2012-05-24
競争
仕事 |
今日は先週に引き続き、亜高山帯の観察とシカの摂食状況調査。
先週は見られなかった箇所で剥皮が。先週カメラを仕掛けておいて大正解だったわけだ。シカよりも早く亜高山帯に到達できたのは今年が初めてかもしれない。
しかし、シーズン初めの亜高山帯は体にこたえるねぇ^^;)ま、徐々に慣らしていきましょ。
破壊の神
その他 |
職場の共有PCのハードディスクがまたしても壊れた。しかも今回も物理エラーだ。私が職場のPC担当になってから、どうもハードディスクの故障が多い。私から不快な電磁波でも出ているのだろうか^^;)
そんな時にでもデータをとりあえずコピーできる素敵なソフトがこちら。
EASEUS Disk Copy
http://easeus-disk-copy-2-3.jp.brothersoft.com/
物理エラーが起きていても、その箇所を飛ばしてコピーを取ってくれる。起動しないディスクでも使えるのがよい。
2012-05-16
厳冬期の動物たち
仕事 |
今日は、亜高山帯に設置してあった自動撮影カメラの回収。
まずは森林内。キツネとかテンとかは写ってるんだけど、冬の間はシカは全く見られず。5月になって、激ヤセした個体が写ったぐらい。
一方、付近の林道ののり面。こちらは雪が薄い期間は結構シカが写っていた(複数個体が写っているの、わかりますか?)。それに加えてカモシカも。やはり緑化植物が用いられているのり面はシカにとって重要な餌資源となっているようだ。
しかし、East_scrofaさんから指摘を頂いたように、どうもすごく寒い時期の画像がほとんどないんだよね......カメラが動いていないのか、本当に動物がいないのか。自動撮影カメラは便利だけど、決して万能ではない。
2012-05-15
越冬
仕事 |
今日は、某牧場でカメラのデータ回収と電池交換。
一冬自動撮影カメラを仕掛けておいたのだが、シカが冬の間もよく写っていた。ちなみにこのあたりの標高は1500mぐらい。
で、春先の出始めたばかりの牧草も食べられているようだ。柵内外でみるとこんな感じ。
一方森林はどうかというと、牧場から離れた所でもシカは撮影されているが、柵内外の植生にはほとんど差が見られない。餌はやはり牧場周辺で確保しているのだろう。
今書いているシカ状態空間モデル論文でも、やはり人工的な草地が個体群増加率に正の影響を与えていることが示されている。牧場はなかなかすべて囲ってしまうのは難しいが、シカにとって居心地の悪い場所にする管理方法を考える必要があるだろう。
2012-05-11
in常陸の国
仕事 |
今日はお休みをいただいて常陸の国へ。
午前中はTさんと共著論文の打ち合わせ。変量効果とか多重共線性とかにいろいろ振り回されて、結局すごくシンプルなモデルになりそうだ。学術的には新しくはないかもしれないが、実用向けとしてはわかりやすい結果になったと言えるだろう。
先日の空間相関もそうだけど、場所ごとにしっかりその場所の特徴を捉えるようなデータがある場合、変量効果はかえってわけがわからない結果を生み出すのね。ちょっと今後気を付けないと。
午後からは、新しいシカ研究ができないかという打ち合わせというかブレインストーミング。まだお金のめどが立ってないのでこそこそとやることになるが、本格的な研究に発展できればいいな。多分既存のシカ屋さんは全く考えたことがないことだと思うんだよね。こういうアイデアを考えているときが一番楽しい。
2012-05-09
冬明けて
仕事 |
今日は山奥にて、ニホンジカを誘引するための餌まき。
時期的には、まだこの標高でうろうろしていてもおかしくないが、今日はシカの痕跡は少なめ。ただし、この冬はずいぶんと剥皮に走ったようだ。結構太い木が剥皮されていた。
さて、誘因をかけて、高山帯に行くはずだった個体がうまくトラップされてくれればいいのだが。戦いの始まり。
シカ状態空間モデル
投稿まであと少し。大事な結果の部分がすっきりせず、この2週間ほどいろいろ試行錯誤。
今日、なんとかなるかもしれない傾向が見えてきたが、もしかすると
- なんでもかんでも変数を入れてみるのはよくない
- 場所の環境条件がちゃんとわかっている場合、空間相関を用いるのは環境条件の影響評価にかえってマイナス
なのかも知れない。今までは空間的に広がりがあるとつい空間相関を使ってしまっていたが、きちんと元データと推定結果を見てみると、必ずしもそうではないのかもしれない。
2012-04-26
誰が捕獲するのか?
仕事 |
3日にわたった巡業、おしまい。いろいろ考えさせられました。
しかし確実なのは、10年後にはこうして説明をした方の大半が捕獲に携われなくなること。外から人を呼んでくるのか、内で新たな捕獲の担い手を創出するのか。目標を言うだけの時間はもう終わっていると思う。
じゃあお前はどう考えているんだよと言われると、残念ながらまだ見いだせていない。しかし、以下の事については、自分で進められる範囲で進めようと思っている。
- 行政機関が、捕獲を専門的に行う者を雇用する(ガバメントハンター)。
- 行政職員の業務に捕獲を含める。
- 既存の猟友会とは異なる、捕獲専門の組織を作る。組織のメンバーとしては、行政機関と猟友会の有志?
- この組織は、捕獲部門と教育部門を持つこと。
- 捕獲部門は、最新の技術を取り入れて効率のよい捕獲を実行できること。
- 教育部門は、捕獲技術に関する内向け(全く捕獲をしたことがない者を採用しても、捕獲に従事できるようにする)と外向け(捕獲技術の普及)の教育を行えること。
- 国家資格として、新しい捕獲者制度を作る。
まあ、ありきたりですね。コメントいただけると嬉しいです。
ちなみに、ジビエと捕獲は切り離して考えた方がいいと思います。捕獲したシカなどを食料としていただくことは重要だと思いますが、まずは捕獲の効率化を最優先にしなければならない状態です。ジビエはジビエとして、振興方法を独立に考えた方がいいと思います。











シカが増えて住宅地をウロウロすることに、住民の多くは危機感を抱かないでしょう.urban deerに対する米国の意識調査結果は日本にもあてはまるとおもいます.
で、民主主義の結果として野良猫のように野良鹿が街の中をウロウロするんじゃないでしょうか.
確かに業としての林業はかなり厳しい状態ですが、だからといって放置していいのかどうかは難しいですね。シカの摂食が行きつくところまで行けば成林すらできなくなりますから、土砂崩れが発生して山際では多くの死人が出ると思います。
あとは、結局今国内の林業が振るわないのは外国から材を買えるからですが、日本の経済状況からしても外国の木材資源状況からしても、外国から必要量を確保できる時間はもう10年も残っていないと思います。入ってこなくなってから国内の森林に目を向けても遅いので、ある意味その最大の脅威と言っていいニホンジカの摂食対策について、個体数管理についてはこういうことを考えなきゃいけないのかなと思っています。
> シカが増えて住宅地をウロウロすることに、住民の多くは危機感を抱かないでしょう.
これはその通りですね。日本は(平均のレベルで)こと理系素養が低い国ですし、「それの何が問題なの?」と言われて終わりでしょうね。本当はここが一番問題なのですが。