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御光堂世界〜Pulinの日記

2010-09-29

林月光その3 月光仮面劇場

ホモ雑誌『さぶ』に連載されていた林月光作画のホモ告白絵物語。読者投稿のホモ体験談を林月光氏が脚色して絵物語に仕立てたシリーズです。ここに挙げた例は1980年代初期頃のもの。ここでは「月光仮面劇場」というタイトルになっています。絵もオールカラーのグラビア。


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この絵物語の文章部分

月光仮面劇場

怪奇小説

作・画 林月光


 僕が新宿駅頭で自分の詩集を売ったのは三十年も昔である。画学生の僕は学資不足をバイトで補ったが東北訛がひどくて喋れないし、のろまで夢想家の僕に出来るのは絵を入れた詩集のガリ版売りぐらいだった。

 だが当時は貧富の差が大きくて詩を読む階層は少く、空腹で立っている事も出来ない時の援いは夜の女達が同情買いしてくれる事だ。

 或る夜そんな女の一人でオカマの桃子が僕を花園街のおでん屋で奢ってくれた事がある。酒が入ると僕も男性の要求が起るし、店のママが二階を使っていゝと薦めたから初めて桃子と枕を共にしたものだ。桃子は僕が童貞と知って尺八を楽しんだが、彼女のアナルを攻めさせられた僕はあっけなく昇天して精力不足を思い知らされ、桃子が便所へ降りると酔いと疲れで寝込んでしまった。

 だが再び僕を勃起させ、夢心地にする舌技が始った。ふと気付くと中年の見知らぬ大男が桃子以上の激しさで僕の性感帯を攻撃中だ。ぎょッとした僕はいやあーと声を上げた。


 だが直ぐ男に唇を奪われ、既に僕の勃起が淫水まみれと気付くと、桃子だと思えばいゝやとホモを楽しむ気になり、桃子の真似を始めた。

 腰を上下すると快感が倍増したから男の褌をはずして握ってやると、彼の亀頭が狂おしく僕の内股を突上げてぬるぬるだ。僕のアヌスを狙う彼の男根は薄毛の内股に挟んでしごいたから忽ち果てゝいった。

 汚れた内股は彼が舌で始末したが僕はその口中へ思い切り発射してやったから征服感は僕の方に残って、

『この部屋は貴男のもんらしいな』

 と大人ぶって書棚に満載の本を見渡すと僕の汗を拭き乍ら彼は、

『俺は作家で此処が稿案を練る場所さ、男色は俺の小説の鍵なんだ。店も俺が出資者だが実は街頭で君に一眼惚れしてネ桃子に誘惑させたのさ、浪人貴公子風な君が大好きだ!!』

 と尚も唇も求めるからテレた僕は

『肌は真黒で痩せっぼの僕でも男色の魅力があれば売ってやるよ』

 どうせ飲屋の親爺の作家気取りさと判断したのは僕の大ミスだった。


 彼は推理小説の大家で、特に怪奇小感のヒット以来、ホモ趣味はネタ探しと解釈されて堂々と僕に本名の荒井先生と呼ばせて遊ぶ人だった。

 だが見かけより高齢で、僕を欧米へ留学させておいて他界したから荒井流怪奇とホモ趣味を僕が画家としてキャンバスに描き始めた。

 僕はホモSEXの感動を描く訳だから一作毎に新しい相手が必要で、スポーツクラブを転々探すうちに噂が拡がり、僕に憧れる選手も多くなり、抽象画だから写真のモデルの様に誰と判らずに金になるよとコーチにくどかせるのも荒井流である。

 僕は生来田舎者なので相手が知的な明智小五郎風な美青年なら黒蜥蜴になって悩ませるし、金田一耕助型なら潮騒の少年になった絵を描くから、ドラマチックな東洋のダリだと米国で人気が沸騰して、美術館から新作展示の注文まで来たのは館長が日本人ホモに傾倒している故だ。

 張切った僕だが超大作なので六ヶ月の期間が要る。今迄の様に一夜の契りの感動では続かぬホモの絵だ。


 モデルは僕と同棲出来る若者に限るがおいそれと見付かる訳がない。悩んでいるとその朝は朝刊が遅い事に気付き、散歩し乍ら配達少年の姿を探すうち足首を捻座した高校生の健が自転車を引ずって配する姿に出違った。彼は番犬に襲われたと裂けた短パンご押えたが性的魅力満点の逸物が覗き、僕の股間を熱くする。彼の配達を手伝い乍ら僕はホモ画家でモデルと同棲したいと打明け、米国見物の賞与つきで六箇月百万円の契約を申込むと、彼はアパート代が不要になるし、当分配達は無理だしと快諾して引起して来た。

 裸にすると日本の若武者風な美少年ぶりが益々魂力的で僕の画想がぐんぐんふくらむ。何も彼も初めての彼なのにSEX好きで夜明け迄も僕に抱き付き宇頂点にしてくれる子だ。役所へ彼の転居届をするよと本籍を尋ねた僕は顎然となった……。

 なんと荒井先生の甥に当る子で、先生が幼児の彼を抱いた写真まで見せたのだ!!偶然と云えるだろうか?吾々は怪奇な霊界の恋人達なんだ!?



