感想:アニメ(新番組)「変ゼミ」第1話「不偏論者たちから見た世界の事象に関する考察」


 アニメ「変ゼミ」の感想です。

変ゼミ アニメ公式サイト
http://kc.kodansha.co.jp/hensemi/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。


■概要

 同名漫画(原作:TAGROモーニング・ツー」連載/講談社刊))のアニメ化作品。1話あたり15分。ジャンル=変態ギャグ。


■キャスト
松隆奈々子:花澤香菜
武蔵小麦:石田彰
水越美和子:高口幸子
田口イエスタディ:白石稔
蒔子=グレゴリー:河原木志穂
市河菱靖:森訓久
加藤あんな:新谷良子
飯野堅治:松山鷹志

第1話 『#1 不偏論者たちから見た世界の事象に関する考察』


■あらすじ

 大学一年の松隆奈々子はうっかり変態の巣窟「変態生理ゼミ」(変ゼミ)に参加してしまい、今日もゼミ生の変態さに圧倒されるのだった。


■感想

 耳の中でうじ虫を飼う女子大生とか、ヒロインが風呂でおならの話とか、ブルーデイがどうしたとか、おいおいにも程があるアニメ。さすが原作が『あの』「モーニングツー」に載っているだけ有る・・・、でもまあ、15分だし今後もつきあってやってもいいくらいには思いました。

 ちなみに、ゼミの教授が「飯野堅治」(いいのけんじ、じゃなくて、めしや・けんじ)というキャラなのだけはウケた。そーいえば今なにしてんでしょうな、元ネタの人は。

 あと「羽根つきギョウザ」ってなんとなく意味は解るけど、ズバリ何だろう・・・、

感想:アニメ(新番組)「そふてにっ」第1話「あされんっ」


 アニメ「そふてにっ」の感想です。

そふてにっ アニメ公式サイト
http://www.softenni.com/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。


■概要

 同名漫画(原作:あづち涼(「月刊コミックブレイド」連載/マッグガーデン刊))のアニメ化作品。中学のソフトテニス部が舞台のゆるゆる学園物。


■キャスト
春風明日菜:伊藤かな恵
沢夏琴音:喜多村英梨
秋山千歳:伊藤静
冬川来栖:明坂聡美
エリザベス・ウォーレン矢作紗友里
三島木洋:松本忍
天地玲緒:沢城みゆき

第1話 『第1ゲーム あされんっ』


■あらすじ

 北海道・白玉中学のソフトテニス部の部員、明日菜、琴音、千歳、来栖は、全国大会を目指して、朝練やらなんやらのゆるゆるの部活をするのだった。


■感想

 原作未読。

 今更「けいおん!」系のひらがなタイトルが恥ずかしくないのかとぼんやり思ったりしましたが、中身の方もまさかの「けいおん!」模倣系。ほんわかした唯タイプの主人公を手始めに、ちゃきちゃきの律っちゃんタイプ、メガネをかけた小ボケ系、無口ヒロイン、の、四人組がゆるーく部活をするお話。・・・、まあ、良いですけどね。主人公の明日菜が、何かと言うとすぐエロ系の妄想にふけって、一人でゲヘゲヘ喜んでいるのが、「けいおん!」との主な違いでしょうか。

 まあ、そんなによくも無いけど、酷く悪くも無いので、一応見つづけようかなと思います。

感想:アニメ「X-MEN(エックスメン)」第2話「U-MEN−ミュータント狩り」


 アニメ「X-MEN(エックスメン)」の感想です。

■マーベル作品アニメ化第3弾『X-MEN』特設サイト ANIMAX
http://www.animax.co.jp/marvelanime/x-men/index.html

 CS放送・アニマックスでの視聴です。

第2話 『Episode 2 U-MEN−ミュータント狩り』


■あらすじ

 X-MENは東北に到着し、市来夫妻から久子の失踪について聞く。夫妻によれば、久子以外にも、過去既に20人以上のミュータントが失踪していたが、世間から迫害される彼らは事件を隠しているのだと言う。調査中のX-MENを謎のロボットたちが襲撃してきた。ロボットを送り込んだのは、ミュータントを敵視するマッドサイエンティスト集団「U-MEN(ユーメン)」だった。X-MENはロボットたちを壊滅させると、U-MENのアジトに乗り込む。そこには失踪した久子と、何故かミュータント「エマ・フロスト」が眠らされていた。


■感想

 カッチョ良いアニメ。この枠の過去2作品と違い、集団で「濃い」キャラクターがアクションするので、ホントに「アメコミ!」という感じですし、そういうイメージを壊さないようにバトルシーンも迫力があります。面白さ満点。

 リーダーのサイクロプスは、映画版では脇役扱いでしたが、このアニメではしっかりリーダーしていて、映画から入った身からするとちょっと違和感有りますが、こっちのサイクロプスの方が本当の姿なんでしょうね。ところで、ストームが超能力を使うたびに息切れしていて、めっちゃスタミナ不足に見えるのですが、そういうものなのでしょうか。

