【ウォーゲーム】6時間でプレイできる第二次欧州大戦ゲーム「ビクトリー・イン・ヨーロッパ」

ビクトリー・イン・ヨーロッパ(Victory in Europe)
https://www.boardwalk.co.jp/iogm/products/detail.php?product_id=22343
【メーカー】Columbia Games
【著 作 者】T. Dalgliesh & R. Draker
【プレイ時間】4-6時間
【商品説明】第2次欧州大戦をカードドリヴンシステムで、木製の駒を立てて移動させ、戦闘時以外は対戦相手の駒の戦力を見ることができないようにして再現しています。
 マップはエリア方式で、枢軸軍は(パリ、ロンドン、カイロ)、(レニングラード、モスクワ、バクー)もしくは(ロンドン、パリ、モスクワ)のいずれかの組み合わせで重要都市を占領したら勝利します。
 連合軍はロンドン、モスクワ、パリ、ローマとベルリンを占領すれば勝利します。
 最終的には1945年終了時にベルリンを支配しているプレイヤーが勝利します。
 1939年からプレイするキャンペーン、1941年、1942年、1943年と1944年から開始するシナリオも用意されています。


 第二次欧州大戦を6時間でプレイ可能、とはどんな抽象的ゲームなのでしょうねぇ、と思って調べてみたら、こんな感じらしい。

積み木の『ビクトリー・イン・ヨーロッパ』のテストプレイ: ウォーゲーム武芸帳
http://sunsetgames.cocolog-nifty.com/slg/2014/04/post-db71.html

 マップが丸い……、

感想:海外ドラマ「X-ファイル シーズン7」第22話(最終回)「レクイエム」


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■ディーライフ/Dlife X-ファイル シーズン7 http://www.dlife.jp/lineup/drama/xfile_s7/
放送 Dlife。全22話。

【※以下ネタバレ】


※シーズン7の他のエピソードのあらすじ・感想はこちら→「X-ファイル シーズン7」あらすじ・感想まとめ

第22話(最終回) レクイエム REQUIEM

あらすじ

経費を使いすぎる、とFBI会計検査官に嫌味を言われるモルダー。そこへ、7年前にガールフレンドのテレサと共に異星人に誘拐されたオレゴン州のビリーから、電話が入る。


 お題は「宇宙人による誘拐」。


 モルダーとスカリーたちに、七年前のオレゴン州での事件の関係者ビリー・マイルズから連絡が入り、またアブダクション事件が発生したと知らせてきた。ビリーの事件は、モルダーとスカリーが出会って初めて手がけたもの(シーズン1・第1話「序章」)だった。現地では、海軍の戦闘機と何かが衝突する事件が発生し、さらに七年前にUFOにアブダクトされた男が行方不明だという。ところがビリーの父親の警官は相変わらずUFOについて信じようとしないため、捜査が進んでいないらしい。実はビリーの父親は宇宙人の処刑人バウンティハンターの変身した姿だった。捜査中、スカリーは何度も原因不明の体調不良に襲われる。そして、最終的にビリーも含めて七年前のアブダクションの被害者は全員行方不明になってしまった。

 一方、スモーキング・マンは、以前(第2話「第六の絶滅 Part2」)で行なった手術が失敗し、もはや死にかけていた。それでもマリタ・コバルービアスを使ってクライチェックを呼び戻し、オレゴンに墜落したUFOを見つけ出すように命じる。スモーキング・マンは、再度異星人に関する計画を再スタートさせるつもりだった。しかしクライチェックは憎いスモーキング・マンへの意趣返しとして、コバルービアスと共に、モルダーに協力することを選ぶ。

 モルダーは再度オレゴンに向かうことにしたが、過去にUFOにアブダクトされた人間が次々と消えていることから、スカリーも再度誘拐されることを心配し、自分とスキナーだけで現地に向かった。ところがスカリーは再誘拐された人たちのカルテを調べ、いずれも最近脳に炎症が出ていたことを知る。それはモルダーがかつて(第2話「第六の絶滅 Part2」)発症していた病状と同じだった。つまり、モルダーこそがUFOのアブダクションの対象に間違いなかった。

 オレゴンの森の中で、モルダーはUFOを隠していたバリアを見つけて中に踏み込み、そこで今までに姿を消していた人々と再会する。そしてスキナーの目の前でUFOが飛び去り、モルダーは行方不明となっていた。クライチェックはスモーキング・マンを地獄に追い返すといって階段から車椅子ごと突き落とす。一方、失意のスキナーがスカリーにモルダー失踪を伝えるが、二度と妊娠できないはずのスカリーが子供を身ごもったことを教えられる。