★今回は因縁君の投書で仮名脚色だ★便箋でいゝよ君の運命的なSEXを華麗な絵物語で記録しよう★サン出版さぶ月光係宛



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林月光画集その2 月光天狗劇場

今日のお食事 つけ麺

お茶の水のカレー屋エチオピアの裏手にある最近できたとおぼしきラーメン屋(店名失念)でつけ麺。

甘味と酸味の濃いつけ汁だった。

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2010-09-28

今日の食べ物 レトルトカレー

S&B 欧風ビーフカレー。

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味はやや甘めだった。

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そして中村屋インドカレー。スパイシーチキン。

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今のところ、レトルトカレーではこれがもっとも気に入っている。

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2010-09-27

今日の食べ物 カレー

咖厘屋カレーというレトルトカレー。

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箱に謳ってあるほどは辛くもスパイシーにも感じなかった。

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2010-09-26

国立駅前が縁日

国立駅前に縁日の屋台が出ていた。

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そこでケバブを買った。

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2010-09-25

この秋はじめて長袖を着た

秋になって今日はじめて長袖の服を着た。

だんだんと涼しく肌寒くなってきた。来週には10月になる。今年もあと3ヶ月、長いようであっという間だった。

2010-09-24

三島由紀夫と中井英夫についてのメモ

二人の作家、三島由紀夫中井英夫は親交があった。

二人とも男色家で耽美主義者だった。

三島由紀夫は、耽美右派で、権威主義、マッチョ志向、天皇主義、だった。そして(多分)受動でM。

中井英夫は、耽美左派で、反権威主義、非マッチョ志向、アンチ天皇主義、だった。そして(多分)能動でS。


そういう分類の上で、この二人の顔を見比べてみても、違和感はない。


三島由紀夫               中井英夫

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三島由紀夫中井英夫も東大卒業の秀才であり、そのエリート的貴族趣味としての耽美主義・男色嗜好、そしてエリートである己への反発として無頼漢や粗野な男への(性的な)憧れ、といった点でも両者は共通している。



というメモ。

(加筆予定)

2010-09-23

なんだか肌寒い 秋なんだ

この夏が過ぎてから、今日はじめて肌寒さを感じた。秋が実感された。

けれども、食事(ゴーヤチャンプルーとか)を摂ったら少し身体が火照ったので、食べ物のエネルギーは重要であることを再認識した。

2010-09-22

国立の店4

夏のころだけど。

国立の旭通りに涼しげな居酒屋があったので入ってみた。ニチニチというお店。

トマトのピクルスとラッキョウの塩漬けを食べ、ビールを飲んだ。


ニチニチ店舗

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トマトのピクルスとラッキョウの塩漬け

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2010-09-21

1990年代初期頃の田亀源五郎の漫画のキャラ

田亀源五郎「禁断」作品集

田亀源五郎「禁断」作品集

『田亀源五郎【禁断】作品集』を読んで気付いたのは、収録作の「衣川異聞」に出てくる武蔵坊弁慶が、インターネット上で見かける「熊先生」(同じく田亀源五郎の「俺の先生」の登場人物。「布団を敷こう、な!」というセリフで有名なキャラ)と、そっくり同じタイプだったこと。

「衣川異聞」は1992年発表作品で、「俺の先生」も同じころの作品らしい。『田亀源五郎【禁断】作品集』の他の作品は大体2000年前後のものなので、それらとは少し絵柄が変わっている。

