと!

ビーエル、やおいは相変わらず大好きです。多分私のような人間は一生好きでい続けるんだと思います。でも、生の男同士のカラミ、いわゆるゲイビデオを見てからというもの、多少考え方が変わりました。カップリングとかもう、いいかなみたいな。受けでも攻めでも、もういいかなみたいな。男と男がそこで向き合っている。その事実こそ、スバラシイ! そんな心持であります。

最近読んだ本。麻生ミツ晃先生の新刊。相変わらず線が繊細でキレイッでした。草間先生の『マッチ売り』はまだ読めていません。皆さん絶賛しているので早く読みたい。なぜか清澗寺シリーズを読み返す日々です。この小説にはビーエルのカオスが全部詰まってる。私は伏見の小父様が好きれす/// 『僕たちの吉祥寺恋物語』の完結巻も買いました。どうしても主役二人の和姦を読まないうちは私の明日は来ないと思いまして。最後まで、非常に冬水社らしい漫画だなと思いました(えらそう)。


今出てる麗人、早く買おう。

『言ノ葉ノ世界』/砂原糖子

言ノ葉ノ世界 (新書館ディアプラス文庫 240)

言ノ葉ノ世界 (新書館ディアプラス文庫 240)

twitterのTL上でも購入率がやたら高かった作品。設定が素晴らしい。濡れ場にモエた…。このシリーズについてはいつも濡れ場のことばっかり言ってる気がするんですが、ホントに、濡れ場の可能性を広げる素晴らしい設定だと思うんですよね。この作品のパロディが私の好きなジャンルで流行ればいいなと思いました(作文)。

『CHERRY』/月村奎

CHERRY (チェリー) (ディアプラス文庫)

CHERRY (チェリー) (ディアプラス文庫)

うむむ。好きなお話だし、とても可愛いんだけど、ボエボエすぎて動悸息切れが止まらない感じはなかった…かもしれない運転…。私は月村先生の文体がすごく好きで、絶妙のしっくり感に恍惚とする瞬間がしばしばあるんですが、今回は…あんまりなかった…かもしれない運転…。なぜJARO。そういうこともありますよね。
この受の子がお付き合いしていた女性に放った一言は、結構トラウマレベルのものだと思う。彼自身も罪悪感を引きずっていたからまだ救われたものの…。自分が言われたわけでもないのに、何だか悲しくなってしまった。でも…でもさ、きっとこの受の子の突き抜けた設定上、言わせなければならなかった台詞なんですよね。そんな気がする。

BL漫画家ソートやってみました

日の出ハイム先生がご体調を崩され、おそらく長い間、お仕事を調整されると聞いて…ショックを受けております。執筆を休止された中村明日美子先生といい…。作家のかたにはとにかくお体を大切にしていただきたいです。もう、「西田東先生の新刊が毎月読める国に行きたい」なんて、冗談でも言えません。お体を大切に。それしか言えません。

私は、日の出先生がとっても好きです。どれくらい好きかというと、これくらい好きなのです。

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本間さん、あなた‥

幸せはこんなカタチでやってくる(1) (冬水社文庫)

幸せはこんなカタチでやってくる(1) (冬水社文庫)

先月なぜか激はまりしていたシリーズ。古本屋で探し回り、結局見つからないのでネットの中古書店で全巻買いました。続刊がこれから文庫化されるのは分かっていたけど、待てなかった。一切待てなかった。それくらいはまったシリーズでした。

全巻通して、やっぱり面白いし本間さんはかわいいし堤くんは素敵だし‥二人が世界一幸せなカップルであることには異論はまったくないんですが‥
本間さんはズレてると思うんですよね。特に中盤から思考回路がよくわかんないことになっていってる。堤くんと当て馬の男が「似ている」と言ったその舌の根も乾かぬうちから「似ていると思ったことはない!」とか言うし。いや、似てるって自分で言ったんじゃん。
あと、マンションの前で当て馬の男に無理やりキスされそうになったところを堤くんに目撃されて、堤くんが逆上して襲い掛かったときも、「●●(当て馬の名前)ならこんな乱暴なことはしない!」って叫ぶ本間さんにもクエスチョンだよ。無理やりしてた当て馬は十分乱暴だよ。おかしいだろ。その二人を比較して何か言うのは無神経すぎ。