監督 キム・マナーズ
脚本 クリス・カーター


感想

 評価は○。


 今回はテーマこそ「宇宙人による誘拐」というオーソドックスなものだったが、内容は「レクイエム(葬送曲)」というタイトルに相応しい物で、「シリーズの最終回」というより「X-ファイルという番組のラスト」と思わせる悲しげなテイストに満ち満ちていた。


 今回は、戦闘機と激突して森の中に墜落したはずのUFOを探す、という、シーズン1の頃のエピソードを思い出させるピュアなUFO話となっており、実に懐かしい気持ちに襲われた。思えば、シーズン1の頃のエピソードは昭和にテレビで頻繁に放送されていたオカルト系番組のノリそのままで、あの頃(7年前)は本当に良かった、としみじみさせられた。

 今回、久しぶりにシーズン1の初回エピソードの舞台とキャラクターが再登場したのは「長い長い旅を経て、ぐるりと一周して原点に戻ってきた=だから、もうこれでおしまい」という事をあからさまに表現しているように思えたし、モルダーもスカリーのオレゴン行きを止める際に「何事にも終わりは来る。それが今だ。」と意味ありげなことを言っていた。何より、ラストで主役のモルダーが、存在を追い続けていたUFOに乗って表舞台から去ってしまうのだから、もう暗喩的な「X-ファイルは今回で終了いたします。長い間ごらん頂きありがとうございました」宣言だと受け取っても間違いとは言えないはずである。何より、番組の最後に「TO BE CONTINUED(続く)」と表示されなかったのだから。

 まあ、長い間引っ張ってきていた「サマンサの行方」ネタも、今シリーズの第10話「存在と時間 Part1」・第11話「同 Part2」で(一応)解決したし、話もネタ切れ気味だったし、7年も放送したから、モルダーが念願の宇宙人の具体的な証拠を見つけてUFOで宇宙に旅立ってしまい完結、という結末もこれはこれでアリだったと思う。スカリーが妊娠したとかいう話は「多分モルダーの子供だから、愛する人の子供を育てて幸せに暮らすはず」とか、今回スキナーがもろにUFOを目撃したことで今後はスキナー直々の支援の下でX-ファイル課の仕事は続いていくのではないか、とか、色々と視聴者が脳内補完可能なので、ここで終わっていても問題はなかったと思う。シーズン8が「まだ続いてよかった!」と思える内容なのかどうなのか、結構不安である。

 ところで、スモーキング・マンが脳の病気になって、もう車椅子でしか動けないような弱りようなのに、喉のところに穴を開けてまでタバコを吸っているのには笑ってしまった。しかしスモーキング・マンの世話をしていた女性は何者だったのだろうか。故ダイアナ・ファウリーに妙に似ていたので、一瞬ダイアナが死んだことはなかったことになったのかと思ってしまった。


 七年ぶりに登場したビリー・マイルズの声は、子安武人氏でした。


感想:アニメ「逆転裁判 〜その「真実」、異議あり!〜」第10話「逆転、そしてサヨナラ - 3rd Trial」


逆転裁判 ~その「真実」、異議あり!~ B2タペストリー

逆転裁判読売テレビ http://www.ytv.co.jp/animegyakuten/index.html
日本テレビ系 毎週土曜 17:30〜18:00

【※以下ネタバレ】

第10話 逆転、そしてサヨナラ - 3rd Trial (2016年6月4日(土)放送)

あらすじ

ひょうたん湖で生倉弁護士を銃殺した容疑者として御剣が逮捕される。この事件は15年前に御剣の父が射殺されたDL6号事件が関係していた。12月27日、審理が再開され、狩魔検事は目撃者として貸しボート屋のオヤジを召喚。オヤジは深夜0時過ぎに音が2回した後、ボートが戻ってきて、小屋の外を歩く御剣を見たと証言。裁判長は犯行を立証する重大な告発と判断し、御剣に有罪を言い渡す。成歩堂は無罪を勝ち取れずに落胆するが…。

 成歩堂と真宵は貸しボート屋のオヤジを訪ねるが、オヤジはまだらボケ気味で、犯行時刻の夜、二回の銃声を聞いたというだけで、新しい証言は得られなかった。しかしオヤジの飼っているオウムはなぜか「DL6号事件を忘れるな」という奇妙な言葉を口にする。