とにかく田亀源五郎先生の熊っぽい男への愛情がよく伝わってきた。


「衣川異聞」の武蔵坊弁慶

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「俺の先生」の熊先生

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2010-09-20

眠いな・・・もう寝る

何だか、妙に眠くてたまらない。

今日はもう寝てしまう。

2010-09-19

今日のお食事 ラーメン

立川北口の、中国ラーメン揚州飯店で、黒酢ラーメン(840円)。

黒くてしょっぱそうに見えるけど、さっぱりした酸味のあるラーメン。

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『田亀源五郎【禁断】作品集』を読んで

田亀源五郎「禁断」作品集 田亀源五郎「禁断」作品集


ホモSMがテーマの漫画でも、同じ作者の『外道の家』のようなハッピーエンドのある壮大な長編ドラマではなく、もっぱら残虐趣味を追求した短編集。

以下収録作品の


◎「闘技場「アリーナ」」 では空手家が

◎「瓜盗人」 では落武者が

◎「KULANKE」 では若者が

◎「猛き血潮 中里和馬の場合」 では帝国陸軍中尉が

◎「猛き血潮 坂田彦造の場合」 ではやくざが

◎「NIGHTMARE」 では軍人が

◎「ZENITH」 では反体制ゲリラが

◎「だるま憲兵」 では帝国陸軍憲兵伍長が

◎「衣川異聞」 では武蔵坊弁慶が


ひたすら残虐な責め苦を受け辱められ犯される。四肢切断されたり殺されたりする。責められる男達は主に髭面で短髪の逞しい壮年である。

その残虐さグロテスクさは目を覆うばかりであるが、その中でも人体改造ネタとかは現実離れし過ぎていて、読んでいるうちに頭がくらくらしてくる。

オチが用意されていて、なる程、と思わせる話もある。

ここでのSM趣味が表すのは何だろう? コミュニケーションの極致としての姿だろうか。


参考画像はとりあえずグロくない場面(「猛き血潮 中里和馬の場合」)。ここからすさまじい責めが展開されるのである。

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体毛が濃い描写は田亀源五郎先生の特徴。


万人にお薦めできる作品ではない。


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2010-09-18

今日のお食事 天ぷら定食

神田神保町の、いもや、で天ぷら定食(600円)。

海老、きす、いか、かぼちゃ、春菊、海苔、に、オクラ(追加100円)。

味噌汁の具が多い。

カウンター8席だけの小さな店。

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2010-09-16

男、小沢一郎、に関して

先日、小沢一郎タイプの男の魅力は女にはよく分からないだろう、というようなことを書いた。

2009年9月の衆議院での首相指名投票の際、小沢一郎氏は病身の羽田孜元首相の身体を支えて投票の手助けをした。永年の盟友への愛情の発露だと思う。

けれど、こういうタイプの男達の友情は、小泉純一郎元首相をネタにホモ漫画を描いちゃったりそれを喜んだりするような女性の美意識でも、感覚的に受入れづらいかな、と思った。


羽田孜元首相の身体を支える小沢一郎氏

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2010-09-15

今日のお食事 ラーメン

府中の西はずれの大元という中華料理店でラーメン(420円)。最近食べたラーメンのうちではもっとも安い。

昔ながらの中華料理屋によくあるようなラーメンだった。

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2010-09-14

民主党代表選、小沢一郎氏の敗因は?

注目されていた民主党代表選挙では、首相の菅直人氏が、小沢一郎前幹事長を破り再選という結果になりました。

一貫して小沢一郎氏に批判的だった大手メディアの下馬評通りでした。

ここでは、政治的なことは措いて、小沢一郎氏の敗因の一つは、ずばり、女性に受けなかったからだとみます。

さて、ここで唐突ですが、清原宗明著『ホモタイム』(太田出版)という本を挙げます。ホモ雑誌のカメラマンなどで活躍してきたホモの著者が、ホモにまつわる蘊蓄のようなものを述べたエッセイです。

この中に「ギョッ!「小沢一郎」がオナペットの美少年」という章があります。そこから少し引用します。 


 若い女性百人に聞きました。「小沢一郎と田村正和」どちらが好き? 結果は見るまでもありませんよね。百人ゼーンブ田村正和に決ってます。

 ではホモ百人に聞きました。どうしても二者択一しろ、といわれれば田村正和を選ぶ男が二割くらいはいるかもしれない(ひょっとしたら九十人、小沢を選ぶかな? 実際調べてみたいものだ)。田村正和を真田広之や風間トオルに入れ変えても大差はないでしょう。

「小沢一郎と赤井英和」ではどうだろう。女性は同じく全員赤井英和を選ぶだろう。使い古しのテンプラ油をくぐり抜けてきた、ヌリカベ顔の小沢一郎のオヤジキャラクターは徹底的に女の子に嫌われている。ホモの場合も相手が赤井君となるとドッと赤井に票が流れる。九十五人くらいか。しかし、カタクナに”小沢一郎が好きっ!!”というホモ君が確実にいる。

(中略)

 今まで『さぶ』(引用者注、ホモ雑誌)のモデルになった男の子で、ファンレター募集のコメントに「小沢一郎が理想のタイプです。ああいうたよりになる優しそうな中年の方からのお手紙待っています」と書いた人が二人いた。二十二、三歳の引き締まった体の坊ちゃんタイプの好青年であった。読者からのお便りにも「小沢一郎が好き」というのがたまにある。どうやら小沢一郎とヤリたい、と本気で思っているホモ君達がいるらしい。ホモ世界をよく知っている人にとっては当たり前で、”オヤジっぽい中年フトメ好き”のジャンルが以前から存在していて、そのジャンルに属する男は、同じフトメのオヤジタイプと、小柄で大人しい坊ちゃんタイプの男の子だ、ということも分っている。別に不思議ではない。(後略)

(引き合いに出されているタレントなどがやや古い感じがするのは、この本が1994年初版だからです。)


