感想:アニメ「熱風海陸ブシロード」(2013年12月31日(月)放送)


 アニメ「熱風海陸ブシロード」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■「熱風海陸ブシロード」アニメ公式サイト
http://bushiroad-anime.com/

 BS11での視聴です。


■概要

 多分故吉田直氏の小説が原作のアニメ。ジャンルはSFロボット物。


■キャスト
アメ 潘めぐみ
スオウ KENN
サンダ 石塚運昇
ツキヨミ 森嶋秀太
シン 鳥海浩輔
(他のキャストは後述)


■あらすじ

 小惑星の激突で文明が崩壊して500年後。人間は「シノビ」という怪物に怯えながら暮らしていた。シノビに滅ぼされた国「イセ」の姫で巫女「アメ」は、旧文明が作った究極兵器「機神将ギガロード」を求めて、「不二の山」のふもとを目指していた。途中色々有って、イセの国の重臣のマッドサイエンティスト「ツキヨミ」がシノビと合体してイセを滅ぼしさらに人類絶滅を目論んでいるとか判明し、最後にアメがギガロードを動かしてシノビもろともツキヨミを倒してエンド。


■感想

 2013年の大晦日に「三時間スペシャル」と銘打って放送されたのですが、いざ見てみると特番(スタッフインタビューとか)が始まってしまい、作品の実質放送時間は1時間40分程度でした。騙されたっ。

 (会社の)「ブシロード」というとなんとなく「ミルキィホームズ」とかを連想してしてしまい、このアニメも大したもんでもないだろ、と期待していなかったのですが、始まってみるとこれが意外とマトモな内容で、アメがギガロードの元にたどり着くまではそれなりに面白かったですね。

 し・か・し、「お、これはアタリか?」とか喜んでいたら、ギガロード発見のあたりから急失速。アメがギガロードを動かすのにやたらもたつくし、いざ動いても不完全モードのままなので悪党にやられ放題、そして、最後の最後でついに真の力を発動させ、さぁこれからだ、と意気込んでいたら、ただ弾丸みたいに飛んでいるだけでロボットして全く活躍しないので、もう拍子抜け。巨大ロボットのクセに刀を振り回すとかアクションをしないでいるとは、人型であることに何の意味があるというのか。という事で終盤に評価は奈落の底に転落してしまいました。いかん、いかんよ、これは。


 あと、テレビ放映バージョンは所詮不完全版で、ブルーレイ版こそ「真のエピローグが収録」とかいう話なのでその話を聞くだけでちょっとムカつくし


 という事であんまり期待していなかったら、やっぱりその程度のアニメでした。


★キャスト情報の続き
ヒナタ サエキトモ
カガト 鈴木千尋
ハナ 橘田いずみ
ユズ 徳井青空
リン 三森すずこ
エリ 佐々木未来
アメの母 伊藤美紀
村長 赤城進
サキの母 近藤唯
サキ 山口立花子


★蛇足

 アメの侍女たち四人(ミルキィホームズ声優たち)の出番がほとんど無かった……、それどーなの。