時間が足りない

「時間が足りない」とはほとんどすべての人が感じることであろう。
足りない時間の中で人生を送るには、なすべきことを絞り込まなければならない。何をやるか選択しなければならない。何かを選択するということは選択しなかったものごとを捨ててしまうということでもある。惜しいけれど捨てなければならないことの方が多いのである。
いつまでも選んでいては前に進めない。
人生に無限の選択肢があるとしたら幼児のうちだけである。幼児的全能感とはこのことでもある。