だから小沢一郎はホモにしか受けないとみるのではなく、ここで言う「ホモ」を「男の魅力をよく分っている者(男女問わず)」と解釈すれば、ここで示唆されていることの意味は明らかでしょう。

悪相というか容貌魁偉というかそういうタイプの小沢一郎氏に比べて、菅直人首相や、例えば小泉純一郎元首相(およびその子息小泉進次郎代議士)などは、まあどちらかといえば男振りはいい方です。少なくとも小沢一郎氏よりは普通の若い女性には好まれるタイプでしょう。

現代の大手メディアでは、どうしても(若い)女性に最大限の気を使わなければやっていけないから、小沢一郎タイプは嫌われることになる、とみます。


ホモタイム 表紙

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男、小沢一郎、に関して

西友の397円弁当 その20 彩り幕の内弁当

久しぶりに西友のお弁当売り場をみたら、397円の、彩り幕の内弁当、というのがあったので買ってみました。


内容は、


わかめご飯

黒豆ご飯

茶飯?

紫蘇ふりかけご飯

玉子焼き

ひじきの煮物

しいたけ煮物

ニンジン煮物

竹の子煮物

肉団子×2

サケ塩焼き

とり唐揚げ

きんぴらごぼう

細切りたくわん


で、総カロリーは520Kcalと表示。

ご飯もおかずもいろいろな種類のものが少しずつ入っています。だから単調な感じはないです。品物は他のお弁当などと共通のようです。煮物などの味は少々甘め。一食分には、まあ充分かな。

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西友の298円弁当試食記

2010-09-13

インターネット上では見知らぬ他人と共感できたり意気投合できたりするのに、隣近所に住む人とは意思疎通できなくなっていくのはなぜ?

インターネット上では見知らぬ他人と共感できたり意気投合できたりするのに、隣近所に住む人とは意思疎通できなくなっていくのはなぜ?

この問い自体が答えなのか? つまりインターネットを介しているからこそコミュニケーションでき、隣近所だからこそコミュニケーションできない。

2010-09-12

○○崩壊についてのメモ

先に、○○難民、について書きました。

同じように、破滅的な状況を、○○崩壊、という言い方で表すことも最近は多い。

それについてのメモ。

これは、表す内容は字面だけで大体分りますね。

経済悪化(とそれを引き起こした新自由主義・市場原理主義)による「社会崩壊」「生活崩壊」からもたらされた必然的な帰結であることも分ります。



・学級崩壊(授業崩壊)


・家庭崩壊


・地域崩壊


医療崩壊


・介護崩壊


・福祉崩壊


・学力崩壊


・市街地崩壊


・食卓崩壊・・・・家庭団欒、栄養管理の場としての食卓が失われ、家族の各人が適当なものを適当な時間に食べるようになった状態。


・職場崩壊・・・・職場の人間関係が崩壊して組織としての体をなしていない状態。


・マンション崩壊・・・・老朽化するマンションが、維持管理費不足で修繕できず廃墟化していく状態。


・口腔崩壊・・・・医療費がない、関心がないなどで保護者が子供の歯の治療をさせず、子供が虫歯だらけになっている状態。


・大学崩壊・・・・大学レベルでの授業崩壊



とりあえずここまで。


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○○難民についてのメモ

2010-09-11

弱者を弱者とみなさない変な論法

弱者・社会的弱者が公共や社会に対して自分は弱者であるとうったえる、このことに対して、本当の弱者は弱者であることをうったえたりしない・うったえることができないものであるから、弱者であるとうったえている時点でその者は弱者でない、とする屈折した認識の人がいたりするようです。

うったえなかったり、うったえられない状況にある弱者が存在することも事実でしょうが、だからといってその論法の認識は変ですね。

2010-09-10

○○難民についてのメモ

何かの事情や悪条件によって、何かをする手段や方法がなくなったり、困難な状況に置かれたりする人たちのことを、○○難民という言い方で表すことが最近多くなってきました。

それを拾ってメモ。

なんでも「難民」を付ければいいってものでもないでしょう、と思うのであまり好きな言い方ではありません。でも、「○○難民」とは一連した構造的問題である構図は見えてきます。

一つの「難民」状況は連鎖的に他の「難民」状況を引き起こしたり、ある原因から複合的にいくつもの「難民」状況に見舞われることが分ります。

ものによっては、役所などでは「○○難民」を「○○弱者」と呼ぶこともあるようですが指すことは同じです。


・ネットカフェ難民・・・・仕事がない、当座の敷金礼金が払えない、保証人がいない、等の理由で住居を借りることができず、結果的に高くついてもネットカフェに寝泊まりせざるを得ない人。