 翌日審理が再開されると、狩魔はオヤジを証人として召還する。オヤジは数年前より前の記憶を失っていて自分の名前もわからない状態だったが、二回の銃声のあと御剣がボートから降りてきたと証言する。これで御剣の有罪は確定したかに思われたが、突然矢張が裁判に乱入し、事件の夜自分も湖で銃声を「一回」聞いたと証言する。

 成歩堂は矢張が銃声を聞いたのは深夜0時より少し前、PM11:50だった事を立証し、つまり当夜銃声は合計三回聞こえたことを明らかにする。成歩堂の考えでは、PM11:50の銃声が被害者を殺したときのものであり、そのあと何者かが被害者のふりをして御剣とボートに乗り込み、自分で水面にでも銃を撃った後、湖に飛び込んだはずだった。全ては御剣を陥れるための策略に違いない。ところが,成歩堂が真犯人として名指しした貸しボート屋のオヤジは裁判所から姿を消していた。続く。

感想

 やはり「前半:捜査パート」「後半:裁判パート」というペースで、裁判が「なにぃぃ!?」という場面になったところで次回に続く、くらいのペースが良いですね。また次回が「4th」であって「Last」では無いから最低5回は続くことが確定したわけで大ボリュームなのも嬉しい。まあ、逆に、「今までの話もこれくらい余裕を持って作ってくれていれば良かったのに」と言いたくなりますけどね。



原作ゲーム

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逆転裁判2 NEW Best Price!2000

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逆転裁判3 NEW Best Price!2000

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感想:CGアニメ「サンダーバード ARE GO」第18話「マックス 北極圏へ出動!」


サンダーバード ARE GO

NHKアニメワールド サンダーバード ARE GO http://www9.nhk.or.jp/anime/tag/
THUNDERBIRDS ARE GO http://thunderbirds-are-go.jp/
放送:NHK総合(毎週土曜日 17:05〜17:30) 全26話。

【※以下ネタバレ】


※他のエピソード→「サンダーバード ARE GO」あらすじ・感想まとめ

第18話 マックス 北極圏へ出動! (2016年6月4日(土)放送)

あらすじ

任務続きの大変な1週間を終えてゆっくりできるかと思った兄弟たちだったが、そこへ再び救助要請が入る。SOSは北極圏にあるオーロラをエネルギー源とする発電所からで、過剰にエネルギーがたまり続けており、このままでは大規模な爆発を起こしかねない危機的な状況だった。スコットとバージルが現地へ向かうが、二人に同行したのは北極圏の厳しい環境にも耐えられるように改良されたマックスだった。果たして活躍やいかに?

 北極のオーロラをエネルギーとするオーロラ発電所で事故が発生し、エネルギーが異常に蓄積されはじめた。このままでは発電所は爆発し、南北の磁気が逆転して地球に壊滅的な被害が及んでしまう。ブレインズは、救助に向かうスコットとバージルの補佐のため、ロボットのマックスを送り出す。

 発電所の発する磁気のためサンダーバード1号・2号は接近できず、スコットたちは仕方なくはるか離れた地点に着陸してポッドエクスプローラーで接近を試みるが、過酷な環境のためなかなか発電所にたどり着けない。ようやく発電所にたどり着いたときには、発電所は爆発寸前だった。発電所のエンジニアが作った「エネルギーレシーバー」を発電機に取り付ければ事態は収拾できるはずだが、もう人間が接近できる状態ではなくなっていた。ブレインズはマックスを発電機に向かわせレシーバーを取り付けさせるが、マックスはバラバラになってしまう。

 最後。スコットたちが悲しげにマックスの一個だけ残った部品を回収してきてブレインズに渡すが、ブレインズは、その残った部品こそマックスで、他の部分はスペアパーツに過ぎない、と涼しい顔。そして実験室でマックスを作り直してご満悦状態で〆。


感想

 評価は○。


 そもそもオーロラで発電するという技術が良く解りませんでしたが、さらに「発電所が爆発したら地球が壊滅してしまう」という事故時のリスクの大きさについ笑ってしまいました。失敗時には地球が滅びてしまうとは、サンダーバード史上最凶悪の事故でしたな。

 今回は(ピーピー音で表示するところが)R2-D2のパクリ的なマックスが大暴れ。最後にスコットたちがマックスが壊れて悲しんでいるのに、生みの親のブレインズの方が「君たち機械に入れ込みすぎだよ」とクールなのもおかしかった。それにしても脇役ロボットのマックスですら主役回があるのに、マックスにすら出番で負けているサンダーバードS号の存在の意味はなんなのか。わざわざ河森氏にデザインを頼んだだけムダだったとしか思えません。

