『「ノクターナル・アニマルズ」を観たよ』

ラストシーンをどう解釈すべきかわからなくて、あちこち読むと幾つかの仮説があったんだけど、総じてみんなスーザンを復讐にあたいするひどい女ととらえているのが気になった。彼女は、自らに流れる血と母親にかけられた呪いのなかで、精一杯がんばって生きてきたと思うんだけどなぁ。もちろん彼女の現在を知っている観客の視点から見ると、あちこで間違った選択をしてきたかもしれないけど、人間なんてそんなものじゃないですか。
あと気になったの、ラストシーンで着ていた緑色の胸元のあいたドレスの意味。きっと何かを象徴しているんだろうけど、そういうの詳しくないのでわからなくて。