・買い物難民・・・・身近の、生鮮食料品や日用品など生活必需品を扱う店が潰れたりして、はるか遠くの店にまで買いに行かざるを得ない人。自家用車に頼れないお年寄りなどでは深刻な問題。特に生鮮食料品が近くで安価に買えない地域をフードデザート(食の砂漠)と言ったりもする。


・交通難民・・・・地域の公共交通機関が、不採算等の理由で廃止や削減され、移動が困難な状況に置かれている人。自家用車に頼れないお年寄りなどでは深刻な問題。


・帰宅難民・・・・大規模災害時に公共交通機関が長時間停止したり道路が不通になったりして、出先(主に都心部)から自宅に戻れなくなってしまう人。


・高層難民・・・・大規模震災などでライフラインが停止した時、高層住宅の高層階に住んでいて生活が困難になってしまう人。


・避難所難民・・・・大規模災害時に、避難所が不足してどこにも入れなくなってしまう状況の人。


・介護難民・・・・介護が必要なお年寄りなどで、介護施設から出されたり受け入れてもらえなかったりして、行き場を失ってしまう人。介護サービスを充分に受けられない状況にある人。


・医療難民・・・・病気を抱えていても、入院している病院から出されたり、受け入れてもらえなかったりして、困っている人。


・出産難民・・・・出産しようとしても、近隣に出産施設がなかったり、あっても受け入れてもらえなかったりして、困っている人。


・保育難民・・・・保育が必要な子供が居るのに、手近な保育所がなかったり受入れてもらえなかったりして、困っている人。


・駐車場難民・・・・自動車やオートバイ(あるいは自転車)で出かけても駐車場がない・満車で停められないなどで、駐車場探しに苦しむ人。


・自宅難民・・・・サラリーマンの男性などが、家族に敬遠されて自宅にいてもくつろげなくなってしまっている人。


・住宅ローン難民・・・・住宅ローンの返済が困難になり、抵当としての家を競売に掛けられ失ってしまう人。


・就職難民・・・・新卒一括採用の雇用慣行のため、その機会を逃して就職が困難になっている人。


・学歴難民・・・・一流大学・大学院卒業でも、その高学歴にみあう職業に就けなかったり、高学歴ゆえに敬遠され就職しづらくなってしまっている人。


・IT難民(情報難民、デジタル難民)・・・・パソコンなどのIT機器の操作に疎く、あるいは所有していないため、インターネット上の情報やサービスに接することができない人。ブロードバンド等のインフラが未整備で利用できない地域の人。


・恋愛難民・結婚難民・・・・需要供給のアンバランスや機会がないなどで恋愛や結婚が困難になっている人。


・資格難民・・・・資格取得に熱心でもそれが仕事や就職に結びついていかない人。


・昼食難民・・・・オフィス街などで昼食時に飲食店などに人が集中し、なかなか食べられなかったり、そもそも飲食店がなく、昼食が困難な人。


・外食難民・・・・近隣に手ごろな飲食店がなく外食が困難な人。


・食事難民・・・・さまざまな事情・悪条件などから充分な栄養ある食事を撮れない状況の人。上の方のいくつかの「××難民」とも被る。


・洋服難民・・・・自分にマッチする洋服がなかなか売っていなくて困っている人。


・美容院難民・床屋難民・・・・適当な美容院や床屋がなくて困っている人。


・老後難民・年金難民・・・・年金や貯蓄が足りず、退職後の老後の生活が困難になってしまう人。


・地デジ難民・・・・テレビのアナログ放送が終了し地上デジタル放送に移行すると、受信機がなく(買えず)テレビが見れなくなってしまう人。


・携帯難民・・・・携帯電話の規格が変わったりして今までの携帯電話が使えなくなってしまう人。


・トイレ難民・・・・施設利用者数に比べて設置トイレの数が不足していてなかなか用を足せずに困っている人。または、トイレにこもって携帯電話を操作する人。トイレ自体はあっても水道電気紙などがなくてトイレの使用ができなくなる状態も言うようである。


・煙草難民(喫煙難民・灰皿難民)・・・・煙草が吸いたくても吸える場所がなくて困っている人。


・マラソン難民・・・・どのマラソン大会に申し込んでも希望者が多過ぎて抽選にもれて走れない人。


・エレベーター難民・・・・エレベーターを使いたくても見つけられなかったりなかなか乗れなかったりして困る人。


・ガソリン難民・灯油難民・・・・ガソリンスタンドの廃業などでガソリンや灯油などを手近に入手できなくなり困っている人。


とりあえずここまで。


批判されながらもいまだ猖獗をきわめている自由競争・市場原理主義(新自由主義)においては、儲からない商売やサービスはやる必要はないしやれない、客が商品やサービスを選べる以上に、売る方は客を選べるし切り捨てられる、またせざるを得ない。市場は開拓するばかりでなく閉めもする。だから「○○難民」という状況が生まれるのでしょう。

