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御光堂世界〜Pulinの日記

2014-01-18

『宗像教授伝奇考』を読んだ

星野之宣の漫画『宗像教授伝奇考』を読んだ。

奇抜な学説を得意とする民俗学の教授、宗像伝奇(3巻の記述によると54歳)が行く先々で怪事件に巻き込まれるというのが基本パターンの作品集。

1巻の始めの方ではわりと堅実な展開だが、巨人が現実に現れたりする派手な話もある。


第1巻file.6 巨人伝説

空港に開いた大穴から巨人が出現

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宗像教授伝奇考 (第1集) (潮漫画文庫)

宗像教授伝奇考 (第1集) (潮漫画文庫)

2013-01-09

最近、気に入っている漫画、『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』

最近、自分が気に入っている漫画に、『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』があります。ガンガンONLINEというところでWEB連載(私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!)されていて、ただで読めます。

内気な(ただし弟にだけは高圧的)女子高生、黒木智子が、高校に入ったら自然とモテるだろうと思っていたのに友達さえできなくて寂しい日常を送る様子を描いた、ちょっと切ないギャグ漫画です。黒木智子(愛称もこっち)はちょっとキモいところもありますが大変かわいらしいです。なぜモテないのかと不思議なくらいです。もこっちは大変良い子なので、他の女子生徒がみんなスカートを短くしている中で、一人だけ標準らしい長いスカートをはいています。(実際は短くする勇気がないのかもしれません)

WEB連載をまとめたコミックスが現在3巻まで出ています。



(追記)

2015年8月時点では8巻まで出ています。

初期に比べると大部知り合いが増えて孤独な感じではなくなっています。

2011-06-19

手塚治虫の仏教観

手塚治虫には代表作『ブッダ』があるが、そこで描かれるブッダは、悟りきった超人聖人の釈尊というよりも仏陀になってからも最期まで悩み続ける普通の人間であるし、仏伝に出てくる人物やエピソードに相当な独自解釈が加えられている。また、晩年の作『火の鳥 太陽編』では、善神として日本土着の神々が描かれ仏教の「神々」はそれを脅かしに来た異国の邪神の扱いになっているから、手塚治虫は人間としてのブッダに関心はあっても宗教としての仏教は醒めた目で見ていたのだろうと思われる。

手塚治虫の思念に土着回帰があってその象徴として日本の神々が描かれたのかもしれない。

このテーマはもう少し考察して加筆予定。


ブッダ全12巻漫画文庫 (潮ビジュアル文庫)

ブッダ全12巻漫画文庫 (潮ビジュアル文庫)


火の鳥 10・太陽編 上

火の鳥 10・太陽編 上

2011-06-17

のらくろの出世の限界

戦前の人気漫画『のらくろ』は、主人公の「のらくろ(野良犬黒吉)」が、食うに困って軍隊(猛犬連隊)に入り、はじめは失敗して叱られてばかりして(営倉という軍隊内の牢屋にも入れられたりする)いたのが、次第に機転を利かせた活躍をして出世(昇進)していき、二等兵だったのが、下士官になり、士官学校に入り、将校になる、そして当時の日本の状況を反映し、のらくろの犬の国と隣国の豚の国の戦争の話になり、そこでものらくろは手柄を立てて大尉にまで昇進し、戦争が一段落ついたところでのらくろはあっさり軍隊を除隊し、大陸で鉱山開拓のような仕事をはじめる、ここまでで戦前にかかれた部分は終る。

作者(田河水泡)は、のらくろをもっと軍隊で活躍させる構想でいたが、軍隊を漫画化したことに当時の軍部は面白くなく、作者は当時の戦争を美化宣伝するようなストーリーも描いて軍部に迎合したが、やはり軍部は気に入らず、結局のらくろを除隊させ軍隊ものから冒険ものにテーマを変えたが、戦争が激しくなって描き続けられなくなったという。

無邪気な子供の読者は、のらくろがどんどん手柄を立ててこのまま大将・元帥にまで登り詰めることを期待したかもしれないが、現実の軍隊では正規のコースを通ったキャリア組でもない二等兵あがりがいくら手柄を立てようがそんな昇進ができるわけもなく、のらくろが大尉にまでなったのも異例の出世だから、軍部が不快に思ったのもそこかもしれないし、けっきょく軍隊ものとしての『のらくろ』はそこまでが限界だった。

草履取りが関白にまでなった秀吉の時代や足軽が大官になった明治初期とはもう違うのである。

軍隊も官僚組織だから、高級幹部になれる要員はあらかじめキャリア組として決っていて、現在の自衛隊でも兵隊クラスから幕僚長にまではなれない。


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のらくろ漫画大全 (スーパー文庫)

2010-11-16

田亀源五郎の漫画の顔のこと

田亀源五郎の漫画に出てくるタイプの顔は実在するのだなと祭(蘇民祭)の画像を見て思った。


田亀源五郎『外道の家』の惣右衛門

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蘇民祭に参加している人

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