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[]§ NOTES

實迷途其未遠、覺今是而昨非。

12/09/03

[]エウレカセブンAO 16-18 20:57 エウレカセブンAO 16-18を含むブックマーク

歴史改変砲なんて恐ろしい代物が出てきてしまった。クォーツ・ガンを使えば使うほどに苦悩していくアオはかわいそうだけれど、全スカブをなかったことにしてしまえば、こじれにこじれた問題も、アンマーが四次元化することもなくなって話は丸く収まるのではないだろうか。エンディングの三人の様子からしてもそういう展開を想像してしまう。融合爆裂で消し飛んだスカブに関係した事象は変えられるんかな?

転じてナルはスカブの存在をよしとして、『交響詩篇』に繋がるような地上を覆う展開を望んでいるように見える。ただスカブは本来、時空を超えてやってくるものではなくて宇宙から来た物質が成長したものなのだからシークレットの言い分通り『AO』の世界は初めからスカブが来るはずではなかった世界のようにも思える。2025年よりあとにスカブの素が宇宙から降ってくる可能性も無きにしも非ずだが。

となると『交響詩篇』へと繋げてタイムパラドックスを避けるためのような行動ではなく、思い込みかスカブのいう「対話」を成就させるためか。「コーラリアン人間の混血はトラパー下では〜」を気遣った、スカブさんなりの壮大なお引越しだったりして。

フレア人間関係を築く不器用さは、浮き彫りにされれば確かにずっと描かれていたような気もするけれど、決定打はなかったとも思うわけで。ガゼルへの想いも「父の代わりとして依存したかったから」と連想できるけれど、やはり言い切るには描写が少なくて決定打に欠ける印象がある。モノローグに頼らない代わりに、もうひと押しがほしくなる。

ハンソンの言説をもとに人々が動く様が『高い城の男』ならば、クォーツ収集を望んでいたビッグブルーワールドが策を進めていれば話の展開は『プロテウス・オペレーション』あたりになったのだろうか。そういえば設定が繋がって転がりまわる楽しさは間違いなくSF的だし、事態の不透明さや「話がふっ飛んでる感じ」と以前書いたストーリーラインの切り替わり方までも、確かにSF小説を読んでる時の気分に近い。

マギーちゃんが米軍所属になって敵対する勢力図になってしまった。戦闘ではろくなことなかったゴルディ時代に続いて、改変されても幸せになるとは限らないことを身を持って証明しないか不安だ。

12/08/16

[]#15 21:45 #15を含むブックマーク

2週休みで与力も湧いてきたので久々に。ほんと久々だな。

エウレカが出てきたというイベントを除いても、11話以前と以後で話の作りが違うように思えるのは、提示に徹されていた事象が繋がりはじめたからだろうか。露骨に謎が残されているなりに無理なく話が流れるようになったというか。普通に羽ありましたね。

感情の変化が二重人格のようになってきたエレナが目立つけど、磐戸島のトシオも何か一ひねりありそうな台詞をよく言う。SFの『マイナス・ゼロ』的な予測も放送初期からされてたりしたな。

トゥルースはさておきトシオも、光の柱に向かって飛ぶ白いニルヴァーシュを思い返している点はどうだろう。今までの描写からその光景を人々が目撃できたのは、2015年の沖縄本島スカブバーストのときぐらいだろうか。「本島に赴いていた島民はナルのみが助かった」という話とのズレは、伝聞やアオの誇張からくるものなのか、特に気にすべきことではないのか。2013年の来訪時に見たとか、これとは別のところで見たとかなら腑に落ちる。

ズレといえばエウレカが身ごもっていた「娘」、アオの「姉」の存在もそうか。幻のように現れるエウレカと月光号の中から現れたエウレカは、分岐した二つの未来からそれぞれ起点となる過去へやってきているなんて考えたりしていたけど、アオがトシオに「姉」のことを尋ねた時の反応からすると、「姉」が実在した上で何か知っていそうな感じがする。

クォーツを廃棄せずわざわざ貯めていた理由は16話で明かされるだろうか。エウレカが持ち帰ったクォーツがどうなったかも鍵の一つになりそうだが…それにしても鍵と鍵穴の多い作品だ。フレアの想い人の話題が再び浮上してくる暇はあるのだろうか。

ミラーやゴルディロックスは視聴者の中で存在を膨らませることはできても、重要な役を担わせるにはもう少し下地が描かれてほしい/ほしかったなと。ミラーは謎の一端なのだから仕方ないが、キーワードに書けることが少ないとなおさら気になってしまう。マギーちゃんとメイヴちゃんもっと喋ってもよかったのよ?

12/07/07

[]グスコーブドリの伝記 20:00 グスコーブドリの伝記を含むブックマーク

ぐぬぬぬぬぬ!これは珍しく第一印象で納得がいかない! 寝不足でやや意識が確かでなかったことが原因なら申し訳ないけれど、納得がいかなかった点がいくつかあったように思える。

人さらい以上の扱いになっている人さらいは、「死神」のような解釈にでもなっているのだろうか。全体的に訳ありげな改変が施されてるけど、いち登場人物として見ればブドリとの関係がラスト唐突に変化したのが突っかかる。

銀河ステーション」のアナウンスとともに、単なるスターシステムとは限らない様子で登場する『銀河鉄道の夜』のサブキャラクターたちなど、『銀河鉄道の夜』の世界観が直にでてきたのは予想外だった(箔付けかもしれんけど)。人さらいが裁こうとしていたブドリの「侵犯」の容疑もそれに関係してるのかしら。

「てぐす工場」が幻のように処理されていたのも意外だったな。作中でも特に夢想的な場面である工場の件を夢に隔離してしまうことで、物語比較現実的なことのみで構成する狙いだろうか。本来は火山噴火の伏線もあったりするのだが、夢オチにして大して意味がないようなシーンになってしまってて勿体ない。

よいところ。美術と背景は森のシーンも都市部も圧倒的で、幻の街の非現実感も素敵だった。『イノセンス』のスタッフだっけか? 前と比較されがちな音楽は艶やかで、かつブドリのひた向きさが醸し出されててよかった。 声も特に抵抗なく、重ねられる吐息や笑い声も作品の雰囲気を支えていた。

平和暮らし寒波飢饉で衰退していくまでの描写も丁寧だった。ファンタジックビジュアルにつられて見に来てる人たちがいそうで心配である

話の流れもわりと明確で分かりやすい部類の原作を、そのまま映像化しないのはありだけど、改変の意図を感じられなかったのがこの不満の理由だろうか。

見落としたのでなければ、クーボー博士の煙の問答がなかったのが一番残念なんですけども。

追記

明確で分かりやすい部類だと「錯覚してしまう」原作微妙ニュアンスを、幻想現実を行ったりきたりさせることで表現したのか。

ともすれば原作を念頭に置かなかったり、二度目に見るときはまた違う印象になるかもしれない。

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