市場に受け入れられないとか市場が選択するとは売る方や商品について言われることが多いのですが、利潤を上げるためなら自由市場の都合は買う方をも選択し、市場に受け入れられない(儲けとみなされない)消費者は見放されます。


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○○崩壊についてのメモ


(追記)

上記のさまざまな「難民状況」を包括して「定住難民」という概念があるようです。

すなわち、住んでいる場所がどんどん不便になっていくならもっと暮らしやすい場所に引っ越せばいいというのも一つの解決法ですが、いろいろな理由(金銭的、仕事の問題、行く場所がないなど)から不便で暮らしづらいと分っている場所に留まらざるをえないことを指して「定住難民」とみなすようですが、社会的に見捨てられた人々といったニュアンスが持たされています。

2010-09-09

百合ブーム=現代の女護が島憧憬

男が出てこない、または、ほとんど重要な役割として位置づけられていない、女ばかりで成り立っているストーリーの「百合」ものがいま興隆しているのは、古典的な女護が島憧憬が、現代的に再生しているものとみる。

2010-09-08

暴力団=反社会的集団という定義は?

暴力団は辞書的には


暴力あるいは暴力的脅迫によって自己の私的な目的を達しようとする反社会的集団。

大辞林


とされているが、単に反社会的としては実態とは違うのではないか?

暴力団(やくざ)は、ずっと日本の社会に深く根を張って、さまざまな分野に癒着している、社会の裏面そのものであり、反社会というよりも裏社会、台湾風に黒社会と言った方が実感がある。

暴力団のような存在は無いに越した事はないが、単純に反社会とみなすよりも、なぜ暴力団がはびこっているのか、そこからまず考えた方がよい。

2010-09-07

昔の雑誌 音楽雑誌『ミュージック・マガジン』1982年7月号に紹介されている中国のパンクロックバンド

ロックを中心にいろいろなポピュラー音楽を紹介啓蒙していた音楽雑誌『ミュージック・マガジン』1982年7月号に、中国からロックバンドが現れたとして、ドラゴンズなるバンドの『龍革命』というアルバムが紹介されている。

2010年の現在では、中国のロックバンドと聞いても別にどうとも思わないが、30年近く前のこのころはまだ衝撃的だったらしい。

ドラゴンズなるこのバンドは、中国の落ちこぼれの若者3人組による、ギター(兼ボーカル)、胡弓、ドラムス、という変則的な編成で、オリジナル曲を中心に洋楽のカバー曲などもやっているという。

ヘタクソだけど面白い、とこのレコード紹介にはある。ロックなんだけどすごく中国っぽいともある。ひょっとしたらヤラセなのではないかという指摘もある。

1980年代初期に現れた中国のロックとはどんなものなのか、話の種に一回聴いてみたいとは思っても、CD化はされてはいないようだし、もう幻として消えてしまったのかもしれない。

この号で詳しい記事は平岡正明氏が書いているが、ここには中村とうよう氏によるレコード紹介の部分を掲げる。

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ミュージック・マガジン』1982年7月号表紙

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ちなみに、この紹介を書いている中村とうよう氏(追記:2011年7月に自殺)は、この雑誌の創刊発行者で、ロックなどの大衆音楽を媒介に世の中を変えていけたらという考えを持っていたようだ。それが、2000年代に入ってから、小泉純一郎氏および「小泉改革」の熱心な信奉者となり『ミュージック・マガジン』誌上でもそれらを称賛し(自民党そのものには好意は持っていないらしい、安倍晋三元首相には極右であると批判していた)、民主党の鳩山由紀夫氏・小沢一郎氏などに対しては、ずっと金権といって批判を続けている。民主党でも前原誠司氏は支持しているらしい。

この同じ号には、若き日の保坂展人氏(当時27歳)がやんちゃな若者の一人?として寄稿している。今の元社民党代議士(追記:2011年4月から東京都世田谷区長)としての保坂氏は、今の中村氏をどう思っているのか、気になったりもする。


同号の保坂展人氏の寄稿

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2010-09-06

今日のお食事 ラーメン

中野北口のおーくら家、平たい麺の感触がやや物足りない感じだった。

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2010-09-05

女の子同士のペアルック流行?

仲良し女子 ペアルック

街で注目 イベント感覚


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派手な色柄と船員風の帽子が目を引く女子高生2人組。「とにかく目立ちたい」


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白のタンクトップとデニムのショートパンツがさわやかな印象。「仲がいいのでいつもペアルックです」


 恋人や夫婦が同じ色やデザインの服を着る「ペアルック」。1970年代ごろに流行したが、近年は「気恥ずかしい」と敬遠されがちだった。

 ところが最近、若い女性を中心に、友人同士で「ペア」の装いを楽しむ若者が増えているという。

 実際、東京・神宮前の街角で、おそろいの服装をした、おしゃれな若者を何組も見かけた。


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花柄のつなぎはピンクとオレンジの色違いでかわいらしく。シャツもひらひらとしたレース調で合わせた。「ポップでおしゃれな感じでしょ」