ていうかもともと男が好きだったわけでもないのに、なんで当て馬に「俺に似てたから堤にほれたんだろ」と言われて、即座に否定しないわけ。ねぇ、本間さん!なんでなのよ!!堤くんかわいそうじゃない。

あとこれが一番天然の無神経だと思ったのは、堤くんと肉体関係を持つことに関して本間さんが消極的すぎること。なんかね、対等な感じがしないの。本間さんだけ我慢してる感じがするんですよね。「お前だから耐えられたんだ」ってモノローグで言うんだけど、「耐えられた」っていう言葉のチョイスに愛情を感じない。たとえば、攻の堤くんがそんな言い方したらどう思いますか?受身の立場だから許されると思ったらおおまちGUYなんですからね。

あと(まだあるんかい)、温泉旅行に誘っておきながら一緒におふろに入るのが恥ずかしいからと逃げ回る本間さんはおかしい。どう考えてもメンズの思考回路として不自然。いや、最初は恥らってもいいですが、あそこまで嫌がるというのがどうもわからん。事前に肉体関係も持ってるのに。そこは春抱きのように、お湯が白くなるまで交わるべきだと思います(理性人の岩城さんは部屋に帰っちゃいますが)。

そんなこんなで本間さんには言いたいことはたくさんあるんですが、本間さんがいい人だっていうのは十分理解しているつもりです。天然なんだよね。そんな天然な本間さんに堤くんもほれていると。二人は今も世界一幸せな恋人同士なんだろうな。でも納得行かないこと、多いよ。普通の漫画よりだいぶ多いよ。永遠のナゾです。

BLってなんだろう

ボーイズラブって、なんなんですかね…。全体的にふあ〜っと面白い一般の漫画より、「なんかつたないんだけどこの一コマが爆モエでござるよキテレツゥーーーー!」っていうBL漫画のほうが、私にとって価値があるような気がします。これって、気のせいなのかな‥。だから(かわからないけど)、BLを人におすすめするのは難しいですね。少なくとも私、BLのお気に入りについては説明不能なものが多いです。特にモエの対象に共感できなくとも、筆者が何らかのパッションに突き動かされて作品を描いている場合、フツーに面白く読めたりします。「そのパッションが、イイネっ!」って感じで。

最近読んだ本。

みづいろとぴんく、それからだいだい。 (ショコラコミックス)

みづいろとぴんく、それからだいだい。 (ショコラコミックス)

ショコラコミックス、あんまり買わないんですが、なんとなく可愛くて買った。「なんとなく可愛い」がたくさん詰まったほのぼのBL漫画でした。私は木曜日の話と鬼の話が好きかな。



茅島氏の優雅な生活 英国旅行編 (花音コミックス)

茅島氏の優雅な生活 英国旅行編 (花音コミックス)

このシリーズ、大好き!名前のない攻庭師が好きすぎる。麻々原先生バージョンは遠野先生の原作より、庭師のアイソがよい気がする。庭師、まじカッケーな。英国旅行編、背景描くの大変だっただろうなぁ‥。モエはディテールに宿る。一こま一こまスキなく描かれた漫画版茅島氏、永遠に続いてほしいシリーズです。花音にお手紙したい。



地獄行きバス (バンブー・コミックス 麗人セレクション)

地獄行きバス (バンブー・コミックス 麗人セレクション)

明治先生大好きなんです。とにかく、絵が好き。絵が好きなんです。可愛くてたまらない。表題作はダウナー系の話かと思いきや、明るいほのぼの漫画でびっくり。『熱伝導』に近いノリだと思う。熱伝導も大好きなんだ。攻のスケベな妄想がちょいちょいさしはさまれるのが面白い。エロコメディとして永遠に読み続けたい感じ。「夜の女王」は、少しだけ消化不良のような?特にラストシーン。



美しく燃える森 ( シャレードコミックス ) (CHARADE BOOKS COMICS)

美しく燃える森 ( シャレードコミックス ) (CHARADE BOOKS COMICS)

繊細だなあ‥。依田先生の作品の、密度の高さに感動します。ずっとずっと発行を待っていた一冊でした。読めて感無量。やはりこのシリーズは、いい!