アウトプットによる知識の定着化

先日からずっとセミナー用のパワーポイントを作成している。

前回のセミナーではちょうど100枚、その前のセミナーでは113枚と、なかなか膨大な量のパワーポイントを作ってきたのだが、今回もそれくらいのボリュームになりそうだ。

基本的に「大きい文字で」「大事なところだけ」という高橋メソッドを心がけてるので枚数が膨らんでるわけなのだが、この方が色々とメリットが大きい。第一に、読む人が疲れない、そして第二に、先生達が自分の授業で再利用しやすい。

特に二番目の「先生達が自分の授業で再利用しやすい」っていうのは、とっても大事なことだと思ってる。自分が生徒として身につけた知識を、自分の血としてそして肉として消化するためには、自らの授業でアウトプットしていくのが一番の方法だからだ。

授業の中でアウトプットしていくことで、自分でよく理解できてない部分が明確になるし、また自分の授業で使いやすいようにカスタマイズしていくことで、知識の裾野が広がっていくと思っている。

これは自分にも言えることで、頭の中では理解しているつもりだった案件でも、いざ人前で説明しようとすると、うまく言葉が出てこなかったりする。あやふやな知識のままで適当にお茶を濁そうとした部分に限って、先生達から鋭い質問が飛んできたりする。それで、「すみません、持ち帰らせてください・・・」となることも多い。

そんなこんなで、「アウトプット」することの大切さをしみじみ感じている今日この頃なので、自分が作成するパワーポイントの資料についても、先生達が自分でカスタマイズして使いやすいように工夫しているつもりだ。先生に、「あ、この資料パクって授業で使えそう」と思わせることが出来れば、自分の中でガッツポーズなのだ。

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