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デニムと花柄の組み合わせが似た雰囲気。「洋服の趣味が一緒。今日待ち合わせをしたら、あっ、似てるねって」


 ブランドのロゴが入った白のタンクトップと、デニムのショートパンツ。全く同じ組み合わせで歩いていたのは、神奈川県から来たという高校3年の女子生徒二人。「小学校時代からの友人で、バイト先も一緒。洋服もよく同じものを買っています。おそろいの服を着て、仲の良さをアピールしたい」

 外国人観光客がカメラを向けるほど派手なペアルックで決めていたのは、福島県から遊びに来た高校2年の女子生徒たち。スカート部分に大きな水玉模様をあしらったミニドレスに、船員風の帽子姿で、存在感たっぷり。胸当て部分と帽子の色は違うが、光沢感のある靴までおそろいだ。「お互い派手な格好が好きなので、とにかく二人で目立ちたい」と話す。

 女性同士が似たような服を着る現象は「ニコイチ(二人で一人というほど仲が良いこと)ファッション」「双子ルック」とも呼ばれ、昨年頃からファッション誌やテレビで取り上げられるようになった。

 「素材や色、柄をさりげなく合わせるなどして、ペアルックを今風に楽しんでいるようです。人間関係が希薄になるなか、友人とつながっていたい気持ちを表現しているのでは」。昨年春、女性同士のペアルックを各店舗の売り場で提案した「パルコ」の広報担当者はそう話す。同じ服を二人に買ってもらえば、売り上げも倍増というわけだ。

 そろいの服を着て歩けば、街で目を引くことは間違いない。アニメの登場人物にふんするコスプレとも、通じるものがありそうだ。ペアルックの若者たちは、そんなイベント感覚を楽しみながら、仲間意識を確かめ合っているのかもしれない。(生活情報部 岩浅憲史)

(2010年9月1日 読売新聞


面白い現象が起きているんですね。

これが、男同士でおそろいの格好をして仲むつまじくしていたら「ホモ」と見られるかもしれません。

今日の食べ物 カレー

ラー油カレーというレトルトカレー。

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振り掛けるラー油とかにんにくチップとかを除けば、カレーそのものは平凡なカレーだった。

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2010-09-04

今日の食べ物 ラーメン

インスタントラーメンに、鶏肉チャーシュー、モヤシ、ネギを追加。

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立川のNTT電波塔

立川駅北東のNTT電波塔。

よく見ると結構大きい。

9月2日にラーメンを食べた丸幸の近くから望む。

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2010-09-03

男は男、女は女、という幻想の崩れる時

記者の目:性分化疾患性同一性障害=丹野恒一


 「男の子か女の子か、どちらにしますか」。子が生まれた直後、医師にそんな決断を迫られたら、どう答えることができるのだろう。

 染色体やホルモンの異常が原因で外見からは性別が判断しづらい赤ちゃんが数千人に1人の割合で生まれている。その事実を知ったのは2年余り前だった。我が子3人の出産に立ち会った私は、子どもの性別は出産前から決まっていて、誕生した時には確かめるだけだと思い込んでいた。だが幸せに包まれるはずの瞬間に医師の一言で目の前が真っ暗になり、親族や知人からの祝福の電話にも出られない親たちがいる。しかも医療関係者の知識が不十分だと、適切な検査もなく性別が決められてしまうことさえある。


 ◇自分は男?女?苦しんで自死も

 性別は染色体の型がXXかXYかで決まると考えられがちだが、性器や性腺(卵巣・精巣)が女性か男性かで一致していなかったり、染色体もXだけだったり、XXYといった型で生まれてくる子どもがいる。成長後も、男女どちらにもはっきり属することができない体と感覚に苦しむことが少なくない。

 こうした子どもはずっと前から生まれていたにもかかわらず、社会の偏見の中で本人や親は隠し続け、医療界もメディアもタブー視してきた。日本小児内分泌学会はこれまで使われてきた「半陰陽」や「両性具有」という言葉に蔑視(べっし)するような響きがあるとして「性分化疾患」に統一したが、それもわずか1年前のことだ。

 私は当事者や家族を一人一人訪ね、昨秋からくらしナビ面で連載「境界を生きる」を執筆している。長く声を上げられなかった人の話を聞いていくにつれ、自分の中にあった「性別」というものに対する固定観念は崩れていった。

 性分化疾患を持って生まれてきた子どもたちは、いつ自分の疾患を知るべきなのか。それだけでも難しい問題だ。何も知らず男の子として育ち、ある日突然に初潮が来たり、女の子として育って成長後に卵巣や子宮がないと知ることがある。恋をする年齢になり、事実を知った直後に自ら命を絶った大学生もいた。