 あと、あのサイクロプスウルヴァリンという濃いキャラが、東北のしなびたお店の前で親父と会話しているシーンがメチャクチャ違和感有って、却って面白いというかなんとかいうか、でした。

感想:小説「10歳の保健体育」(2010年)(竹井10日)


 小説「10歳の保健体育」(竹井10日)の感想です。

-------------------------------------------------

■データ(公式)
http://www.amazon.co.jp/dp/4758041571/
10歳の保健体育 (一迅社文庫 た 1-2) [文庫]
竹井 10日 (著), 高見 明男 (イラスト)
文庫: 301ページ
出版社: 一迅社 (2010/6/19)
ISBN-10: 4758041571
ISBN-13: 978-4758041577
発売日: 2010/6/19

-------------------------------------------------
■データ(個人的補足)

 ライトノベル。作者は、その昔、「秋桜の空に」というエッチなゲームのシナリオで伝説を残した人というか、結構それで有名になりました。あと「東京皇帝☆北条恋歌」というライトノベルのシリーズでも有名らしいです。


-------------------------------------------------
■あらすじ

 主人公「姫武静姫」(ひめたけ・しずき)(性別:男)は、女装したら全く見抜けないほどの超絶美形で、軽妙な下品トークが得意で、親は不在で一人暮らし、お隣には大金持ちのお嬢様で美人で巨乳の幼なじみが住んでいる、など、エロゲーの主人公そのままの人生を送っていた。ところがある日、見知らぬ少女「はみる」が訪ねてきて、しかもはみるはどうやら父親が浮気をして作った妹らしくて?


-------------------------------------------------
■感想

 作者は、エッチなゲームのシナリオでもライトノベルでも有名な人らしいのですが、私は両方一切知らないので頭真っ白状態で読みました。

 主人公・静姫は『美形で、行動は非常識、男からも女からも人気者で、軽口トークが得意で、周りには美人の幼なじみだの美人の従姉だのに取り囲まれていてetc』と、もうエッチなゲームの主人公そのままのキャラクター設定ですが、これってワザとやっているのでしょうね。で、そういうゲームが好きなオタク系読者の突込みを誘っているというか、そういうところでしょう。

 お話のほうは、「タイトルに偽り有り!」ですねぇ。というのは、冒頭にいきなりやってきたはみる(10歳)は、第一章こそメインキャラですが、以後はサブキャラに後退してしまい、各章でははみる以外のサブキャラたち(巨乳幼なじみや巨乳従姉やクラスメート(女の子だけどマッチョ)とか)のお話が順番に展開されていくのですもん。「ロリ系テーマの小説で、主人公が幼女相手に最初から最後までハァハァする様なタイプのお話」だと思っていただけに、はっきり言ってスカされました。

 しかしまあ、小説としてはダメでもなくて、そこそこは面白いです。静姫を初めとするキャラクターたちの掛け合い漫才は、エッチ系ゲームのノリそのままで、結構クスッとさせられました。あと、終盤もエッチ系ゲームの定番的展開というか、真面目な感じで締めくくります。

 ロリータ小説を期待しているとはっきり言って空振りますが、エッチゲーム風味のライトノベル、と解って読めば、それなりには面白いと思います。


-------------------------------------------------
■評価

(5段階評価の)3点。

-------------------------------------------------

10歳の保健体育 (一迅社文庫 た 1-2)

10歳の保健体育 (一迅社文庫 た 1-2)

-------------------------------------------------

情報:漫画:新連載「魔銃戦域 ディヴァインガン・フロント」(原作:深見真/漫画:くれいちろう)(ゲッキン2011年4月8日更新)

●魔銃戦域 ディヴァインガン・フロント|連載中|いつでもどこでも楽しめる! 携帯コミックなら「週2コミック ゲッキン」
http://www.comic-gekkin.com/works/majyu/

>安穏とした日常を撃ち抜く無数の銃声……それは、世界で多発する銃火器犯罪が日本を侵蝕した報せだった!? 次々に巻き起こる凶悪犯罪の陰に潜む真の悪を屠るため、付喪神が宿りし魔銃ワルサーPPKを操る女子高生ガンマン・兜割石榴(かぶとわり ざくろ)が戦場に舞い降りる。『ヤングガン・カルナバル』『GENEZ』の深見真の原作を実力派・くれいちろうが描くハイパーガンアクション登場。

 別に面白いとかではないのですが、昔「ヤングガン・カルナバル」の漫画版を見て、あまりの暗さに凹んだので、またしてもその手の作品である事に、「深見真氏って銃を撃ちまくるバイオレンス作品しか書けないのか」とか思った次第。あと、絵がイマイチです。