 それと、唐突にスコットとバージルがパパに会いたいとか言い出して「あぁ、そうか、ジェフパパは行方不明だったね」とようやく思い出す始末でしたが、このジェフパパが行方不明という設定は意味があるのでしょうか……

感想:映画「エクスペンダブルズ3」(2014年:アメリカ)


エクスペンダブルズ 3 ワールドミッション [レンタル落ち]

http://www.fujitv.co.jp/b_hp/151107premium/
放送 フジテレビ 2015年11月7日(土)

【※以下ネタバレ】

CIAから下されたミッション:地球規模の捕獲作戦、始動!
最強の傭兵軍団“エクスペンダブルズ”を率いるバーニー(シルベスター・スタローン)に下されたCIAの作戦担当ドラマー(ハリソン・フォード)のミッション。それはかつて共にエクスペンダブルズを結成した仲間であり、現在は悪に染まった組織の大物ストーンバンクス(メル・ギブソン)の捕獲作戦だった…。
ニューヨーク、モスクワ、ブカレスト、メキシコ、アフリカ―。世界で繰り広げられる仇敵との攻防。だがエクスペンダブルズの弱点を知り尽くした最強の敵・ストーンバンクスの力の前に、決して若くないチームの仲間たちの身を案じたバーニーは、チームを解散し、若いメンバーと新たにチームを組んで挑むのだが…。
解散を言い渡された男たちのとった行動とは?そして、CIAドラマーが隠し持つ驚がくの切り札とは?

あらすじ

 エクスペンダブルズはCIAからアフリカで武器商人の取引を粉砕するという仕事を請け負うが、バーニーは武器商人が死んだはずの怨敵ストーンバンクスだと気が付く。結局ミッションは失敗し、仲間のシーザーは重傷を負ってしまう。バーニーはCIAのドラマーから改めてストーンバンクスの身柄を確保する依頼を受け、仲間たちを全員解雇し、全く新しい若手メンバーを雇ってミッションに挑むが、またしても失敗し、仲間たちはストーンバンクスに捕まってしまう。ストーンバンクスはバーニーと共に最初期のエクスペンダブルズを立ち上げた仲間だったが、その後バーニーたちと袂をわかったのだった。バーニーは仲間たちがアズメニスタンという国に捕まっていると知り、ベテラン兵士のガルゴと二人だけで死を覚悟して乗り込もうとするが、そこに解雇したはずのかつての仲間が駆けつける。そしてアズメニスタンで、軍を相手に大暴れして、仲間は助け出して、ストーンバンクスは殺して、めでたしめでたし。


感想

 評価は○。

 ちょっと懐かしのアクション俳優たちがメイン級で出てくる痛快アクション映画の第三弾。今まで同様、主人公たちの銃は無制限に近く弾が出てきて、敵はただの的として飛び出してくるだけ、的大味な映画ですが、派手でテンポが良くて、またまた面白かった。このシリーズはホント毎回外さないので時間が無駄にならなくて嬉しい。

 しかし「仲間を増やしすぎだろ!」という気も。おかけでドク(ウェズリー・スナイプス)なんか出てきた意味があんまり無かったぞ。あと、若手のルナは総合格闘家のロンダ・ラウジーだったのね。なるほど、アクションシーンでいちいちそれっぽい動きをしていましたわ。

【脚本】
シルベスター・スタローン
クレイトン・ローゼンバーガー&カトリン・ベネディクト

【監督】
パトリック・ヒューズ



バーニー・ロス シルヴェスター・スタローン ささきいさお
リー・クリスマス ジェイソン・ステイサム 山路和弘
ガンナー・ヤンセン ドルフ・ラングレン 大塚明夫
トール・ロード ランディ・クートゥア 乃村健次
ヘイル・シーザー テリー・クルーズ 高橋耕次郎
トレンチ アーノルド・シュワルツェネッガー 玄田哲章
イン・ヤン ジェット・リー 池田秀一
ガルゴ アントニオ・バンデラス 東地宏樹
ドクター・"ドク"・デス ウェズリー・スナイプス 江原正士
ジョン・スマイリー ケラン・ラッツ 浪川大輔
ルナ ロンダ・ラウジー 佐古真弓
ソーン グレン・パウエル 小松史法
マーズ ビクター・オルティス 長谷川俊介
ボナパルト ケルシー・グラマー 土師孝也
コンラッド・ストーンバンクス メル・ギブソン 磯部勉
マックス・ドラマー ハリソン・フォード 村井國夫