 性別の境界にいるのは彼らだけではない。体の性別がはっきりしていても、心と一致せず苦しむ性同一性障害は、1000人に1人の割合ともいわれる。男女別の生活を強いられる学校に通えなくなったり、誰にも打ち明けられず自傷行為を繰り返す子どもたちもいる。

 連載をこう評した家族がいた。「取材に応じられるのは壁を乗り越えられた人たちだけ。声を上げられない人が大勢いる」。取材を申し込んだところ、こう断られたこともある。「あなたのお子さんが同じような状況のとき、知る必要のない人たちにまで知ってほしいと思いますか。世の中には知らなくていいことだってあるんです」。心も体もほぼ女性なのに、ホルモンの異常で外性器が男性化してしまう疾患の子の母親だった。


 ◇自分らしく生きたいだけ

 他にも耳を離れない言葉がある。心は女性なのに体が男性で苦しむ18歳の学生を取材した時のことだ。安全性を無視して個人輸入した女性ホルモン剤を服用しているが、外見の変化は期待ほどでないという。「今の姿のままで女性として生き始めても、性的倒錯者としか思われない」。自分らしく生きたいだけなのに、なぜ自らをそんなふうに表現しなければならないのか。返す言葉が見つからない私に、学生は痛々しい決意を示した。「それでも生き抜けるよう、強くなりたい」

 連載にはこれまでに100通近い反響をいただいた。共感や体験に交じり、55歳の男性会社員から批判的な感想が届いた。「男に生まれた以上は男として生きるよう身に着けさせるべきだ」。理由は「手術で性別を変えても、母親にはなれないから」という。こうした考えもまだ根強いのだろう。

 私自身は取材を通して、性別の境界を生きる人々は決して特別な存在ではないと思うようになった。性には多様な形があり、体の性別があいまいなこともあれば、心の性別が体と逆になることもあり、好きな性が異性であったり同性であったりもする。私を含む多数の人は、その数限りない組み合わせの中から、たまたま典型的な形でそろっただけの存在なのだ。

 「知らなくていいことがある」「性的倒錯者とみられてしまう」。家族や子どもたちにそう思わせているものは何なのだろう。人間は男女に二分される。そんな常識を問い直す先に訪れるのは無秩序か、それとも誰もが生きやすい社会か。私は後者だと信じたい。(生活報道部)


毎日新聞 2010年9月3日 0時07分

http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20100903k0000m070125000c.html


男は絶対に男であり、女は絶対に女である、という幻想は、こういう事実によってもろくも崩れてしまいます。その幻想の上に成り立っていたのが、男は男らしくせよ、女は女らしくせよ、そして、男女の固定的な社会的役割分担、という考え方で、いわば幻想を前提にした幻想というべきものでした。この幻想も崩れていきます。

引用文中の55歳男性会社員氏の感想は、永年縋ってきたこの幻想が崩れることへの恐怖の叫びなのでしょう。


ただ、この引用文にも気になる点はあります。

「半陰陽」や「両性具有」という言葉に蔑視の響きがあるとしていますが、そうでしょうか。これらの語にはむしろ宗教的荘厳さが感じられます。近代の固定的男女観にとらわれる以前の、人間の率直な崇拝感覚を表しているような。「両性具有」は古くは「聖」でした。

蔑視でも聖視でもなく、特別視はせず、どこにでも起こり得る当たり前のこととして受入れよう、という趣旨は分ります。それにしても「性分化疾患」という「術語的」な言い方がかえって病的な印象を受けてしまいます。

そして、男女どちらかの性別に決める、という時点で、まだ男女の枠という観念からは自由になっていません。

こういう問題を提起しておきながら、「性的倒錯」については何か不道徳を表すような表現に使っているのもどうか?


もちろん、性別が前提になっている現実社会においての当事者の苦しみを思えば、第三者が軽々しく言えることでもないのも分っています。

個人の意識変革とともに社会的に克服していかなければならない課題です。

2010-09-02

今日のお食事 ラーメン

立川北口の丸幸でチャーシュー麺。刻みタマネギが乗っているのは八王子系というそうです。

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民主党代表選 両候補のキャッチフレーズの違い

キャッチフレーズにおいては、元気な日本という抽象的な次元で語っている菅直人氏よりも、国民の生活が第一という目線の小沢一郎氏の方に共感ができます。


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2010-09-01

一物多価

デジタルカメラのメモリーがなくなり、買おうと思ってとりあえず街の小さなDPE屋に入ってみたら、置いてあったものの何だか高かった。この前、家電量販店では同じものがその半額ぐらいで(追記:半額というのはオーバーだった、2割くらい安く)売っていたよ。小さい店では高くなってしまうのは仕方ないとしても、それほどの価格差があると、すぐにでも必要というのでもない限りそこで買おうという気にはならない。いろいろ考えさせられる。別の店ではもっと安かったから同じくらいに負けてくれとも言えないし。